早朝、畑の草刈をし、朝食を摂ったあと、今日も明野のSunnyへ。実は、昨日の騎乗のあとに、相方の右腹に擦り傷が見つかった。先週も同じ箇所に見つかったのだけど、騎乗後に気づかず、放牧の後に指摘されたので、騎乗時の傷か、放牧時のものか判らなかった。昨日は、新しい鞍の鐙を取り付けているストラップの先端にある止め具の皮かもしれ無いということで、とりあえずそれを外しておいた。
しかし、場所的に拍車の当たる部分でもあり、拍車が当たり過ぎているのではということがとても気になっていた。僕は、どうも左足が硬くて、拍車を当て過ぎる傾向があると指摘されているけど、くだんの傷は右側だけだし、そんなに強く当ててる意識はない。それでもとても気になったので、もう一度拍車をよく点検してみたら、輪車の輪を止めているピンが内側に開いてしまって、針のようになっていて、これに血が付いてた。つまるところ、犯人は間違いなく私でした、ごめんなさい、本当にごめんなさい.....
というわけで、今日はごめんなさいの意味から、馬場での練習を止めて、拍車を外して、外乗を10kmほど。右腹がとても気になるので、かなり意識した乗り方で、茅ヶ岳の麓を一回り。それでも、まあ馬なりではなくて、意識して詰めた駆け足なんぞで、一時間ちょっとをランデブー。外乗後は、ごめんなさいの気持ちを込めて、綺麗に洗って放牧しました。ごめんね....
帰りは、サニーのオーナーさんの紹介で、明野の自動車屋さんに寄り道。我が家の軽トラもさすがに限界なので、中古の四駆の軽トラをさがしていたのだけど、ちょうど良いのが見つかったかも。
昼食後、今日は熱中症ぽい頭痛もなく、事務仕事も順調に終了。風呂上がりのモヒートで一息つけた。
今日は、二つの新しい作業班というか委員会の実質的なスタートがあった。一つは、IEEE802.11ai関係で、アブリケーションよりなスタディグループ。アプリケーションよりということで、異業種な人の議論が、なかなかに面白い。今日の一回目から、結構深い話がきけて中々良かった。
二つ目は、先週第一回の委員会があった委員会の実務レベルな会合。こちらは、今後の進め方などの事務レベルな話と、傘下の作業班のチェアの意見交換的なもの。こちらもこちらで、きちんと会合を持った意味があって、Out Comeを得たので、時間の割には濃かった。
今日の二つは、これからのIoTやWi-Fiのビジネスシーンに、相応な影響を与える事を、率先して示していける予感が大いにした。
9月の第1週に、IEEE SA(Standard Association) の東京シリーズが開催され、SAのプレジデントをはじめとして、主だったリーダーシップが日本に滞在する。滞在期間中には、SAの会議以外に日本の企業や官公庁を訪問したり、共済でのセミナー、ワークショップを幾つか開催する。
このためのアレンジメントについて、毎週のようにテレカンをして、細かいことの調整をしている。来日までいよいよ、あと一月を切ったので、来日予定メンバーから、ちょっと具体的な質問が出てきた。
曰く、3.11の影響で、東京はエアコンがあまり使えないんじゃないかとか訊かれる。また、日本の官庁などの訪問のときの、ドレスコードなんかも訊かれる。
こんな一連のやりとりの中で、今回は、タイミング的に官庁の人事異動と重なり、表敬訪問の相手が変わった。基本的に、定期異動があるということを説明しなくてもならないのだけど、これが中々欧米の人には、理解しづらい点だったりする。
諸外国の官公庁の異動頻度というのは、どうなんだろうか?
