今日も当初予定に対して2スロットを拡張して、4スロット8時間のTGaiのミーティング。
今週のInterimで、TGaiは、Draft1.0に対する全てのコメントに対する回答と対応を採決して、Draft2.0の書面投票の開始を承認するつもりだった。
しかしながら、残念なことに1389のコメントのうち、57のコメントに対して、グループの合意にいたらずに持ち越しとなってしまった。
これは、技術的な面で大きな衝突があったというのではなく、完全に特定の担当者(セクション毎に担当を決めている)の準備、調整不足に起因してると言っても構わない状況だった。
グループで強調して作業をするときに、大事なことは関連の生じる、また生じる可能性のある他のセクションの担当と事前に調整するなどのコミユニーケーションだ。
特に、この標準化では、寄与文書の表現や体裁を、人が解りやすい形にすることが大事だ。これは、ベテランの担当者のスタイルがとても参考になり、それを参照にしたり、その人にメンターしてもらったりすることが重要になってくる。
しかし、今回の問題の担当者は、自然にテレカンで発表したりをせず、face to faceでいきなり寄与文書を出してくる。しかも、そのスタイルは、まったくの独自方式のため、それだけでものすごく修正が必要となる。
今回は、もうこの一人のために多くの時間を裂いて、今日などはWGのバイスチェアがone by oneで、横に座って指導したりした。
ここまで、やったけど、結局は時間の制約で、この担当者の担当したコメントだけが解決せずに残ってしまった。
こういう、一人良がりというか、強調作業の出来ない人は、なにも彼に限らず、グループの中に何人かいる。人とのコミニュケーションが苦手な人を、シャイな人と思うかもしれないが、僕から言わせればこういう強調作業に参加している場合は、たんなる傲慢と謙虚さの無さとしか思えない。
特に腹立たしいのは、これがとても難しい課題にぶつかっての結果ならわかるが、明らかにその作業に費やした時間が足りていないケースだ。
これは、外人に限らず日本人でもいて、いつもギリギリに寄与文書をサプライズで出してくる輩は要注意だ。そのため、いつも事前のテレカンで発表をするように要請しているのたが、残念ながら馬耳東風だったりする。
しかも、そういう輩って、会場で資料つくって、その間も普通にのんびりコーヒーブレークをしたり、他の仕事で抜けたりされると、もう二度とこいつに仕事を振りたくないと思ってしまうのだが、標準化ではそうもいかないとこが、ストレスだ。
結果的に、今回のセッションで予定より進捗が遅れてしまった、標準化は、まさに♫The Long And Winding Road♪、だけど♪It always leads me here♫と信じてがんばるしかない。
というわけで、今日は昼食を食べる時間も無く、夕方六時に徒労感とともにセッションが終わって、そのあとクロージングリポートなどを用意して、チェアミーティングで、九時過ぎにようやく解放された。
同僚らが鮨屋に出かけているといのうで、帰りにToGoしてもらい、ちょうど部屋にもどって暫くしたら届いた。
その後、またしても燃料が補給されて、今夜も8人ほどが、僕の部屋でBOF。今夜も、Paso Roblesものと定番のモンダビ。
しかし、今回は、月〜木まで、連続で僕の部屋が飲み屋になってしまった。....