今日の午後は、TTC主催の標準化人材育成セミナー 「グローバルビジネスにおけるデジュール・フォーラム標準化機関の活用」で、IEEEの概要などを話す。
僕の講演の冒頭で、セミナータイトルにある、デジュールとフォーラムという用語は、日本以外では通じないんじゃないかと言ったら、本来講演に口を挟まない座長からも賛同の発言があった。もちろん、ITUとIEEE,IETFでは、その構成員や意思決定の文化が違うし、立ち位置も違うので、なんとなくこの二つのグループに分けることは、感覚的にはわかる。
まぁ、いま世間で騒がれるている政治じゃないけど、右と左みたいな分類と思えばいい。でも、それを指し示す単語として、"デジュール"と"フォーラム"というのは、誰がいつネーミングしたのか知らないけど、日本以外には通じないことが多い。というわけで、このあたりうまく通じる用語ってなんだろうと悩んでしまった。
いづれにしても、標準化という仕事をしている人の話は、舞台が違ってもファンダメンタルは一緒なんだなということを再認識できたのは有り難かった。
夜は、明日から始まるCEATECのプレレセプションがあったのだが、急遽会社にもどる必要が生じて行かれなかった。会社で打ち合わせの後、久しぶりに会社近くの蕎麦屋で、元部下と一献。献立は、すっかり秋になってた。