ベンチャーに限らないことかも使れないけど、自分たちの事業や製品について、適切なタイミングでプレスリリースをし、それが新聞や雑誌などのメディアに取り上げられることは、とても大きな意味がある。ベンチャーでもマーコムとかPRということにリソースを割いている会社もあるし、まったくそうでもない会社もある。
幸いに、EverySenseについては、リリースしたことが、幾度か大手経済紙をはじめ、いくつかのメデイアに取り上げていただいている。
ところが、こういうのって、経験の無い人からは、ちょっと変わった反応がある。例えば、記事の内容というか書き振りについて、こちらに問い合わせがあったりする。 つまりは、リリースと記事の発行主体と文責者についての、当たり前の知識が欠如しているようだ。もっとも、最近は記事広告という読者を誘導するような紛らわしいものが氾濫しているので、ややこしいのも事実でもある。
まぁ、どっちにしても、個々の会社のオリジナルのリリースより、メディアの記事のほうが影響力が大きいのも事実だ。とはいえ、記事はあくまで取材側の視点と文責のもとに書かれていることを、少なくとも関係者には、常識として理解してもらわないと、余計な仕事が増えるだけだ。
ネットでは、しばしば一次ニュースだけで騒ぎが大きくなるけど、元ネタとかセカンドソースとかを確認しないのは、典型的な浅慮型の人の行動パターンなんだろう。