参加中のIEEE802 Interimは、今夜のCACで個別会合が終了。チェアを務めるTGaiも、無事にD5.0の書面投票へ明日のPlenaryの決議で進むことになる。
というわけで、夜はチェアミーティング後に、802.15.4sのチェアをしている知人と、ホテルの近くのシーフードレストランJoe's Fortesで打ち上げ。二人だとシーフードタワーのポリューム感が堪能できる。
一旦ホテルにもどったあと、ウイスキー仲間のTGubへ顔を出す。この会を仕切っていたベテランのコンサルが、今回でIEEEの標準化から離れることになる。彼は、僕より少し若いのだけど、転職先(クライアント)はあのイーロンマスクのSpaceXでそうだ。昨年遊びに行ったテキサスの家も売却して、LAに引っ越しするそうだ。
たまたま、昨日も三月まで標準化に従事していた別な日本人で、やはり同じ世代の方も、転職活動で内定がでたという知らせがあった。やはり、それなりのスキルと実績がある人は、早期退職にしても、契約更新にしても、きちんと次の仕事がアサインされるんだなと感じる。手に職というのは、昔から言われてるけど、職というのは特定の技巧ではなくて、信頼できる仕事をするかどうかということなんだろうな。
企業の大小を問わずいくつかの会社で、社内政治に長けているだけで、外から仕事のパートナーとしてみると疑問のつくパターンの人を沢山みてきた。ああいう人達は、いざ早期退職とかで転職活動になってから自分のキャリアスキルに気づくのだろうか?
昨日入ってきた、もう一つのビッグニュースは、経営再建が急務と騒がれている大手メーカーで、四半世紀以上のおつきあいのある知人が代表取締役に就任されたことだ。
彼は、知り合った頃の担当時代から、技術、設計に対してとても真摯で、これでもかというくらい可能性を検討する人だった。その分、どらちかというと、社内政治などは疎い感じで、技術仕事一筋で、かなりの立場になってからも、僕の仕事場にきて一緒に半田付けをしてくれたくらいだ。
そんな彼が、結局は社内での役職はどんどん上がって、ついには代表取締役に就任したのだから、これもやはり仕事に対する真摯さからではないだろうか。
時期が時期だけに、軽く就任をお祝いするのも難しいけど、この大任を、きっと果たされると期待している。
そういえば、これで東西の同じイニシャルのメーカーは、両方とも面識のある方が代表になったのか、みんな凄いな...