トップ 最新 追記

Mano Blog

Health | MISC | NPO | PC | インターネット | 仕事 | | 電波 |

2015-06-01 Heartbeat monitor その後

_ [MISC] Heartbeat monitor その後

  月曜朝は、出勤前にサニーでの一鞍。今日は、先週確認した馬用のHeartbeat monitor を相方に装着してみた。特に、問題もなくしっかりと心拍がリアルタイムに測定できることを確認。

  これで、四肢の動き、心拍、騎手の動きを同期して測定できる最低限の動作は確認できたことになり、あとは本測定に向けての手順などを確定すれば、ちょっと面白いデータが取れそうだ。

  それはそれとして、今日も騎乗前に調馬策運動を10分くらい行ったけど、この前よりはそこそこに良いリズムで回ってくれた感じがする。

  午後は、授業をしたあと上京して、少し事務処理。

_ [インターネット] SNSスパム

  なんだか、週末から今日にかけてFaceBookのメッセージでスパムが届く。年金の標的型アタック事件もあるけど、もうネットに繋いだらスパムは来るものだというのが、最低限の感覚になりつつあるのは、なんか悲しい。


2015-06-02 循環モデル

_ [仕事] センサーと循環モデル

  今日は、親会社が始める新しいサービスについて、いろいろと話を聞いてディスカッション。

  一見、なにも関係ないように見えるEverySenseの仕事と、見事にリンクができて、かなりワクワクする未来像が結ばれた。とにもかくにも、技術オタ的なネタと、文系ネタが見事に融合した循環モデルになりそうなのが面白い。

  センサーを、プロアクティブに使うという発想は、これからのIoT時代に新しい可能性を開くかもしれないなどと書くと、なんのことよって突っ込まれそうだけど、それはおいおいまた書いていこう。

  今日の夕方、EverySenseが開発している汎用センサーのワーキングサンプルのケースが入荷した。中国でシリコン型で製造させたのだが、シルクも塗装もあるし、透明素材もアクリルなので、それなりに見栄えがする。

  今回は、30台試作したんだけど、これだと3Dプリンタより格段に安くなった。


2015-06-03 熱き議論

_ [仕事][電波] 熱き議論

  今日の午後は、IEEE802.11aiの応用として、車々間通信などについての勉強会。前から、いろいろと話をしていたことが、そこそこに次のステップになってきたのが面白い。

  勉強会のあと、標準化でもなんども一緒に仕事をしているメンツと一献。皆、僕よりかなり若いのだが、こちらも技術論では、歳を忘れて机叩いて激論状態。

  やはり、こういう口角泡を飛ばす議論ができるのは、歳の差に関係なく本当に楽しい。周りからみたら、喧嘩してる状態だろうけど、異論、反論の理由がわかれば、納得するし、それはそれ、これはこれとなるのが嬉しい。

  今日は、二次会が若者好みのお店だったんだけど、そこの店って、僕が二十代の頃からある店で、多分20年ぶりくらいに訪れたみたいで、それも面白かった。

  実に楽しい夜だったけど、周りの人うるさくてごめんさない。


2015-06-04 BoD

_ [仕事] BoD

  今日は、IEEE-SAのHQと9月に来日するBoDメンバーの行動計画などについてのテレカンでスタート。IEEE-SAも、標準化活動のメリットを企業に伝えて、会員獲得と活性化を進めることに積極的だ。標準化活動そのものを、価値あるものとして捉え、それをアピールするというのは、日本の標準化ではあまり見受けられない。日本の場合、標準化活動そのものではなく、標準化によって得られる個別の関係者利益にのみ注目し、それのみがインセンティブになっている。だから、総合的に標準化活動というもの事態のプロフィットというのは、なかなか理解されにくいうえに、当然それを享受できる企業も少ない。

  いくつかの打ち合わせのあと、夕方からはEverySenseのBoDだった。出資頂いてる各社からの取締役にお集まりいただき、いつくかの審議事項と、報告のあと、ディスカッションアイテムでも、貴重な意見をいただいて無事に終了。

  懇親会では、出資会社の取締役の方も参加されて、技術オタネタからミスxxネタまで、幅広い話題で盛り上がった。


2015-06-05 クラウドファンディングは変わるのか

_ [仕事] クラウドファンディングは変わるのか

  EverSenseで開発中の汎用環境センサーのワーキングサンプルが、かなり最終形態に近くなってたきた。これは、来週開催されてるInteropのIoT Worldにも出展する予定だ。

  そんなわけで、これに合わせて制作してきたEverySenseのプロモーションビデオも、今朝方無事に完パケとなった。

  かつて、Root,Incでは、高速ハンドオーバーなどの技術開発をしていたことから、その技術の実証成果を知ってもらうためにビデオを作ったことがあるし、IEEE802.11aiの実証実験などもビデオによって、その理解者を広めた。

  これに対して、今回のEverySenseのビデオは、技術成果の紹介というよりは、サービスコンセプトの紹介で、いわゆるブロモーションビデオのような類だ。

  こういうモノ造りをしてプロモーションビデオを作ってとなると、最近はキックスターターなどのクラウドファンディングが、なんといっても広く認知されている。ところが、先月の渡米の時に、このクラウドファンディングについて、複数の人から興味深い話を聞いた。

