某、通信事業社が主催するイノベーションプログラムの説明会に参加してみた。このプログラムでは、広く外部からアイデアを募集して、同社のもつリソースと融合する事で、フィジビリティスタディやブレマーケティングをしようというもの。
最近は、通信キャリア各社が、皆同様のプログラムを行っており、ハッカソン、アイデアソンからその先へと取り組みだしている。こういうのは、とても良い試みだ。
しかし、今回もそうだけど、ある程度のテーマの絞り込みというか、領域がカテゴライズされているので、そこそこにこじんまりとした案件になるのではないだろうか? イノベーションが、フレームの転換だとするのならば、個別の領域に収まらないものにも着目すればいいのだけど、それには受け取り側の器量が必要なので、なかなか難しいのかもしれない。
ご縁があって、今日はこの説明会に参加したので、このあとの事も含めて、いろいろとアイデアを捻ってみよう。
夕方は、標準化活動で知り合った某社の研究部門の方々が来社して、今後のテーマなどについての意見交換。標準化を戦略的にとらえるという考え方が根底にあって、いろいろと面白い展開が期待できそうだ。