標準化のディスカッションでは、最初にまずUse Case Scenarioを示して、その実現で解決すべき課題を明確にする。つまり、それができたら何が嬉しいのかが、まず最初の議論になる。
ところが、IoTな話しを国内でしていると、どうしてもまずセンサーなり通信方式なりありきの議論になる。こんなセンサーがあるのでなにかできないとか、こういう通信方式を使ってこんなこととをしたいみたいな話だ。
そこで出てくる事例は、突き詰めていくと別にそのセンサーやその通信じゃなくてもいいよねっていうそもそも論に陥ることが多い。
ようするには、目的と手段がひっくりかえたりするわけだ。まぁ、技術オタの場合には、手段のために目的選ばないことはよくあるし、僕もその一人だ。
でも、ビジネスの議論とかでは、やはり目的で手段を選ぶ話しにしたいのだけど、どうもここがスッキリしない打ち合わせが最近多い....
まるで、いまの政局のようだわ。