  いま、キックスターターなどをしようとすると、ビデオを作ったり3Dプリンタでプロトタイプを作ったりで、最初からかなりの費用がかかるというのだ。

  本来なら開発費などがないから、ソーシャルファンディングだったはずだけど、いまやそこで成功するための投資が必要ということだ。

  さらに、これは噂だけであって欲しいのだけど、出店者側が自ら途中途中でドネーションをしているケースがあるらしい。クラウドファンディングでは、一定の調達額に満たないと無効になってしまうこともあり、所謂「さくら」的な行為をするケースもあるとのことだ。

  とある、VR系のスタートアップは、キックスターターへの誘導のために、フリーウェイ沿いに大きな看板広告を出していて、どう考えてもその広告費用のほうが調達希望額より大きいなんて話もある。

  つまりは、クラウドファンディングは、もはやプロモーションの一つであり、ここに頼ることなく一定の投資をしていないと成功しないということらしい。

  ここ数年、シリコンバレーでも日本でも、モノ作り系カンファレンスとか、ハッカソン的イベントやスタートアップのピッチイベント等がかなり盛り上がっている。しかし、これらを仕掛けてるのは、スタートアップじゃない周辺産業(コンサルとか支援産業とか) なわけで、そこは決してポランティアじゃないという構図が見え隠れする。

  というわけで、クラウドファンデイング主催会社を含めて周辺産業が、うまいことスタートアップを乗せて、美味しいとこを持っていくという構図があるとすると、そろそろ大きな変化が出てくるかもしれない。


2015-06-06 雨の恵

_ [MISC] 雨の恵

   水不足のなか、ようやく昨日の東京はまとまった雨が降った。今日は、昼過ぎに山梨に戻って畑を確認したら、山梨も少しは降ったようだ。

  それでも、畑の野菜たちは、葉物以外は、まだ生育が十分じゃないのが気になる。

  そんななか、庭のイチゴは、一気に色づいたみたいで、鳥や虫たちとの争いに負け気味だけど、ちょっと楽しむくらいは収穫できた。

  溜まっていた、事務処理を片付けて、ご近所さんが持ってきてくれた筍で夕飯を食べたあと、某学会の論文紹介記事の構想に頭を巡らすものの、いまひとつ文章の神様が降りてきてくれない...orz..

画像の説明

2015-06-07 Something is different, but I don't know what is the different yet

_ [MISC] Something is different, but I don't know what is the different yet

  今日は、久しぶりにSunnyのオーナーと、茅ヶ岳に10kmのトレーニングライド。僕とWingTempooが先行で一時間ちょとをトレイル。

  相変わらず、我が相棒は元気がよくて、舗装路以外はそこそこに速歩で気持ちよく走ってくれた。

  今日は、心拍計をつけて、相棒の負担をなるべく意識して、登りではツーポイントで騎乗してみた。結果的には、まだ何ががわからないけど、自分のほうはいままでと違って、膝の擦れもなくかなり体の負担を感じないで乗れた。

  あきらかに、いままでと違う感覚なんだけど、まだそれが何かが判らない。ただ、舗装路の常歩区間も、ハミの触り方を指で感じることを意識していたつもりで、それなりにPooとのコミュニケーションができていた気はする。

  午後は、事務処理仕事を片付けて、夕方からSunnyのオーナーの誕生日を言い訳にして、我が家で一献。

画像の説明

2015-06-08 条件付き

_ [] 条件付き

  今日は、最終便で羽田から広島へ移動。例のアシアナの事故で故障した空港設備の一部がまだ普及していないため、ちょっと天気が悪くなると運行に障害が出る。

  というわけで、今日のフライトも、着陸できない場合は、羽田に引き返すという条件付きフライト。着陸態勢に入った時の機長のアナウンスだと、着陸の確率は50%とのことだった。実際には、モニターなどでみてるとそんなに視界も悪くなく、無事に定刻の着陸となった。

  昔の西広島空港時代に、天候不良で福岡に降ろされたことはあるけど、まだ羽田に戻ったことはない。この時間に、羽田に戻らされたら、もうどうにもならないから、今夜は助かった。


2015-06-09 広島〜福岡〜羽田

_ [][MISC] 広島〜福岡〜羽田

  昼過ぎまで東広島市のクライアントで打ち合わせ。そのあと、東広島から新幹線で博多に移動し、さらに九大学研都市まで地下鉄で移動。

  夕方の打ち合わせ先の方は、某家電メーカーで、民生機器の開発をされていた方。今は、いろいろと話題のメーカーズ系スタートアップの、試作開発から量産までを手がけている。

  僕もそうだけど、やはり民生の大量生産の開発に関係してきた人は、いまのメーカーズプームの一品試作とモノ造りのギャップの大きさを知っている。なので、成型の話でも、部品の話でも、話が早くて楽しい。

  今日は、EveryStickの次のアイデア展開での打ち合わせだったのだけど、ここでも新しいアイデアがてできて、とても建設的だった。

  博多にきて、魚も飲みもせずに日帰りというのは、滅多にないことなんだとげ、明日から展示会があるので、夜の便で羽田に戻ることにする。それでも、ラーメンも食べないのは残念なので、空港でギリギリの時間にラーメン。

