恒例のNPO楽っ子での味噌頒布の蔵出し。今年も例年通り三年モノ1樽、一年モノ3樽を樽からパツク詰め。頒布用としては、900gパックが、三年モノ60パック、一年モノ170パックの仕上がり。
早いもので、この味噌作りも、最初が平成15年だから、12年目で干支が一回りした。最初は、村の味噌作り名人のおじいさんに指導してもらって、2樽だったのに、一時は8樽を仕込んでいた。もっとも、ここ数年は、仕込みが大変なので、6樽に減らしている。
残念なことに、大分前に、作り方を指導してくれたおじいさんも他界されてしまったけど、それなりにうまく引き継げている。とくに、最近の出来は、本当に安定していて、仕上がりの柔らかさも、収量も測ったように同じだ。そんなわけで、頒布の方もすっかりリピーターの皆さんが増えて、ありがたい限りだ。
ただ、NPOの方は、会員の高齢化もあり、作業に集まれる人が少なくなってしまい、今は最低の人数で作業をしている。昔から比べたら、仕込みも蔵出しも、人手が本当に最低人数なのだ。ところが、この人数は、経験者だけで最適分担されるから、作業時間は、下手に人が多い時よりも短かったりするところが面白い。それでも、重い樽を移動させたりするのには、男手が必要で、今日は仕事仲間の方が来てくれたので、大変助かった。
そんなわけで、今年も安定の品質のお味噌を、皆さんに頒布できることになり、なによりですだ。