製造業にいると、モノの価格の原価構成とかは、概ね判る。部品代と工賃からなる工場価格にたいして、輸送と保険費用が発生し、そらに償却コスト、販売コストが積み重なっていく。メジャーの製品にしても、こういう構造は一緒で、まぁだいたい工場価格の3倍から4倍が定価になる。販売価格は、とうぜんながら販売店のマージンなどが含まれる。
この辺りの感覚は、ものつくりをしてきた人には、当たり前なのだが、ラズパイでメーカーズです的な人には、どうも通じないらしい。つまり、品質管理とか、サポート、償却なんてことを考えずに、価格を打ち出して、あとで泣きを見るようだ。
一方で古き良き製造業の人たちは、この積み上げでしかコストを考えない人も多い。特に、困るのは理由がある積み上げではなく、社内規定ですとか言われる場合だ。流通にしても、EMSの出荷レベルにしても、その形態によって、製造管理コストや販売コストは大きく異なる。だから、それなりのEMSを使い、Out to Out で出荷した場合と、自社に受け入れて、QCやロジをする場合とでは、大きくコストが異なるはずだ。こういう、原価がこれでしか作れないから売値はこうですというのだと、市場創造するなんてことは出来ない。
一方で、シリコンバレーなどでは、こういうビジネススキームの分業が明確だし、中国のEMSなども様々な提案をするので、それなりに市場をリードするモノが出てくるようだ。
ここ数日は、コスト問題で、久しぶりにモノの産みの苦しみを楽しんでいたりする。僕が、民生製品の開発をしていた頃は、タクトタイムは秒単位だったし、原価も一銭単位だったのだが、そういう感覚でのコストダウンの話しが最近は通じないというのが辛い。
9月の第1週は、IEEE Stnadard Boardの東京シリーズが開催される。というわけで、この期間中に、幾つかの共催の催事を予定している。
一つ目は、ARIBとの共催によるIEEE-SA ICT Standards Projects ARIB Workshopで、こちらは8/31の午後に開催される。
二つ目は、インターネット協会主催のIoTグローバルビジネス戦略セミナーで、9月4日の午前中の開催となる。
三つ目は、同じく9月4日の午後に、同じ会場で、Wi-FILS推進協議会主催による IEEE802 Wireless Standard Activity and the Standards Education Seminarを開催する。
二つ目と三つ目は、近々に正式なアナウンス、参加申し込み受付が始まるので、はじまり次第、ここにもリンクを掲載する予定だ。
というわけで、8/31,9/4は、無線関係、IoT関係の人は、参加いただけると面白いと思う。
今朝は、二つの進捗確認のミーティングからスタート。さすがに長年一緒に仕事をしてきたパートナーとの会議は、とても安心していられて嬉しい。決局、開発仕事は、言われてませんとか、聞いてませんとかではなくて、目的を達成するのにはどうしたら良いかを自ら考え提案し、軌道修正できる人とが頼もしい。
当然、目的の中にはコストやスケジュールもあって、提案もなく時間が足りないとか、予算が足りないとかいうのも痛い。だから、代案提案型の建設的なエンジニアかどうかは、かなり大きな開発スキルだろう。
かと思うと、中には一方的に仕様をこうしてほしいという要求をしてくる似非エンジニアというかSIとかもある。昨日は、見るからに自明な情報を、リストにして、定義はこれですなんてメールを書くハメになったのだが、そのメールと、もとの情報では、情報付加価値は全く増えていない。
今日の夕方は、株主&取引先の工場で打ち合わせ。ロビーに展示してある古のロランCの装置を見て、こんな身近に慣性航法のエキスパートがいることに、いまさらながら気がついた。これは、もしかしたら大きな力だ。
IEEE Weekの催事の二つ目IEEE802 Wireless 標準化推進・リーダーシップ育成セミナーの参加受付がはじまりました。
朝は、Sunnyで1鞍。あまりに暑いので、今日は短めに切り上げる。しかし、次から次へと課題があって、乗馬って本当に奥が深い。
昼前に戻って、ちょっと草刈りをしただけで、とんでもない汗の量で、とりあえず、シャワーを浴びて昼食。もう、1日に何度もシャワーをしたい状態だわ。
午後からは、某関係の公募書類の起草。それにしても世の中には、エクセルにしても、ワードにしても、ネ申な書類が多すぎないか。こいうう、テンプレート作る人って、絶対自分で中身を書く立場にはならないんだろうな。
TeXとかは言わないけど、こういうのは面倒くさいから全部プレインテキストにしてしまうとかいう、思い切った役所とか出てきたら絶賛ものなんだけどな。
夕食の後も引き続きネ申な書類と格闘。まだまだ時間はかかりそうだ。
今日は、ちょっと早めに明野のサニーで一鞍。騎乗後、相棒をシャワーして、綺麗サッバリになったのを見届けたあと、僕も床屋さんへ。
昼食後は、昨日に続いて申請書類書き。とある市場数字が欲しいなと思ったら、調査会社のレポートに行き当たったのだけど、とんでもなく高額。需要が限定されるから、まぁこんな金額なのかもれしないけど、ちょっと手が出ない。これに比べると、政府刊行の白書系は、やはりありがたいな。
涼しくなってから軽く草刈りをして、夕食を摂った後は、前期の講義の採点。僕の講義の試験は、自作の資料の持ち込みを認めているし、毎回の講義資料も配布していて、重要な事は最後のページにまとめてあり、多くはそこから出題している。また、それだけだと差がつかないので、まとめページでない部分からの出題も当然しているし、論述じゃない穴埋めもある。だから、基本的にはこれらを整理した資料を持ち込めば、それなりの点は取れるはずだ。
しかし、毎回、出席もきちんとして、教室の前の方に座っている学生さんが、必ずしも良い回答をするわけではないのは、ちょっと悩ましい。逆に、とても良く理解された論述回答を含めて、満点に近い回答をくれる学生が、講義中にはそんなに集中しているような記憶がなかったりする。
こういうのって、試験という仕組みへの対応の差なのか、学習効率の差なのか、僕の講義スタイルとの相性なのか、実に悩ましい。
僕は、たまたまここ数年だけ非常勤講師を頼まれて務めているけど、長年正規に教壇に立っている諸兄は、きっとそれなりの見極めが出来るんだろうな。一度、この辺りの話を、じっくり聴いてみたい。