  羽田についあと、いつものテレカンだったのだけど、さすがにモノレールや電車の中では参加できないので、iPhoneでWeb-EXに接続して、ひたすらヒアリングモード。ちょうど、三鷹に着いたころに終了した。


2015-06-10 Return to Interop Tokyo

_ [仕事] Return to Interop Tokyo

  今日から開催されるInterop Tokyo 2015に、EverySenseとしてIoT Worldのブースに出展。

  Interopには、1998年にPRUG(Packet Radio User's Group)とともに、無線ルータの原型を、Root,Inc.で出展し、その後、アライドと合併するまで毎年のように出展していた。最後に出展者として参加したのは、アライドテレシスとして出展した2006年なので、かれこれ9年もぶりになる。

  今回のブースは、1998年の時と同じで、特定テーマのための、一番小さいコマ。これは、1998年のRoot,Incのスタートのデジャブという感じで、なにかとても楽しい。

  そして、ブースに懐かしい方が何人も訪ねて来てくれたりで、また新しい挑戦ができることの嬉しさを噛み締めた1日だった。

画像の説明

2015-06-11 Internet な人たち

_ [仕事] Internet な人たち

  Interop 二日目の今日は、終了後にFather of the Internetである、村井先生の還暦を祝う会が開催された。そんわけで、今日の午後後半からは、展示会場の方でも、懐かしい人たちが徐々に集まりだして、なにやらタイムスリップしたような感じだった。

  さすがに、Interop会場である幕張での開催ということで、もう参加者はみな生粋のインターネットな人だ。お祝いに駆けつけた登壇者も、彼らが持ってきたお祝いのプレゼントも、企画も村井さんらしと、Wide らしさ、SFC らしさ、Internet らしさが溢れた、楽しい会となった。

  散会後は、本日の主役と発起人らとで一献。もう、政治背景から外交から、まさに造形の深いというか、面白い話が尽きなかった。

  それにしても、顔ぶれをみると、みんな歳をとったけど、老害チックじゃないとこがいい。やはり、インターネットというのは、技術革新ではなくて、文化革新だったんだということを、とても強く感じた夜でもあった。


2015-06-12 déjà-vu chez Interop Tokyo

_ [仕事][電波] déjà-vu chez Interop Tokyo

  今日で、三日間のInterop 2015が終了。以前に比べたら会場の大きさも、出展者数も、入場者数もかなり少なくなったけど、楽しい三日間だった。

  自分自身も、1998年の最初の出展の頃と同じような規模感で、新鮮な気持ちで出展者となった。また、たくさんの旧知の人との再会もあって、彼らがみんな業界で楽しいことに取り組んでいるのも変わらない。

  一方で、僕がRoot,Inc.でInteropに出展したり講演してきたことが、いまやコモディティーになったことを、つくづく感じた。それは、なにかというと無線LANだ。1998年に無線ルータなんてものをだしたのはRoot,Inc.しかなかったけど、いまや大手が軒並みおなじような製品を出展している。

  その傾向で面白いのは、スタジアム用とかの屋外型を各社がそれなりに取り組んでいることだ。そして、これらの製品をみると、アルミダイキャストのシャーシにいてれ、IP65くらいの防水性なども、しっかりと配慮されている。

  一時期、無線LANは、とても屋外に置くことを配慮していないような製品を、プラポックスに入れて屋外用ですなんて展示をしているとこが多々あったけど、ここにきて、それなりに皆さん真面目な設計になってきた。

  また、屋外アンテナの充実もそれなり各社している。日本で、無線LANに高利得の屋外アンテナが使えるように制度改革をしたのは、1998年くらいのことで、あの時の努力は無駄にならなかったなと思う。

  無線LANのこういう展開は、本当に15年くらい遡った景色を見ているようで、なんだかデジャブだ。

  Root,IncもMobile Internet Serviceも、僕が起業した事業は、いつも既存の制度や規制に変更を求めた。そして、その都度、正面から官庁と対峙して、ともに制度改革にも取り組んだ。

  最近、イノベーションをという言葉をよく聞くけど、本当にイノベーティブなものに挑戦するときには、常に既得権益や既存規制への変更や、新しい制度設計を伴うものだ。そういう意味では、EverySenseも既存の情報のあり方に一石を投じる面はがある。

  そんなわけで、今回の来場者の反応などでも、やはりいままでにないこと、気付いてないことに挑戦している感は、とても感じられたのも、無線ルータやモバイルインーネットのスタートと同じだ。


2015-06-13 吹割の滝

_ [] 吹割の滝

  毎年恒例の、長男の卒業した学校のOB親睦旅行で水上温泉へ。朝、山梨から佐久へ出て、そこから信越、関越高速で、沼田まで移動。高速を下りてから小一時間ほど日光方面に行ったところにある、吹割の滝で集合。

  まったく、知らなかったのだが吹割の滝というのは、そこそこに知られてる名所らしく、観光バスやマイカーで、それなりに人が来てる。ここの滝は、川の中央部分に亀裂があって、そこに流れ落ちる感じで、ちょっと独特の景観だ。

