今日は、四半期毎に開催しているDTA データ流通推進協議会の冬季合同委員会と第11回のデータ流通推進フォーラム。国際標準化の委員会は、やはり物事が決まるのが気持ちいいな。
他の委員会だけど、会議の合意について、先送りだったり、曖昧だったり、棚上げだったりで、提案者の意思が弱いのは、結局のところ受け取ったほうも続かないから、正直辛いんだよなぁと思っていたら、某氏がまともにその指摘をしてくれたのが嬉しかった。
午後のフォーラムは、科学技術政策とデータ流通という統一テーマで、まずははSIPのAIホスピタルPDの中村先生、分野間データ連携基盤の越塚SubPDに研究概要の講演をしてもらった。これに続いて、官民データ活用共通プラットフォーム協議会の奥井代表理事、益田サイバースマートシティ創造協議会の豊崎専務理事に、実装ベースの講演をしていただいた。
そして最後には、自民党デジタル社会推進特別委員長の平井卓也 衆議院議員に、我が国の技術政策動向について、とても本質的なことを熱く語ってもらった。
この中で、ID無き社会という日本の現状とマイナンバーの有効利用に向けた、根本的な制度的位置付けの話は、本当に核心をついていた。
終了後の懇親会には、平井先生も参加くださり、延長戦的にデジタル社会への思いを意見交換もできて、本当にお腹いっばいな1日だった。
こんなDTAの活動をまとめた会報誌DTA Report は、インプレスR&Dから一般書籍として発売され、非会員の方にも購入いただけるようになった。
ところで、話しは違うけど、昨日の日記にも書いたけど、印鑑なんとかしてよ問題を解決する斜め上からのソリューション自動ハンコロポット のニュースが入ってきて、てっきり虚構新聞かと思ったらマジだったのにはびっくり。どうせなら、ペッパー君にでも押させるようにすればいいのに。