先日、代々木上原のバールで、偶然隣り合わせた清里のペンションオーナーのGさんに、我が家の近くの造り酒屋を教わった話は、先日の日記にも書いた。
でっ、今日はその切っ掛けとなった代々木上原のバールのご主人が経営している中野のバーで、Gさんが八ヶ岳の野菜や地鶏、新蕎麦に、くだんの日本酒 青煌を持ち込んでの、八ヶ岳フェアを開催するというので、顔をだした。
彼は、もういきなり造り酒屋の半纏姿で、地鶏のしゃぶしゃぶを用意していた。 野菜は、ごぼうや野沢菜、山芋やわさび菜等々を一工夫したもの。
そして、お目当ての青煌は、この前現地で購入して飲んだ五百万石 生原酒、雄町の純米吟醸の他に、愛山 純米大吟醸が揃い踏み。 ということで、初めて愛山 純米大吟醸を飲んでみたのだが、香りといい、舌の上に残る感触といい、とにかく僕の好みにあってしまった。 なので、順番に飲んだけど、あとはひたすら、これの繰り返しだった。
〆は、ちょっと甘めのタレと辛味大根のおろしで食べる諏訪風な新蕎麦。 最後にGさんと、来月は蔵元の仕込みの見学に行く事を約束して帰ってきた。
それにしても、中野で飲むのなんて、一体何十年振りだろう? 相変わらず、サンロードからブロードウェイにつづく商店街が賑やかで人通りが多い(まだらけに行く人だけではない) 。 そして、横道に入ると、昭和の香りただよう混沌とした世界が、まだ健在なのが凄いな。