  この滝を中心に、すぐ川下にも別の滝があって、浮島や吊り橋などもある遊歩道が周り囲んでいる。紅葉シーズンなどは、かなり絶景かもしれない。

  宿は、水上温泉郷の中で、ご多分にもれず厳しい温泉街だけど、そこそこに集客はできてるようだ。

  今年も、学校の先生も参加してくれて、久しぶりに親子ともども旧交を温めた。

画像の説明

2015-06-14 地下でもLTE

_ [] 地下でもLTE

  朝、水上の宿を出発して、まずは矢木沢ダムを見学。利根川水系最大のアーチ型ダムは、迫力満点。きっと、ダムおたの人たちには、超基礎コースなんだろうけど、なかなかに見応えはある。

  ビジターセンター等を一通り見学したあとは、土合駅に移動。上越線の在来線下りホームは、駅舎から70m以上もトンネルで下った地下にある。ここは、入場料をとるわけではなくて、歩いて462段の階段を下りてホームまで行ける。

  僕が学生の頃は、まだ新幹線もないし、関越高速も前橋までだったので、越後湯沢や石打にスキーに行くのは、深夜バスか在来線だった。学生の身分で特急は高いので、当時は在来急行の佐渡で、よく越後湯沢に通って、あの頃はこの駅を列車の中から眺めて通過したものだ。

  それにしても、この地下のホームで、Docomoは、しっかりとLTEのサービスが受けられるというのは、びっくりした。一方、iPhoneは、白い犬のほうなんだけど、残念ながらここは圏外。というわけで、桃ちゃんもここに逃げてくれば、鬼にバッコーンされない。

  帰りは、水上の道の駅で昼食をとって、昨日と逆コースで帰宅。幸いに予定よりちょっと早く帰宅できて、明日の講義の準備も滞りなく終了。

画像の説明

2015-06-15 Serial evangelist

_ [仕事] Serial evangelist

  ベンチャーなんてやってると、Lean Startup、MVP (Minimum viable Product)とか、PoC(Proof of Concept) なんて言葉が、とにかくやたらと周りに聞こえてくる。

  確かに、ラズパイとか3Dプリンターとかで、それっぽいモノが、昔から比べたら格段に早く、廉価にできるようになってきた。

  そして、小綺麗というかカッコイイビデオなんかも、CGも含めて制作できて、クラウドファンディングへという流れも確立されたようだ。

  面白いことに、こんな言葉を使っているのは、やれベンチャーはこうだとか、アントレプレナーとはなんてご高説を垂れる年寄りか、それを聞きかじった生半可な経済学者や役人ばかりで、自ら起業したことのある人は、まずいない。まぁ、どうみてもベンチャーブームを煽って、それに便乗しているような輩なわけだ。

  先週の某展示会でも思ったのだが、こういう輩にうまくアイドル的に祭り上げられるタイプの若い人が、最近は結構いるようだ。

  そして、こういう人たちの中には、自己陶酔的に夢を語るエバンジェリストが結構いる。面白いと言っては失礼だけど、こういうエバンジェリストは、一般の方よりも表層的な技術トレンドには詳しい。ところが、技術の本質を理解していないので、その道の専門家から冷ややかに評価されている。

  それでも、ベンチャーブームを煽るなんちゃって起業支援の人たちも、技術の本質に対する目利きなんてできないので、祭り上げたエバンジェリストと相互に自己陶酔的に盛り上がる。

  しかし、時が経ち作るといったモノができなかったり、形はできても価格や性能が当初語られた夢とはほど遠かったりして、結果が報われないことが露呈し、自然にお祭りが終焉を迎える。

  こういうパターンだと、終焉を迎えたとしても、製品やサービスが立ち上がってないので、逆に顧客というステークスホルダーが少ないから、事業継続に対する社会的責任が稀有で、あっさりと事業を止めてしまう。

  そして、また暫くすると、新ネタで同じように夢語りをし始めるシリアルアントレブレナーならぬシリアルエバンジェリスト的な人が結構いたりする。

  最近気がついたことは、ハッカソンとかピッチとか、いわゆる起業家支援イベントやコミュニティでは、こういうシリアルエバンジェリスト的な人が、まぁある種のアイドル的に存在していることだ。

  こういう人達って、果たしてどのくらい実現しないネタを、繰り返せるのかなと、ちょっと興味をみて観測している今日この頃だ。

  まぁ、狼少年は、嘘つき認定されるまでに、何度「狼が来るぞ」と言えるのだろうかということだ。


2015-06-16 モノとコト

_ [仕事] モノとコト

  先週のIteropでは、初めてEveryStampという汎用センサーのお披露目した。この汎用センサーは、EverySenseがするサービスを、体感してもらうためのリファンレンスであり、これを製造販売することが僕らのメインビジネスではない。

  ところが、まぁ目に見えるモノは、やはり判りやすいのか、これに対する問い合わせとかが、結構多い。実は、先般閣議決定された経済産業省の「ものづくり白書」第1章 第3節 P208 にも、EverySenseの取り組みが紹介されたのだけど、EveryStampの写真が掲載されてた。

  そんななかでも、やはり感度のある人は、その裏にある( 僕らには表)メインのサービスのコトを理解して、いろいろと突っ込んでくれる。

 たまたま、このEveyrStampで協業させていただいている製造業の経営幹部の方は、モノからコトへの転換という言い方で、お話しをしてくれて、僕らの狙いに共感をいただいている。でも、残念ながらこの幹部の方以外の現場の人には、まだまだやはりそこに理解が行くのに時間がかかりそうだ。

  一方で、やはり古い付き合いのある大手製造業の方々は、かなりモノにスティックしている。こちらの場合、ソリューションという言葉を知っていて、使うのだけどやはり思考の根底にあるのが、モノを売るためにソリューションという流れだ。

  はじめに、問題/課題ありきで、それに対するソリューションを考え、それにあったモノを選ぶという流れに思考パターンを変えない限り、ソリューションビジネスは出来ないのではないだろうか?

