今週、開発パートナーの知人が体調不良から、緊急手術、入院となった。自分で不調を感じて、総合病院に行った結果、別の専門病院に移って、カテーテルでの手術、入院と一気になったとのこと。 早期の自己判断と措置で、幸いに大事に至らなかったのたど思うけど、タイミングが違っていたらと思うと、少しゾッとさせられる。
入院、翌々日には、当人とチャットで会話をする機会があって、直接に状況を聞けた。しかし、当初はは断片的な情報だけで、そもそも本人なのか知人の話なのかさえ判らなかったりだった。
昨夜、面会時間ギリギリにお見舞いに伺ったら、入院先の病室では、テザリングでWi-Fiを使って、VPNで仕事場に接続しているとのこと。いまや、病院でも携帯やWi-Fiが、かなり自由に使えるようになっているわけだ。
バートナーとしては、彼の病状や療養を第一に考えるべきだけど、僕のとこは、彼に開発の多くを依頼してる関係で、なんだかんだ仕事面での影響も心配になることも否めない。
もちろん、病床で納期と仕様に追いまくられて、ガリガリコード書いてくださいっていう図々しさはないけど、どうしても話しは仕事のことになる。そんななかで、チャットなりなんなりで、互いにリーチアビリテティが確保できてる状況というのは、実に助かる。
もう、20年くらい前にRoot,Incの社員が、アトピーの治療で入院することになった。この時、彼はノートパソコンを持ち込んで仕事をして、病院の一階にあるISDNの電話で、1日に何度かメールをしてきた。
しかし、ある意味この進化は、ヘルスケアというか療養という視点からは、あきらかに逆行している気がする。もちろん、様々な医療技術面でICTが貢献していることは間違いない。まぁ、ヘルスケアに限らず、科学技術の発達は、常に功罪併せ持つわけだ。
実際、今日は、僕の唯一の夏休みなんだけど、旅先でもそこそこの時間は、仕事の打ち合わせやメールのやり取りをしているわけだ.....