前職時の元同僚の若手が、今年からオーストラリアに語学留学するとのことで、久しぶりに前職の時の部下達と一献。
今回留学するのは、4年くらい前に新卒で前職の会社に入社したのだが、スキルステップが残念ながら前職の職場とは合わず退職していた。今回は、一年間の語学留学をするとのことだけど、帰国後の事などもいろいろと考えているようだ。
僕は社会人になった最初の会社を三年半で退職して転職したのだけど、離職を決めて転職先も決めたあとに、それを知らない会社から海外赴任のオファーをされた。あの時、もしタイミング的にそのオファーがあったら、間違いなく転職せずに赴任していた。結果的には、次の転職も僕のスキルステップには、とても重要なものだったから、後悔はしていないけど、お陰で今まで海外勤務、赴任の経験はなく、出張ベースだけで長年過ごして来た。
だからという訳ではないが、若いうちに海外に出れる人は、ぜひそのチャンスを活かしたほうがいいよとアドバイスしている。これは、日本が駄目だから海外というのではなくて、やはり多様な世界や仕組みを知ることがとても貴重だと思うからだ。
もちろん、英語を使えるようになることは重要だけど、それ以上にロジカルシンキングや人とのコミュニケーションなどもふくめて、日本のハイコンテキストな世界以外を経験して置く事が、マネージメントや仕事の上で武器になると思うからだ。
というわけで、今日の主役には、一年後に何を学んで帰ってくるのか、とても楽しみだ。