  


2015-06-17 ブリミティブ

_ [仕事][電波] ブリミティブ

  クライアント先でSDR(Software Defined Radio)トランシーバー関係の打ち合わせ。僕がこのクライアントにSDRの技術を提案して、最初にTIのDSPでデモをしたのは、1993年頃だった。あの当時は、A/D,D/Aのサンプリングレートも十分高くなかったので、アンダーナイキストサンプリングなどを取り入れたりした。

  その後、各社がまだAF サンプリングだったのに対して、直交乗算器をハード(GA)で行うことで、IFサンプリングをする方式を提案して、ゼネカバ受信機を開発した。この時、アナログフロントエンドのダイナミックレンジやNFの低下に随分と苦労させられた。

  あれから、20年以上が経って、特定用途だとダイレクトコンバージョンが当たり前になったけど、相変わらずゼネカバ系は、フロントエンドがアナログ回路お化けだ。

  しかし、このあたりの回路設計をできる人が減る一方で、SDRがそこそこに普及していくと、アナログ回路の意味や特性を知らずにディジタル処理しか知らないエンジニアが増えるのかと思うと、ちょっと怖い。

  たまたま、一昨日も某大学で電力系の研究をされている教授と話す機会があった。話の中で僕が無線エミュレータで実装している信号処理の話し、電力系の信号処理も一緒だよねということで盛り上がった。また、別なプロジェクトでは、光系の人たちとも共同研究をしているけど、そちらでも処理の考えややる事は一緒だねとなる。

  なにかというと、結局のところ波というもの対するプリミティブな処理は、遅延、振幅、位相をどうするかに尽きるし、それを直交平面で取り扱う意味というのは、電力も無線も光も一緒だということだ。

  こういうプリミティブな部分をしっかりと理解している事が、エンジニアリングにはとても重要な事なのだが、簡単に実装できる、ソフトで簡単に変えられるというような表層的な事ばかりしていると、そこを覚える機会が減るのかもしれない。プリント基板のフットパターンと基材の誘電率なんてことを気にしないで、ゼネカバでも全てがディジタル処理できる時代は、将来来るかもしれないけど、それまでに基礎をしっかり抑えるエンジニアが枯渇しないでほしいと思う。


2015-06-18 検図の悲劇再び

_ [仕事] 検図の悲劇再び

  ライトテーブルでマイラー原紙に、遮光テープを手貼りした時代から、なんだかんだ沢山のプリント基板の設計を、直接、間接をとわずしてきた。さすがに、僕が自分で回路設計やパターン設計をしたのは、2000年より前の話しだけど、仕事としては、いつも製品開発をしていたので、誰かが周りでいつもこの類の作業はしている。

  いまは、E-CandのDRCもよくなったし、CAD間のデータの相互利用もできるようになったので、基本的にはかなりミスの入る余地はない。それでも、部品メーカーからパッドデータなどをライブラリーとして電子的にもらうなどしないと、部品のパッドを作成するなどは人的作業になり、ミスが入り込む。

  今回も、EveryStampのワーキングサンプルで、人的ミスが入り込んだ。こういうのは、品質管理の問題で、コードなども同じで、自分で作って、自分でチェックするということをしていると発生頻度が上がる。

  かつて、Root,Inc.では、こういうミスをした場合、その内容などをまとめて、また検図の心得なども記した「検図の悲劇」というファイルがあった。

  久しぶりに自社商品開発があるので、再び「検図の悲劇」を作らせる必要があるかもしれない。

  


2015-06-19 METI

_ [仕事] METI

  EverySenseの事業内容について、経産省を訪問して説明。経産省を訪ねるのは、10数年振りな気がする。

  かつて、モバイルインータネットサービスを起業した時は、その本質的な意味を理解してくれた方がいて、当時のインターネット推進室などに説明をさせていただいた。また、同時に立ち上げた任意団体の設立にあたっては、通信事業の所管である総務省だけでなく、経産省からも高官がスピーチに参加してくれた。

  当時は、REITI(経済産業研究所)でも興味をもってもらい、BBM(Brown Bag Meeting)とかでも、解説をした。この時の縁で、経済学者の方ともお付き合いができ、制度設計について経済学的な視点からも考えることの重要さもわかったりした。

  Root,Inc.の時も電波法の改正をもとめたりで、どうも僕が起業するビジネスは、既存の制度や規制では、考慮されていなかったりすることが多い。今回のEverySenseでは、まだ明確にそういうことは無いけど、現行制度では、すっきりしない点があるのも事実だ。

  まぁ、既存の規制や制度設計では、カバーできないというのは、ある意味ではそれがイノベーティブな取り組みであるという証明だと思うので、引き続き関係官庁などには、説明をしながら調整をしていこう。


