エジプトのムバラク退陣の報道で、facebookと一連のデモ、政権交代の関連性がやたら報道されている。 映画になったり本になったりで、昨年の暮れから今年にかけて、かなりのfacebook関連情報が氾濫している。 そのせいなのか、僕の周りにもfacebookを始める人が増えて来た。 僕も、随分まえにアカウントを作ったけど、積極的に使っていない。
基本実名で、公開範囲をコントロール、スタートは同窓会サイト的となると、日本ではソーシャルメディアなんて言葉さえないインターネットの初期にスタートした「ゆびとま」を思い出す。 ゆびとまは、たしか九州の女性の方が個人で始めたサイトで、やはり急激に広がったけど、その後のビジネス化で、いろいろと社会的問題に巻き込まれてしまったのが残念だ。 facebookも、大学というクローズなコミュニティの中での実名という範囲からスタートしたようだが、果たしてザッカーバーグは「ゆびとま」や類似のサイトを知っていたのか、ちょっと気になる。
セカンドライフとかマスコラボレーション系なサイトとか、ブームになっても定着しなかったサービスも多々あるけれど、facebookは、今後定着するのだろうか? googleのような技術差別化の領域が少ないように見えるので、新規参入などかあるのかも気になるところだ。