自宅にあったサーバー類を、すべて仮想マシーンのサービスに移行したので、20年近く使っていたOCNのサービスを解約することにした。
ISDNの時代にOCNエコノミーでグローバルアドレス16個のサービスを契約したのが最初だった。その後、 住んでいたマンションが光のサービスエリアになった時に、IPアドレスを8個返却したらISDNより価格が安くなるし、アドレス自体は、後ろ半分返せば同じものが使える(担当の人は、同番移行という用語をつかった)ということで変更した。
その後、転居していまのアパートに移っても、ファンレスのサーバーを使っていたのだけど、ハードの故障やセキュリティパッチのメンテなどが大変なので、徐々に某社のレンタルサーバーに移行していった。なにしろ、いまやレンタルサーバーは、月500円だから、これを4台借りても2,000円で、月々の回線費用がプライベートアドレスに移行したら、かなりのコストダウンになる。
しかし、今日その手続きをしたんだけど、OCNさんはIP8のサービスは、法人部門が担当している。個人向けのブライベートアドレスのサービスは、個人向け部門が対応している。というわけで、手続きは別々になる。
僕からみたら両方OCNなんだけど、異なる部門の異なる担当から、バラバラに電話がかかってきて、いろいろと説明。しかも、解約と新規開通は、ともに工事を伴わないらしい(PPPoEのアカウントが変わるだけ?)。とくに、工事日程の調整もないとのこと。本当に大丈夫なのか、かなり不安ではあるが、きっとそんなもんなんだろう。
それにしても、びっくりしたのは、諸々の説明が長いので、今後はできればメールで内容を送ってくださいってお願いしたら、個人情報の取り扱いの関係でメールが出せませんとのこと。
えっーーーーー、インターネットの会社じゃないの? 絶句。
IIEEE-SASB(Standard Asscoiation Standard Board)では、9月の第1週に東京シリーズという会合を東京で開催します。この間、IEEE-SAのプレジデントをはじめ、主要なリーダーが来日するので、以下の三つの催事を行います。
また、上記のSAの会議の中では、PatComという知財関係の会議などもあります。
1. ARIB 第 133 回電波利用懇話会
「IEEE-SA ICT Standards Projects ARIB Workshop」
日時:2015年08月31日(月) 13時30分~ 17時00分
 2.インターネット協会主催 IoT グローバルビジネス戦略セミナー
IoT Global Business Strategy Seminar
日時:2015年09月4日(金) 9時30分~ 12時00分
場所 : TKP赤坂 カンファリンスセンター Hall 13C
3.Wi-FILS推進協議会主催 IEEE802 Wireless Standard Activity and theStandards Education Seminar
日時:2015年09月4日(金) 13時00分~ 17時00分
I got a lecture about energy conversion from my business partner this morning. Finally I understood how surplus electricity from decentralized generating plant was arbitrated.
The answer is quite very simple, The surplus electricity that is generated by decentralized generating plant will be wasted.
Today many people said electricity deregulation will be start soon. However I think it is not possible to adopt the free trade of electricity inside power grid without opening the last one mile of distribution network. This is the same as what we learned by telecommunication business..
I had landed in San Jose and had 4 meetings before checking in the hotel. All of those meeting were productive enough , but it is a little bit hard for the 1st day of overseas business trip.
I travelled from south to north (from Palo Alto to San Mateo) to visit four partners in the Bay Area today.
Famous venture capitalist who are the mentors of mine always point out the lack of my considering. This is extremely important to improve my way for the next steps.
Good discussions with the engineer always inspire something new to my idea.
So I really appreciate all of those who spent time with me.
After returning to the hotel, I had a teleconference with 802.11 WG chair for the starting of IEEE802.11ai sponsor ballot. WG chair coached me to start the process through the sharing of my desktop.