2015-06-20 ペースメーカー

_ [MISC]ペースメーカー

  昨日、母が体調を崩して急遽入院することになった。たまたま、ちょうど実家に様子を見に行った時に、兄が病院に行くとこだったので、一緒に病院に行って、夜担当医の診断なども聞いた。この時点では、癲癇の疑いもあって脳外科病棟に入ったのだが、既往症などから心肥大の状態は明確で、心臓の脈がかなり弱いため循環器系の先生の診断を並行して進める必要があるとのことだった。

  そんなこともあり、東京で待機していたら、兄から電話があり、急遽ペースメーカーを埋め込む手術をすることになったとのこと。このため、ICUに移って、諸々の処置をしたあと、夕方5時頃に無事に手術も終了した。

  昨夜の診断では、入院期間が2週間くらいとのことだったが、ベースメーカーを入れたことにより、心拍が安定したので、このまま順調にいけば10日くらいで退院できるとのことで、とりあえず少しホッとした。

  結果的には、先生が決めつけずに多角的に診察を進めて適切な判断のもと、週末にもかかわらず迅速な体制をとってくれた事が良かったようだ。

  とはいえ、91歳の母には、手術などもかなり負担がかかるので、体力的な面も含めて、静養してもらう必要がある。いづれにしても、一般病棟に戻れるまで、数日はICUにいることになるようだ。

  それにしても、今のペースメーカーは、なんとMRIにも対応しているものだそうだ。僕も、WPWという心臓病を持っているけど、この場合にはペースメーカーは使わないけど、改めて心臓のことも気になってきた。


2015-06-21 草刈りざんまい

_ [NPO] 草刈りざんまい

  今日は、朝の六時から集落の草刈り。集落内の道路を、三組に分かれて刈払機で草刈り。幸いに、朝の時間帯は、雨が止んでいたので、解散後もそのまま畑でサニーレタスを収穫しながら、畦まわりを軽く草刈り。

  それにしても、サニーレタスは、中心の上のほうだけ残して、葉を全部収穫したんだけど、一週間でほぼ元どおりの量が収穫できてしまう。この調子で、果たして何度収穫できるんだろう?

  昼に、農協で梅酒用の梅など買出してもどったら、雨が降り出してきた。これで一挙にめげて、草刈り中止と思ったら、三時くらいに晴れてきた。それならばということで、柿畑の草刈りに出かけて、なんとか夕方までに無事に終了。

  結局のところ、今日は朝の出労と午後の柿畑で、それなりに草刈りざんまいな1日だった。


2015-06-22 Wi-Fi at Hospital

_ [仕事][電波] Wireless at Hospital

  授業のあと東京に移動して、母の入院してる某都立病院へ。一昨日、ペースメーカーを入れて、予定通り今朝にはICUから一般病棟へ移動となり、少しずつ回復に向かっているのが何よりだ。

  それにしても、病院内の電波事情は、ひと昔前とは随分と違っているなとびっくりする。携帯電話の利用は、各フロアーのエレベータホール周辺に制限されているが、そこと病室等の間には、壁やドアはなく、電磁的な遮蔽物は存在しない。

  看護師さん達が、院内電話として使っているのは、未だにPHSなのかはちょっと確認できないが、一人一台は持っている。

  心拍などのモニター装置は、すべてリモートで、病室からナースセンターに無線で飛ばしている。

  そして、なによりも廊下には、数メートルおきに、某社のWi-Fi 基地局が設置されている。看護師さんは、ワゴンに乗せたPCを持って巡回し、病室からWi-Fi経由で、管理システムに検温結果や点滴の状況を入力している。

  たしかに、Wi-Fiの使ってるISMバンドのMは、Medicalなんだけど、これでもかというくらいの数の基地局が廊下に設置されているのには、びっくりする。

  APは、某はC社で、リース物件として、F社系のSI会社の名前が貼ってあるんだけど、これってどんな根拠で置局設定したのかしらん?

  まぁ、Wi-Fiは、それなりの密度でカバーしようと思ったら、マイクロセルで置く事は基本なので、これはこれで正しい事ではある。

  こういう事例があるのに、一方でキャリア系のホットスポット事業者が、ラージセル対応できます的な謳い文句の輸入品ビームフォーミングマジックに軒並みひっかかたりする。

  また、某県のように強引なタブレットありきで、無線LANネットワーク設計をないがしろにしたのか、教材のダウンロードすらままならない事例などもある。

  こういうのを垣間見ると、結局のところ無線は、まだまだ一般的には理解しづらいとこを突いた、セールストークと舶来ブランドでビジネスしてる輩が多いことが判るな。


2015-06-23 Last 2%

_ [インターネット] Last 2%

  仕事の関係で、僕はCiscoのWEB-exというWEB会議システムを契約しており、週に何回もこれでテレカンをしている。

  このシステムは、なかなか良くできているだけでなく、関係しているIEEE-SAなど、米国の企業や団体との会議でも、そこそこに普及しているので、僕が主催しない会議でも使われることが多い。

  今日も、夜にIEEE-SAのStandard Boardのミーティングに参加したのだが、どうも最近は今ひとつの時がある。

  なにかというと、回線が細いのか、遅延が多いのかわからないけど、スタートのときにセットアップが98%のところで止まってしまうことがある。ところが、同じ会議に携帯とかで接続するとうまく入れて、そのあとはPCでも入れるようになったりする。今の所、原因と対策が確立できなくて、結構ストレスだ。

  一方、Wi-Fi Allianceは、Go To Meetingというシステムを使ってるのだが、こちらは初期の頃は今ひとつだったのだが、最近の安定度はWEB-exより高い。

  このまま、WEB-exが改善されなかったら、Go To meetingに乗り換えようかなと思ってしまう。あの、98%から先の2%には、どんな問題があるんだろう...


