朝、LAのホテルをチェックアウトして、LAXからのアメリカンで成田へ向かう。今回もTSA Preが付いたけど、今日は普通にセキュリティが混んでいる状況だったので、その恩恵を十分に感じることができた。
さて、昨年に続いてCESに来たわけだが、もっぱら個別の打ち合わせと移動で、正直言ってほとんどブースを見て回る時間が無かった。その分、打ち合わせは、相当に有難いというか意味のあるものだった。
それでも、まあ雑感的にいうとIoTなわけで、各社ともそれなりに、いろいろなものを展示してきているけど、斬新というか今までに無かったという製品などは見られ無かった。そのぶん、ドローンにしてもVRにしても、出展者の数が増えて、リーディングカンパニーのそれは洗練された感じだ。
それにしても、ドローンにしてもVRにしても、ホバーポードにしても、1年経つと、あっという間に類似製品を展示する中国企業が一気に増えているのが恐ろしい。
これは、結局のところハードウェアのモジュール化により、あっという間に模倣品が作られることの証左だろう。結局のところ、ハードウェアベンダーは、常に新しいモノをつくると同時に、やはりポートフォーリオをどう展開するが重要ということだ。
一方で、メーカーズブームやクラウドファンディングのおかげで、それなりの製品を展示しているスタートアップが多いが、よく話しをしてみると見た目ほど生産実績はないとこも多いようだ。
それと、もう一つは感じたのは、やはりIoTは、まだまだThe Internet of thingsじゃないということだ。今年は、そろそろかと思っけど、この展示会のビジスネドメインのせいかもしれないけど、囲い込み、垂直統合が圧倒的だった。
いづれにしても、情報流通経済の胎動は、まだ感じられ無かった。