I could start the process by his appropriate guide and the web conference even if it was my first experience to start sponsor ballot in IEEE-SA.
This is the real profit of the Internet that we can share the information over the nations.
I hope we will have the same profit of information sharing in the IoT world.
I visited the office of the design team who had designed my new product. Purpose of this visit is to inform them of a change of design due to the technical reasons. This particular change may be performed by mechanical engineer at our side, but I believe that it is important to share the cause of change with the original designer.
The result of the meeting with the original designer, she willingly consented to our changes. And she may change the design quickly by herself. This is very good for both.
Today a problem of symbol design of Tokyo Olympic game has been highlighted in Japan. Such an unpleasant case does not happen if designers are always conscious of respect for the other designers each other.
Regardless of software, hardware mechanical design and industrial design the creation is not at all an easy thing. A designer plagiarizing the design of another person is certainly a person without the skill. I think that such a designer never loves one's work.
i don't know the symbol design of Tokyo Olympic game will be changed or not, but I cannot respect the designer at all.
I shared and enjoyed the dinner with active researchers of IEEE802 at Japanese restaurant tonight.
I had 4hour/10miles ride at Huddart Country Park with Mister of BayAreaRidgeRider's. Our 3 horses and riders trailed through the nature of redwood. It was a very hot day in town, but it was not so hot in the park and not so sweaty. Actually, I did not have to take off the shirt immediately after the long ride.
After this ride, I drove to Union-city for the lunch. By the way I had Japanese style Ramen for lunch everyday last 4 days in the Bay Area.
The Ramen Taka in Santa Clara serve purely Hakata style that is given with Beni Syoga and Takana.
The Himawari Ramen is very popular Ramen restaurants in San Mateo. The TanTan men is a their flagship.
The Men Bei in Santa Clara is a typical Japanese Chinese restaurants. I enjoyed Hiyashi-Chuka that is the first Hiyashi-Chuka in this summer for me.
The Matsuri in Union City is a newly opened restaurants by my friend. They serve Yokohama-Ie-Kei Ramen that is based on Tonkotsu-Shoyu. They customise the soup and the boiling time to match the customer's preference. This is a great Omotenashi that makes me happy.
It is quite amazing that the Japanese Ramen business is so prevalent in the Bay Area now.
