先週のIteropでは、初めてEveryStampという汎用センサーのお披露目した。この汎用センサーは、EverySenseがするサービスを、体感してもらうためのリファンレンスであり、これを製造販売することが僕らのメインビジネスではない。
ところが、まぁ目に見えるモノは、やはり判りやすいのか、これに対する問い合わせとかが、結構多い。実は、先般閣議決定された経済産業省の「ものづくり白書」第1章 第3節 P208 にも、EverySenseの取り組みが紹介されたのだけど、EveryStampの写真が掲載されてた。
そんななかでも、やはり感度のある人は、その裏にある( 僕らには表)メインのサービスのコトを理解して、いろいろと突っ込んでくれる。
たまたま、このEveyrStampで協業させていただいている製造業の経営幹部の方は、モノからコトへの転換という言い方で、お話しをしてくれて、僕らの狙いに共感をいただいている。でも、残念ながらこの幹部の方以外の現場の人には、まだまだやはりそこに理解が行くのに時間がかかりそうだ。
一方で、やはり古い付き合いのある大手製造業の方々は、かなりモノにスティックしている。こちらの場合、ソリューションという言葉を知っていて、使うのだけどやはり思考の根底にあるのが、モノを売るためにソリューションという流れだ。
はじめに、問題/課題ありきで、それに対するソリューションを考え、それにあったモノを選ぶという流れに思考パターンを変えない限り、ソリューションビジネスは出来ないのではないだろうか?