2015-06-24 ステーショナリーは楽しい

_ [仕事] ステーショナリーは楽しい

  先日、Interopで再会した知り合いがPlusに勤めていて、今朝はPlusの赤坂ショールームをご案内いただいた。

  かつて、この知人が勤めていた別の会社の当時の部下の方も、ご一緒してくれるというサプライズ付きで、朝から楽しい時間だった。

  そにしても、文房具というのは、本当に物凄い商品ラインアップで、さらに各製品のバリエーションの多さには、驚かされる。

 ぼくは、比較的文房具が好きなので、ここのショールームは、実は何度か個人的には入った事があったりもする。

  それでも、中の人に案内と説明をいただけると、いろいろと深い部分がわかって楽しさは、格段と違う。

  そんななか、今日はちょっとIoT的な、とても面白いアイデアも出たから、ますます楽しい時間だった。

  午後は、大昔に某通信ベンチャーとジョインビジネスをした社会インフラ企業に、当時の仲間を訪ねて訪問。EverySeneの紹介をしたいのだが、どこの部門が適切なのかが判らないので、昔の伝でこの知人を訪問したのだが、なんと彼の部門がドストライクだった。

  しかも、彼らが産学連携で話をしている学術系の研究者も、僕が連携で興味をもっている同じ人だったので、話が早かった。


2015-06-25 それお仕事ですから

_ [仕事] それお仕事ですから

  知り合いの研究者の方から、別な研究チームの紹介を受けて、その研究代表者の方と面談。

  人と動物のインタラクションデザイン関係の研究をされているのだが、なんとその対象として、馬を取り扱っているとのことで、馬つながりのお話し。

  僕は、馬と騎乗者の状態測定をする仕組みを考えて、簡単な実験をしているのだけど、まさにこの実験装置が役に立つ分野だ。

  今日は、実際にデモをみてもらってお話をしたら、いろいろと具体的な話に一気に進んだ。

  というわけで、僕のブログとか見て、まったく最近は、馬に乗ってばかりじゃんとか言われるけど、「それお仕事ですから」キリッ。


2015-06-26 ガラパゴス化への道

_ [仕事] ガラパゴス化への道

  ここ2年ほど、知人からの紹介で、ある研究機関の委員会に委員として参加した。この委員会は、通信などで広く使われる特定の技術を、どうやって国際標準に採用されるようにするかという戦略的な提言をまとめるのが目的と理解していた。

  僕の参加している作業班の委員は、ISO、ITU、IETF 、IEEEなど、各種SDOで実際に活動されている方で構成されている。こういう横断的に、SDOの垣根を越えて、経験者が集まる機会はあまりないので、個人的にも大変勉強になる委員会だった。

  この委員会が対象としている特定の技術分野は、広く通信系では使われるものだ。そこで、各SDOでの参照関係やそこに参加する人からのノウハウ的な事を、提案書にまとめた。

  僕は、今9月にIEEE-SAのボードメンバーが来日し、政府機関や研究機関、民間企業などを表敬訪問するので、その予定組みなどのOutreach プログラムを策定するチームにいる。

   このIEEE-SAのOutreachでは、この某研究機関の管掌省庁も、同じような位置付けの他の省庁の外郭研究機関も訪問している。ただ、残念な事に、この某研究機関もその一つ上にある研究機関も、いままでは認知されておらず、訪問対象に名前すら上がっていない。

  そこで、今回、先述の委員会のこともあり、表敬訪問先として推薦してはと思い、この委員会の担当に、こんな人達がきて表敬訪問するんですが、興味ありますかと聞いてみた。僕的は、委員会が対象としている特定技術を国際標準化したいという事が前提だったと理解しているので、是非にとでも言われるかなと思っていた。

  しかし、お定まりの組織内で検討しますという回答をもらい、一週間近くたって返ってきたきた返事は、今回は辞退しますとのことだった。その理由は、自分たちは標準化を直接してるわけじゃないから、訪問いただいても寄与できる事がないとの事だ。

  まぁ、どうみても「なんか、面倒くさいな、前例ないし、対応する人いないから、とりあえずお断り」と、僕には読み取れた。

  この某研究機関のなかで、どのレベルまで話が持ち上がったのか知らないけど、結局のところなかの人は、真剣にこの特定技術を国際標準化したいなんて思ってなく、予算ついたし仕事だし、報告書まとめなきゃなんだということだろう。

  なるべく、余計な事背負い込まない、余計なことはしたくないという感じだ。自ら率先して、外に意見を求めたり、情報を求めたりせず、組織内部政治を第一に考えるお役所的思想が、ガラパゴスへの道のスタートなのかなと感じた一件だった。

