開発中の製品で採用を検討している無線規格は、IEEEでの標準化がされていて、業界団体によるコンフォーマンス規格の策定も進められている。ところが、関係者に聞いてもコンフォーマンス規格の範囲や仕様について、今ひとつはっきりした答えがない。
今回、知り合いに業界団体のチェアを紹介してもらったり、その辺りに詳しい人にいろいろと教えてもらって、大分疑問がクリアになった。
ところが、クリアになったからスッキリしたかというと、逆で頭に?・?・?が灯った感じだ。これで、本当に相互接続性とかの保証と言えるのかとか、これのどこに価値があるんだろうというくらい不思議だ。
最近、他のケースでも感じるんだけど、Stand Aloneの製品世界の人達って、結局システムとして多種多様な外部要素との連携ということを考えないからなのか、階層的な設計思想が無いみたいだ。
どう考えても、これじゃボッチ規格だよなぁ..と思いながら、まぁそれでもマーケティング的にはシールが貼れて良いのかもしれない。
IEEE802.11aiは、11スロットの会議が終わって、今日の夕方に無事に次の書面投票へと進む事が決議された。
夜のチェアミーティングが終わって、9時過ぎにやっと夕食。アトランタに来てからは、ホテルとつながっているモールのフードコート以外に行っていなかった。というわけで、時間は遅かったけど、近くの地ビールのパブに知り合いらと出掛けて、地元のIPAとステーキでエネルギー充填。