ライトテーブルでマイラー原紙に、遮光テープを手貼りした時代から、なんだかんだ沢山のプリント基板の設計を、直接、間接をとわずしてきた。さすがに、僕が自分で回路設計やパターン設計をしたのは、2000年より前の話しだけど、仕事としては、いつも製品開発をしていたので、誰かが周りでいつもこの類の作業はしている。
いまは、E-CandのDRCもよくなったし、CAD間のデータの相互利用もできるようになったので、基本的にはかなりミスの入る余地はない。それでも、部品メーカーからパッドデータなどをライブラリーとして電子的にもらうなどしないと、部品のパッドを作成するなどは人的作業になり、ミスが入り込む。
今回も、EveryStampのワーキングサンプルで、人的ミスが入り込んだ。こういうのは、品質管理の問題で、コードなども同じで、自分で作って、自分でチェックするということをしていると発生頻度が上がる。
かつて、Root,Inc.では、こういうミスをした場合、その内容などをまとめて、また検図の心得なども記した「検図の悲劇」というファイルがあった。
久しぶりに自社商品開発があるので、再び「検図の悲劇」を作らせる必要があるかもしれない。