長男の卒業した学校の後輩の保護者が、グループホームなどの設立などについて相談に来た。 もっも基本的なことなのだけど、子供達に将来どういう自立/自律をさせたいのかという点が、なかなか学校に通っている時には、見据えきれず、いろいろと暗中模索となっているようだ。 しかも、それなりの複数の人が"皆で"というパターンでは、多種多様な知的障害があるので、とてもまとまらないだろうというのが、感想だ。
さて、NPOだろうがベンチャだろうが、事業計画を立てるのは一緒なのだが、どちらの場合にも収入に対する計画の精度がとても重要なのだけど、これは実に読みつらいのも事実だ。 これに対して、支出や仕入れというのは、ある程度の精度で調べられるので、それなりのものを書いてくる人が多い。 収入/売上計画の精度を上げるには、やはり市場の過去と今後に対する十分な調査と客観的な判断が必要なのだけど、これに対し計画を作る人の期待感があふれちゃってる場合が実に多い。 まぁ、計画している人は、惚れていない事業をやるわけではないので、期待感があふれるのは仕方ないのだけど、盲目的になってしまうのは危険だ。 この位の客は集まるとか、このくらいは少なく見積もっても売れるという思い込みではなく、こういうやり方で、こういう市場で、これだけ売るというよな、ブレイクダウンしたマイルストーンを持つことも大事なことだ。 もっとも、アントレプレナーの多くは、そんな積算を凌駕するくらいの情熱で、走り出してしまえば、多少のことは乗り越えていくのも事実なんだけど、人の話を聞く立場だとやはり客観的判断をまず見てみたくなる。 自分じゃない時って、結構冷静に聞けるし、分析できるもんなんだよね。
というわけで、今日のご相談も、僕のアドバイスで、その辺りの現実を少し理解してただけたら幸いかな。