仕事の関係で行政と文章のやり取りをすることがよくある。 今もひとつ通信・放送に関わる行政判断に関して、いろいろと意見交換をしているのだが、こういう場合には文章の一字一句というか文言がとても重要な意味をもつことが多い。 各種の委員会とかでは、報告書や議事録に記載する内容はもちろん、使う表記、文言について参加者の合意をとるのに苦労することもある。 口頭の場合、ひとつのセンテンスが、きちんと文体を成して終了することは稀で、阿吽の呼吸というか、その時に雰囲気などで、相互に理解することが多い。 ところが、これが議事録や報告書、質疑のメイルなどの文章になると、周辺状況を含まず文字が一人歩きするので厄介だ。 というわけで、対外的な文章では、かなり文言などに神経を使う。 ところが、以外とそうでもない人も多くて、自分で書いた文章に対して、深く考えていないとしか思えない文章をいただくことがある。 でっ、あれ こんなの出したらきっと相手はこう勘違いするだろうなというのに、毎日お目にかかる気がする。