最近は、お盆の時期に全社休業する会社は、ずいぶん少なくなった。とはいえ、お盆に帰省する人も多く、日本ではお盆の時期の仕事は、待ちになることが多い。そなわけで、僕は日本のお盆休みの間に、海外での仕事をする事が結構多く、先週もシリコンバレーに居た。
今回、関係する取引先などの訪問のほかに、パートナーにお願いしていた滞在先の確保に目処がついた。シリコンバレーの物価上昇は、本当に凄すぎで、ホテルの宿泊費も一向に下がる気配がない。いまや、旧式のモーテルでも、150$は安い方というのが現状だ。
では、頻繁に行くのならいっその事アパートでも借りればと思うが、これがまた熾烈な価格だ。サンノゼのダウンタウンで、さほど良い場所じゃなくても、今や1Bed Roomで2,000$/Monthはかかる。日本の大手企業の駐在員などが借りている小綺麗なところになると、2Bed Roomで3,500$以上は、当たり前という状況だ。特に、家族連れで転勤している人は、子供の学校の学区の良し悪しが重要なので、それなりの学区域でとなると、高い物件しかなくなる。
今回は、こちらの大学を卒業して、そのまま移住し20年近く不動産関係の仕事をしている知人が、いろいろと骨を折ってくれて、とても良いルームシェアの話しをまとめてくれた。この部屋のオーナーは、日本でソフトウェアの開発会社を経営されているインド人の方で、日本語も堪能だ。以前に、こちらで一度お会いしており、今回の知人のアレンジでとても良い提案をいただいた。
僕は、シリコンバレーに四半世紀以上通っているけど、以前は当地在住の日本の方とは、ほとんどお付き合いがなかった。シリンコバレーに限らず、中国や韓国なども同じで、基本的には現地企業の方と直接に行動してきた。
ところが今のEverySenseでは、ご縁があって今のパートナーと出会ってから、当地に移住した邦人の方々と沢山知り合うことが出来て、いろいろと助けていただいてる。在外邦人には、駐在員のように短期的に移住している人と、現地法人へ移籍したり、自ら起業したりして生活を完全に移している人がいる。また、もちろん日系二世や三世の方々も、西海岸には沢山いるので、日本からこちらに進出する人は、まず確実に、こういう方々のサポートを受ける。
僕が聞いてる限りでは、現地での生活や起業などに必要な情報は、圧倒的に移住者のそれが質、量ともに高い。もともと、こちらで生まれた日系人の方が、日本から進出する方に向けて、長年に渡り不動産や保険、法律などのサービスをしているが、総じてこの関係の方々のサービスは、高級なようだ。まあ、日本でも外国人専用不動産等は、会社が支払うからそれなりに高級な物件が多いのと同じだろう。
昨日、私が仕事をお願いしている弁護士からは、こちらに進出する起業や投資家に対して、容易にビザの取得や会社の登記を進める弁護士やコンサルが沢山いるという話しを聞いた。実際に、会社登記やビザ取得は、会社の規模や立ち上げの進捗などによって、必ずしも性急に進める必要のないことも多く、場合によっては、余計な支出や制約を生じることもあるそうだ。 それでも、こういう部分は、なかなかわからないので、とりあえず、邦人を対象にした当地のコンサルや弁護士に相談すると、直ぐに法人設立やビザ取得をとなり、それなりの費用が発生するようだ。
僕が誰かと仕事をする時に、良く確認するのは、その人がどのように仕事以外の地域コミュニティのなかで、公的または半公的な役割をしているかだ。これは、もちろん公職のようなものもひとつだけど、その人の仕事関係じゃない仲間との付き合いなどを知ることで、いろいろとわかってくることが多い。
こう言うと、とてもウエットでビシネスライクじゃないと思う人もいるかもしれない。もちろん、言語も堪能で、現地の法律にも詳しくて、自分でドライにビジネスコントラクトの取り交わしが出来るなんて人がいれば、それはそれで良い。しかし、新しい環境や仕事にチャレンジする時には、結局は一人で出来る事は限界があるのだから、周りの仲間に助けてもらうことになり、良き仲間と出会うためには、こういう部分が不可欠だろう。
もちろん、僕は僕なりにシリンコバレーに長く通っていたから、移住して生活している人達と共通の話題も多いし、驚くほど共通の知人がいたりもあるというのも、大きな助けになっている。
いずれにしても、今回も多くのこういう人達のサポートが詰まった出張だった。
来月に来日するIEEE-SAのメンバーに、日本の行政機関や研究所、標準化機関などの説明を依頼されたので、少し調べながら資料を作っているのだが、改めて整理するとなかなか面白い。
まずは、日本のガバナンスについて、ちょっとGoogle先生に聞いてみたら出てきたのが、外務省の Web-Japan というページで、この中にある子供向けのKids Web Japanなどは、外国人に説明するには、なかなか良い資料がまとまっていたりする。また、在外領事館、大使館のホームページなどにも、よくまとまってるのがあって、参考になる。
僕は、普段外務省の方とかは、お付き合いがないけど、外国人目線でみると、こういう情報ソースがとても大事なんだろう。だからこそだけど、ここに書かれる情報は、細心の注意を払わないと、外交上の問題を生じさせたりするのだろう。
次に、各種研究機関について、とりあえずT1にあたる国立研究開発法人を、その所管毎にまとめてみた。ここで、ちょっとびっくりしたのは、普段お付き合いのある総務省や経産省は、直接所管する研究開発法人がとても少ない。
総務省の場合、その良し悪しは別として、TAOとCRLを合併したNICTのみだ。経産省の場合には、NEDOとASIの二つだけ。
これに対して、文科省、農水省、国交省 、厚労省の所管は、実に多い。まぁ、文科省と厚労省の場合には、その領域と分野から、なんとなく細分化するのはわかるけど、農水省とか国交省の配下にも、たくさんあるのは、ちょっと不思議というか、いままでの行政改革の踏み込み方の差なんだろうか。
これは、直轄してる研究機関であり、さらには外郭団体などもあるので、その辺りも含めて整理する必要はあるけど、まぁ公務員の皆様のお席はたくさんあるんだなといのうが、とりあえずの感想だ。
