来月に来日するIEEE-SAのメンバーに、日本の行政機関や研究所、標準化機関などの説明を依頼されたので、少し調べながら資料を作っているのだが、改めて整理するとなかなか面白い。
まずは、日本のガバナンスについて、ちょっとGoogle先生に聞いてみたら出てきたのが、外務省の Web-Japan というページで、この中にある子供向けのKids Web Japanなどは、外国人に説明するには、なかなか良い資料がまとまっていたりする。また、在外領事館、大使館のホームページなどにも、よくまとまってるのがあって、参考になる。
僕は、普段外務省の方とかは、お付き合いがないけど、外国人目線でみると、こういう情報ソースがとても大事なんだろう。だからこそだけど、ここに書かれる情報は、細心の注意を払わないと、外交上の問題を生じさせたりするのだろう。
次に、各種研究機関について、とりあえずT1にあたる国立研究開発法人を、その所管毎にまとめてみた。ここで、ちょっとびっくりしたのは、普段お付き合いのある総務省や経産省は、直接所管する研究開発法人がとても少ない。
総務省の場合、その良し悪しは別として、TAOとCRLを合併したNICTのみだ。経産省の場合には、NEDOとASIの二つだけ。
これに対して、文科省、農水省、国交省 、厚労省の所管は、実に多い。まぁ、文科省と厚労省の場合には、その領域と分野から、なんとなく細分化するのはわかるけど、農水省とか国交省の配下にも、たくさんあるのは、ちょっと不思議というか、いままでの行政改革の踏み込み方の差なんだろうか。
これは、直轄してる研究機関であり、さらには外郭団体などもあるので、その辺りも含めて整理する必要はあるけど、まぁ公務員の皆様のお席はたくさんあるんだなといのうが、とりあえずの感想だ。