今日は、グループ会社の年末恒例行事で、リーダークラスの人間が、その活動の総括をスピーチ。 人前のスピーチっていうのは、以下に聴衆をエンカレシッジできるのかが大きな要素なんだけど、そのあたりは結局はその人のもつ性格と慣れによるところが大きい。
とはいえは、欧米とかでは、やはりシステマチックにこういうスキルをアップすることに取り組んでいる人も多いし、そのための手法やツール、訓練がある。 ホテルに泊まっている時に、隣の部屋の人が、一生懸命スピーチやプレゼンの練習をしている声が聞こえてきたなんて事も何度かある。
スピーチやプレゼンに限らず、自分の意見や主張を上手に話し、相手に伝える事が、社会の中で生きて行く上でとても重要な事であるという認識が、日頃対外折衝や営業などをしないバックオフィスや技術部門の人にまでは、なかなか浸透してないようだ。
たしかに、「Speech is silver, silence is golden.」な事もあるけれど、組織マネージメントの中では、説明責任というものを考えても、適切なスピーチが出来ることは、とても重要で、そのための鍛錬というか訓練をもっと意識的にしてもいいのになぁと感じることが多い。 僕も、IEEE802.11 ai のチェアをはじめてから、特にそれを感じることも多くて、ホテルの部屋でプレゼンの練習したり、時にはリーダーシップの連中が一緒になって、ロールプレイしてくれたりするけど、ああいうのはやはりまだ日本だと少ない光景ではある。
それでも、今日は、この会議の後のパーティも含めて、ミドル層では、大分若い世代が出てかた感じがして、とても良かった。 強いリーダーがいると、どうしてもその下の層は保身的なヒラメ社員が増えるのだが、この人達に不満を持つさらにその下の世代になると、行き過ぎた部分が修正される可能性はある。 得てして、上司の悪いところだけ伝承しちゃう場合も多いけど、そうじゃない芽がでてくる可能性があることが重要なのだ。
会社主催のパーティの後は、いつもの若手チームと居酒屋で二次会。 今年は、四十人以上もいてびっくり。 たぶん、半分くらいは初めて飲みの席で一緒になった人もいる。 こういう世代が,切り盛りする姿を、邪魔しない程度に応援したいなとつくづく思うのは、歳のせいだろうか?