某、通信事業社が主催するイノベーションプログラムの説明会に参加してみた。このプログラムでは、広く外部からアイデアを募集して、同社のもつリソースと融合する事で、フィジビリティスタディやブレマーケティングをしようというもの。
最近は、通信キャリア各社が、皆同様のプログラムを行っており、ハッカソン、アイデアソンからその先へと取り組みだしている。こういうのは、とても良い試みだ。
しかし、今回もそうだけど、ある程度のテーマの絞り込みというか、領域がカテゴライズされているので、そこそこにこじんまりとした案件になるのではないだろうか? イノベーションが、フレームの転換だとするのならば、個別の領域に収まらないものにも着目すればいいのだけど、それには受け取り側の器量が必要なので、なかなか難しいのかもしれない。
ご縁があって、今日はこの説明会に参加したので、このあとの事も含めて、いろいろとアイデアを捻ってみよう。
夕方は、標準化活動で知り合った某社の研究部門の方々が来社して、今後のテーマなどについての意見交換。標準化を戦略的にとらえるという考え方が根底にあって、いろいろと面白い展開が期待できそうだ。
グローバル化とか日本から海外へとか、企業の大小に限らず、サービスや製品の国際的な展開が求められる時代な事は、とてもよく語られている。 日本では、社内公用語を英語にするということで、話題になった会社もある。しかし、やはりなんだかんだ言っても、日本では圧倒的に英語ベースでの書類などは、限られた範囲でしか認められない。
契約はもちろんのこと、議事録や報告書でも、英語のものを展開すると、抄訳などが求められるケースが多い。長い文章じゃなくて、PPTのようなもので、簡単な箇条書き的な文言しかなくても、頭から英語はダメという人も少なくない。
再来週に予定している幾つかの催事でも、通訳をどうするのかというのが、少し話題になった。国際標準化の話しなので、通訳なしで良いのではと、簡単に割り切れないのが現状だ。
この前、知り合いが日本のGDPと米国のGDPの成長経緯と、グローバル企業の存在について、興味深い解説をしてくれた。 サービスであれブロダクトであれ、世界を相手にグローバル展開をしている成長企業の有無が、国の経済成長と大きな相関があるというわけだ。 そして、残念ながら、我が国には、こういう企業が圧倒的に少ないというのが結論だった。
この大きな要因の一つは、やはり言語の壁ではないだろうか? もちろん、様々な習慣や思考の差はあるけど、まず言語的な拒絶反応をなくさないと、なんともならんのではないかと思うわけだ。
先般、某社は副社長にインド人の人が就任して話題になったけど、現場は別としてマネージメントは、英語で議論し、英語で決議するのが、これからは、当たり前になるのではないだろうか?
今日は、IEEE802の標準化活動などで、いつも一緒になるメンバーとの夏合宿。IEEE802は、年に6回、Wi-Fi Allianceは、年に3回、世界各地で標準化会合を行っている。また、Face to Faceの合間にも、毎週のテレカンファンレスがある。
IEEE802.11やWi-Fi Allianceに継続的に参加している仲間同志では、互いがメインにしているタスクグループやワーキンググループの情報を、日頃からFaceBookなどで共有している。以前は、あまりこういう横の連携がなかったのだけど、数年前にFaceBookでグループを作ってからは、オフタイムでの交流も盛んになっている。
そんなわけで、今日から明日は、山梨の拙宅にメンバーが集まっての合宿式の懇親会の2回目。昨年の忘年会に続いて2回目の今回も、11社から11人の参加。キャリアだったり製造メーカであったりと異なる立場から標準化という共通の業務に取り組んでいるとはいえ、実務では競業することもあるので、その垣根を越えてこれだけの人が集まるのは中々にない。
とりあえず、電車組の第一陣を昼前に韮崎でピックアップし、蕎麦を食べて、買い出しをしたあとに、少しずつ懇親会モードへ。夕方の車組、後発電車組が合流し、一次会がスタート。
胃袋が満たされたあとはに、メンバーの考案で、花火を使って文字を書くのにチャンレジ。まずは、綿密な打ち合わせと役割分担のあと、携帯電話のLEDを使っての予行演習を繰り替えすこと数回。なかなかに、素敵な写真の撮影に成功。
その後、中央線の遅延で、遅れたメンバーも到着して、二次会モードは、マターリと深夜まで続いた。
IEEE802&Wi-Fi 合宿の二日目は、思ったより全員普通に朝起きてきて、朝食。早めに帰京する人以外は、拙宅近くの武の井酒造という酒蔵を訪問。ここは、工夫を凝らした花酵母の焼酎や樽熟成の焼酎などのほかに、青煌という特定銘柄酒をつくている。今回はの、参加者は、みなさんお酒好きなので、説明を熱心に聞いて、運転手じゃない人は、試飲もしたり。おやすみのところ、無理を言ってしまったのですが、気さくに応じてくれた皆様に感謝。
その後、アイスクリームチームと温泉チームに分かれて、音声チームが一風呂浴びた後、再び清里で合流。結局、温泉組もアイスクリームも食べて、再び武の井酒造さん近くの蕎麦「いち」で遅めの昼食をとって、韮崎で解散。
先行予約の結果、発売日の昨日に届いた、東急バスの降車ボタンキットが、今日はパワーアップされていた。
これは、ボタンを押した時に、ボイスレコーダー機能で録音した音声が流れる。そのままだと、録音した自分の声が再生されるだけで、"ピンポーン"という反応音とかもないので、いまひとつリアリティに欠けるなと思っいた。
昨日、とりあえず家族に渡したら、ネットから音声のある映像を見つけて、録音したらしく、"ピンポーン 扉がひらくまで、そのままでお待ち下さい"という、臨場感のある音声データに変わっていた。
この商品は、音声ピッチの切り替えスイッチがついてるけど、せっかくなんだから、オリジナルのプロの音声をデフォルトでつけとけば、いいのになぁと思う。
もう、夏も終わりに近いので、「冷やし中華はじめました」というタイトルで、フログを書くのは如何なものかという理由じゃなくて....
