Lineが登場した直後にアカウントを作ったものの、様々な事故やトラブルとその対処が、あまり僕的には好ましくなかったので、まったくといって良いくらいLineは使っていなかった。実際に、何度かの機種変更の間に、アプリのインストールもされていない状態だった。
ところが、諸般の事情からLineをサブの携帯にインストールして、使えるようにしてみたら、本当にいろいろな機能が追加されていてびっくり。ただ、一番LineのLineたるところである、電話帳と電話番号からのID登録は、ちょっと怖くて自動登録はしていない。これだと、いまひとつやはり魅力がない。
僕の周りに限らず、本当に老若男女みんながLineしてるみたいだし、僕のことがセンテンススプリングに書かれることはないだろうから、メインの携帯に入れてみようか検討してみるかな。
技術的に長らく懸念になっていた課題解決のために、某部品メーカーの技術センターを開発チームで訪問。先方の示していた方法を、実演してもらい、リーズナブルな差異の理由を聞いて、解決する可能性が少し見えてきた。
はっきり言うと、このメーカーからは、今日デモしてくれた手順も結果も、大分前に掲示されていたし、それをきちんとフォローしていれば、同じ結論にもっと早く至っていたことだ。
結局のところ、いつものことだけど、技術に真摯に向き合うわず、そんなことはない、なにもかえてない、ちゃんとやってるという暗黙の壁に閉じこもった時間が長かったわけだ。
しかし、こういう経験によりスキルがひとつあがるのだから、今日はこちらの開発チームが良い経験をさせてもらったと思えば、やはり遠出した甲斐がある。
モノ造りできます、組み込みできますがブームだけど、結局のところ自分の手を離れ、お仲間じゃない利用者に実際に製品が使っていただくまで、持っていかないと、ブームの中にいるだけになってしまう。
某大手からきていた開発案件は、本当にこの辺りを理解せず、とても簡単に考えてるみたいなので、こちらは少し距離を置くことにしたけど、果たして来年どういう結果がでてるのか見ものだ。
今日は、朝から小刻みなミーティングが7つという、なんだかなな1日。夕方は、農業とか水産業で、ロポットや物流ITを活用するアイデアを、地域主体でプロデュースされている起業家の方が来社されて意見交換。
地域情報化の時もそうだったけど、実際に地域で実務に関わってる方は、課題がとても明確だし、無理矢理IT化じゃないとこが話しをしていて楽しい。
それにしても、TPPの関係なのか農水省系の予算というのは、なかなかにすごい規模らしい。しかし、大規模な都心の取りまとめ団体が解散したいまは、地域に根ざしたコンサル会社などが、実現可能でかつ有益なプロジェクトを地道に提案するようになったようで、それはとても良い事に思う。
自分が田舎に住んでみたら、都会人の都会人による都会人の為の地域情報化に嫌気をさしたけど、まったく同じで、都会人の都会人による都会人の為の農水支援は、きっと持続性がないだろう。
ITRC(日本学術振興会産学協力研究委員会 インターネット技術第163委員会 / JSPS 163rd Committee on Internet Technology) で提案したIoTのプロジェクトPIOT(Plugfesta for IoT) のキックオフミーティングを、京都大学吉田泉殿という施設で開催。ここは、かつて官舎として昭和9年に建てられた京町家だそうで、二階建ての一軒家で、綺麗な庭まである。こんな、純和風ななかで、IoTのミーティングというのも、なかなかに楽しい趣向だ。
さて、肝心のPIOTは、以下のようなプロジェクトだ。
現在、産学官を超えて大きく注目されているIoTであるが、実態は垂直統合されたクローズドな利用に制約されている。このため、IoTを新たな社会基盤とした、さまざまなサービスの創出が進んでいない。
そこで、インターネットの本質である、自律分散、相互接続を基礎とするThe Internet of Thingsの大規模な実証を、産学官の共同事業として取り組み、IoT時代のインターネット技術の有効性と課題解決を研究する。
具体的には、産学官協力のもと、100種類以上のモノ、100箇所以上の場所、100人以上の参加組織または人を集結し、それぞれの生成するセンサー情報を生成し、交換する実証実験を、産学官を超えて行う。
