参加しているDICOM2015で受ける感想は 、2年前のDICOMO2013の時の感想 となにも変わらず、かなり悲しい。
常々言ってることだけど、コミュニティが違うと常識と基礎知識が大きく違う。ところが、世の中はどんどん複雑になって、特定分野の技術研究領域に閉じて出来ることには限界がある。だから、異なる領域の研究や技術を利活用する機会が多くある。
異なる分野の事は、閉じたコミニティの中では新規性があるように見えたり、すごい事に見えたりするから、聞きかじりレベルの技術ネタでも、それぽく見えるわけだ。
Multiple Degree Programとかが当たり前の世界じゃないから、特定分野に閉じこもって、お山の大将になるのも良いけど、 Philosophy Doctorを育てるならば、広い知験が必要だろう。
というわけで、異なる学術コミュニティで、今更聞けない基礎的な疑問みたいなのを投げ合って、相互にそれを享受しあう横断的シンポジウムとかできないのかとつくづく思う。