まじめなお話、EverySense,Incでリファレンスデバイスとして開発してきたEveryStampのクラウドファンディングをはじめました。
今朝は、日経産業新聞さんが、「IoTお試しキット 米エブリセンス、手のひら大センサー」という詳しい取材記事を掲載してくれました。
会社のリリースでは、明日からポチれることになっていたのですが、クラウドファンディングの運営サイトは、22:00が区切りらしくて、厳密には今日の22:00 にスタートしていました。
このEveryStampは、何ができて、何するのというのは、EverySeseのホームページと、そこにあるビデオを見ていただけると嬉しいです。
今回、もうひとつ、変わった取り組みは、 いろいろとお付き合いのあるOkwaveさんとブリックスさんが提供してくれる多言語Q&A とも連携したことがあります。
数日前にポストした、言語の壁にチャレンジするひとつの取り組み事例になるかもと思っています。
というわけで、みなさんせび ポチッとしてください。
なお、ポチッと押しても、こちらは「つぎとまります」とは、言ってくれませんので、悪しからず。
先週から一般参加も受付たインターネット協会主催で、9月4日に行われるIoT グローバルビジネス戦略シンポジウムは、あっという間に定員なってしまった。 これって、IoTというのが、結局のところまだ暗中模索だからこそという結果なんだろう。
今回、インターネット協会のIoT推進委員会としては、The Internet of things的に、業界を超えた相互接続に取り組むわけで、推進委員会ならびに、その下位のワーキンググループのキックオフ的な位置づけになる。僕も、実証実験ワーキンググループとしてのチャーターを示す予定だ。
また、IEEE P2413というIoTアーキテクチャの標準化グループについて、IEEE-SAのプレジデントが自ら解説してくれるのは、とてもレアな機会だ。
大阪の船場にある某老舗企業にて午後から打ち合わせ。とりあえず、昼すぎについて、地下街にある食堂街で、同僚と昼食。なんか、なんとも言えず昭和を感じる地下街で、飲食店も店頭に手書きのポップ(ポップという言い方が似合わない)が、無造作にペタペタ貼られていたりする。もう、なんかこの雰囲気みてると、あの万城目学の描いた大阪国が本当にあっても不思議じゃないと思えてくる。
打ち合わせ場所の企業も、老舗だけにビルの内装も昭和感満載なんだけど、そのなかでの今日の打ち合わせは、目一杯ポップで、ものすごくワクワクさせられる話だった。
二つの打ち合わせのあと、夜東京にもどり公募書類の作成を同僚していたら、結局のところ深夜になってしまった。
ベンチャーに限らないことかも使れないけど、自分たちの事業や製品について、適切なタイミングでプレスリリースをし、それが新聞や雑誌などのメディアに取り上げられることは、とても大きな意味がある。ベンチャーでもマーコムとかPRということにリソースを割いている会社もあるし、まったくそうでもない会社もある。
幸いに、EverySenseについては、リリースしたことが、幾度か大手経済紙をはじめ、いくつかのメデイアに取り上げていただいている。
ところが、こういうのって、経験の無い人からは、ちょっと変わった反応がある。例えば、記事の内容というか書き振りについて、こちらに問い合わせがあったりする。 つまりは、リリースと記事の発行主体と文責者についての、当たり前の知識が欠如しているようだ。もっとも、最近は記事広告という読者を誘導するような紛らわしいものが氾濫しているので、ややこしいのも事実でもある。
まぁ、どっちにしても、個々の会社のオリジナルのリリースより、メディアの記事のほうが影響力が大きいのも事実だ。とはいえ、記事はあくまで取材側の視点と文責のもとに書かれていることを、少なくとも関係者には、常識として理解してもらわないと、余計な仕事が増えるだけだ。
ネットでは、しばしば一次ニュースだけで騒ぎが大きくなるけど、元ネタとかセカンドソースとかを確認しないのは、典型的な浅慮型の人の行動パターンなんだろう。