  僕が、担当だったら、上級職の方のアサインとかはできなくても、担当だけで話を聞いてもいいですか?くらいの反応はするんだけどなぁ。


2015-06-27 ラストスパート

_ [仕事][電波] ラストスパート

   IEEE802.11ai Draft5.0の書面投票が終了し、無事に92.25%の賛成で承認された。今回の書面投票では、35のコメントが付されたが、WBの書面投票としては、これでもどうにか次のステップに行ける感じがする。

  それにしても、2010年春のStudy Group設置から、もう丸5年が経過している。決して、11aiの進捗は、他のタスクグループと比較して、遅いわけではないけど、まだゴールまでは2/3くらいだ。

  昨日のエントリにも少し書いたけど、標準化推進みたいな議論や委員会はたくさんある。しかし、本当に標準化を目指すなら、理屈じゃなくて各SDOのルールに沿った行動をして、着実に第一歩を踏み出さないと、時間はどんどん過ぎていく。

  標準化推進の戦略などと言って、机上の議論に数年費やして、そのあとうまく国際的なSDOで実働が進んだとしても、数年はかかるから、その間に技術が陳腐化するなんてこともあると理解しておくべきだろう。

  昨夜の雨が朝には止んで、少し薄日も差してきたので、午後からサニーで一蔵。馬場のコンディションが良くないけど、新しい研究のためのお仕事として頑張らないとね。www

画像の説明

2015-06-28 B&W

_ [MISC] B&W

  朝は、明野のサニーで一仕事。ところが、肝心のデータ取得が操作ミスで出来なかった。orz.. その代わり、折角の気持ちの良い天気だったので、相棒のPooを洗ってあげた。洗った後、すぐに放牧したんだけど、彼は寝っころがらないので、衣がつかなくて何より。

  午後は、諸般の事情から急遽繰り上げで終わらせる事務処理。インターラプトがなくて、大きな机があると、事務処理のまとめにはとても助かる。そういえば、知り合いの某経営者の方は、昔から事務所が何度か変わっても、いつも社長室の机が大きいけど、あれはいろいろと仕事の効率的にもいいのかもしれない。

  無事に事務処理も終わったので、明野からの帰り道に買ってきた梅で梅酒の仕込み。先週は、ホワイトリカーで漬けたので、今週はブランデー。ここのところ、梅酒は Brandy & White Liquorの2種類を仕込んでいる。どちらも、甘さは抑え気味なので、結構好みに仕上がってる。

  漬け込みも終わって、ふと見上げたら、天窓から中庭の箒欅の先が風にそよいでるのが見えた。ここに越して来たばかりの時は、こんなに大きくなるなんて思ってもいなかったけど、まるで額に入った絵みたいで、まさに借景としてはいい感じだ。

画像の説明 画像の説明

2015-06-29 情報のオーナーシップ

_ [インターネット][仕事] 情報のオーナーシップ

  講義終了後東京に移動して、本郷の某大学で打ち合わせ。2週間前の月曜日も同じパターンだったので、なんだかデジャプ。

  今日の打ち合わせは、知人の引き合わせで、"集めないビッグデータ"な話。個人情報についての、基本的なコンセプトは、僕がEverySenseで拘っていることと同じでなので、いろいろと参考になるし、連携性もある。

  間違いなく、情報流通の増加により、そのオーナーシップを意識する人が増えている。こういう背景のなかで、技術、ビジネス、政治、学術と異なる立場と視点からアプローチがあるけど、大事なことは原理主義に陥らずに、互いに連携することだろう。そのためには、個別の実装ではなく、コンセプチュアルに互いに賛同できるかが重要だ。

  今日はの打ち合わせでは、互いに情報のオーナーシップの重要性を認識している同士だったので、話が早かった。この連携は、EveySenseにとっても、新しいステージを開いてくれるものと期待したい。

  本郷まで来ていたので、大塚の実家に寄って、今日無事に退院した母を見舞ってから帰宅。


2015-06-30 Protection of broadcasting information

_ [電波][仕事] Protection of broadcasting information

   I found a FB photo of BLE product that my friend just purchased. He posted that from the airline lounge in Narita where I was there too. Then I looked around the lounge and found him soon.However, it was really close from my seat where I may receive his BLE beacon.

  IETF and IEEE agreed to obtain a random MAC address due to the privacy protection last week.

  I think also the BLE beacon will be security hall of privacy.Some of NFC people said AKM is not required for the NFC because the distance is enough short. Today, even the contact communication such as magnetic tape is broken by skimming.Therefore NFC should be protected by some of AKM as well.

  So the implementation of random MAC is start of reconsidering for all of broadcasting information.

_ [] Abalone Party

  I stay in my partner's house in San Jose from today.Tonight we had really nice dinner with Slicon Valey friend.

  The main dish was fresh abalone which my partner caught the day before yesterday.I never ate such a big and fresh abalone before. In addition, there was the fresh wasabi there for some reason.

  And very delicious Japanese sake(Dasai) and local beer were given besides.

  Funny talk with those Silcon Valey friend dressed up the dinner 500%.

  Thank you very much for all of my friend!

画像の説明

この日記は、FaceBookにフィードしているので、ツッコミはそちらだけで受け付けることにしました。
過去の日記
2015年
6月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30