早いもので、母が他界してから今日で四十九日の忌明けとなった。というわけで、今日は菩提寺で四十九日法要をし、無事に納骨とすませた。
詳しい人によれば、浄土真宗大谷派では、阿弥陀如来がすぐに仏様を迎えて、浄土へ誘うので、四十九日間云々は教義としては無いらしい。また、死を不浄とは考えていないので、忌ということでもないそうだ。その他、位牌もつくらないことが多いらしいが、我が家の場合には、父の時も普通に位牌も用意し、今回も同じものをお願いしていた。どうも、こういう細かいことは、かなり柔軟みたいだ。
解釈論なのかもしれないけど、この四十九日というのは、あるいみ残された人達の心の整理がひと段落する時間というのもあるようだ。いろいろとものが落ち着き、あらためて親族が集まって、個人を偲び気持ちを切り替えるというのに、適度な期間ということかもしれない。というわけで、法要のあとは実家で、姉夫妻とともに、軽く精進落としをした。確かに、いろいろと落ち着いた感はある。
夕方、八王子でグループ会社のトップと打ち合わせをしたあと、久しぶりに山梨に戻る。明日予定している馬の実験のために、センサーとやアプリの確認、アクションカメラの設定などをしていたら、あっというまに時間が過ぎてしまった。