今週、開発パートナーの知人が体調不良から、緊急手術、入院となった。自分で不調を感じて、総合病院に行った結果、別の専門病院に移って、カテーテルでの手術、入院と一気になったとのこと。 早期の自己判断と措置で、幸いに大事に至らなかったのたど思うけど、タイミングが違っていたらと思うと、少しゾッとさせられる。
入院、翌々日には、当人とチャットで会話をする機会があって、直接に状況を聞けた。しかし、当初はは断片的な情報だけで、そもそも本人なのか知人の話なのかさえ判らなかったりだった。
昨夜、面会時間ギリギリにお見舞いに伺ったら、入院先の病室では、テザリングでWi-Fiを使って、VPNで仕事場に接続しているとのこと。いまや、病院でも携帯やWi-Fiが、かなり自由に使えるようになっているわけだ。
バートナーとしては、彼の病状や療養を第一に考えるべきだけど、僕のとこは、彼に開発の多くを依頼してる関係で、なんだかんだ仕事面での影響も心配になることも否めない。
もちろん、病床で納期と仕様に追いまくられて、ガリガリコード書いてくださいっていう図々しさはないけど、どうしても話しは仕事のことになる。そんななかで、チャットなりなんなりで、互いにリーチアビリテティが確保できてる状況というのは、実に助かる。
もう、20年くらい前にRoot,Incの社員が、アトピーの治療で入院することになった。この時、彼はノートパソコンを持ち込んで仕事をして、病院の一階にあるISDNの電話で、1日に何度かメールをしてきた。
しかし、ある意味この進化は、ヘルスケアというか療養という視点からは、あきらかに逆行している気がする。もちろん、様々な医療技術面でICTが貢献していることは間違いない。まぁ、ヘルスケアに限らず、科学技術の発達は、常に功罪併せ持つわけだ。
実際、今日は、僕の唯一の夏休みなんだけど、旅先でもそこそこの時間は、仕事の打ち合わせやメールのやり取りをしているわけだ.....
長男の学校の関係者での恒例行事で、青森県の白神山地周辺の深浦町の十二湖や鯵ヶ沢などに来た。ユネスコ世界自然遺産の白神山地は、広大な白神山地の中心部分だけが指定されているのだけど、まあその周辺のブナの原生林ながあるとこは、総じて白神山地らしい。
十二湖と白神の森という二箇所で、それぞれ二時間くらいのトレッキングをし、森林の自然パワーと子供たちの健やかな成長に、大いに感謝した。
ところで、せっかく白神に来たので、白神の天然酵母とかをと思ったら、これがどこにも売っていない。東京のスーパーとかには、たいてい置いてあるドライタイプも売っていないのは、なんでなの? orz..
今月末で、足掛け18年くらいつかっていた、OCNの固定アドレスを解約して、プライベートアドレスなサービスに移行する。すでに、解約手続きも終了しているし、そのあとの個人用のサービスの申し込みをしているので、先ほどその切り替えをした。
切り替えといっても、まったくもって簡単で、ブロードバンドルータのWAN側のPPPoEのアカウントとパスワードを書き換えるだけ。とうぜん、固定アドレス云々はないので、あとはDHCPを動かして、外からアタックにたいするセキュリティの設定をするだけだ。
そもそも、いま使っているお安いブロードバンドルーターは、圧倒的に個人のブライベートアドレスな人がメインターゲットなので、限りなくでデフォルトな設定で済むわけだ。
というわけで、ほぼ瞬間にして切り替え完了。この切り替えで一番大きいのは、OPEXが格段に下がる事だ。
今日からIEEE802.11 SASBの東京会議があり、ローカルサポートで、霞が関界隈を行ったり来たり。朝は、IEEE-SAとARIBのスタッフレベルの意見交換会を行ったのだが、意志決定ルールの差については、多いに考えさせられる。というわけで、今日、再認識したこともりあり、集団的意志決定のルール という記事をアゴラにポストしてみた。
昼に総務省への表敬訪問に同行したあと、午後からはARIBでの、ICT Work shop。今日のワークショップは、全て英語で、通訳無しだったのだが、さすがに標準化などにかかる人が対象なので、滞りなく行われた。
一旦、会社に戻って事務仕事をしたあと、明日も早朝から会議なので、早めに帰宅して就寝。