というわけで、今日はITRCの会員とインターネット協会 IoT推進委員会 実証実験WGのメンバーなどが参加して、キックオフミーティングとなった。まさに、これからではあるのだが、今日はオフィサーも含めて、今後の運営などの肝心なことがサクッと決まった。すでに、今日の参加者だけで、十数箇所の拠点がPIOTに参加することになるし、それぞれが所有しているIoTデバイスも数十種類に及ぶだろう。
といわけで、100x100x100を目指して、いよいよ具体的な相互接続をスターすることになる。
また、平成27年度「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援」においても、EverySenseが提案していたウェアラブルセンサーEveryStickの採択が正式に発表された。これも、早期に開発を成功させて、PIOT に接続することを目指す。
朝の新幹線で京都から東京に戻る。昨日のPIOTの打ち合わせで、メンバーの協議用のサイトをFaceBookのクローズドグループで運営することになった。というわけで、とりあえず新幹線の中で、グループページの設定をして、昨日の参加者らを登録。本当に簡単に、こういうのができるのだから便利なものだ。
しかし、ちょっとした申し込みフォームとかを作ろうかと思うと、どうしても機能的に出来ないことが多い。となると、やはりクラウドベースのレンタルサーバーを使って、独自のHPを作ったほうがいいかなと思うのだが、この辺りがなんとも微妙だ。
とりあえず、それっぽいドメイン名は取ってあるので、WordPressあたりのサイトなら、サクッと出来るし、メールフォームなんかも簡単だろう。だけど、メンテナンスとデザインを考えると、つい億劫になってしまう。というわけで、うーん、まぁ当面はFaceBookかな....
夕方は、長年お世話になっている某無線メーカーを久しぶりに訪問。無線通信機器の業界は、なかなかに厳しい状況だけど、逆に生き残っているところは、継続の強みがあるので、なんとか頑張って欲しいとこだ。
明日、また東京に戻らないといけないのだけど、ちょうど良い時間に新宿に出れたので、山梨に帰宅した。
明日は、某省主催の会合でプレゼンがあるので、昼から東京に戻る。甲府からの特急は、中途半場な時間は空いていて落ち着けるのが嬉しい。僕は、比較的移動が多いので、電車の中で座れる場合には、大抵PCを開いて仕事をしている。甲府から新宿は、1時間半くらいなので、集中して何かをするのにはちょうど良い。そんなわけで、今日も武蔵境の家には行かずに、新宿まで出て、そのままオフィスに行くことにした。
昨日の新幹線にしても、通勤の井の頭線にしても、ちょっとくらい遠回りでも、確実に座れる路線にして、移動中に事務処理とか文章書きをする方が移動時の効率が良い。
そういう意味で、運転手付きの車に乗るのもいいんだろうなと思うけど、未だにそんな立場になったことはない。電車オフィスのいいとこは、基本的に電話や周りからの割り込みがないので、それなりに集中できることだ。
座れない通勤電車の時なども、それはそれで読書時間になるので、なんだかんだ僕は電車による移動が好きんだけど、アメリカだとこうは行かないのが痛いな。
今日も、それなりに電車の中で校了したドキュメントがたくさんな日だった。
今日は、朝から経産省のIoT推進ラボ の第1回 先進的IoTプロジェクト選考会議「IoT Lab Selection」に参加。EverySenseは書類による一次審査を通過し、今日の午前中に二次審査のプレゼン。二次審査は、28社が個別に四分野に分かれた審査員チームに対してプレゼンを実施 。この二次審査に通過した16社が、午後からの3次審査で再度フレゼンを行った。
プレゼンは、発表が7分なので、いわゆるピッチに近い。ただし、事前に申請書類や付属資料などを提出しているので、ある程度は審査員の事前知識がある前提になる。といっても、果たして審査員のうち、どれくらいの人が事前に書類に目を通していたかは、正直いうとあまり期待できない感は拭えない。
それにしても、日曜日の9時から始まって、表彰式、懇親会を含めて夜の9時までという、規模の大きさと、短期間で結論を出すという取り組みは、なかなかに主催側の注力度合いがわかる。
しかし、IoTだ、イノベーションだというわけだが、会場の景色はとてもそんなとんがった感じではない。事務局からは休日なので、カジュアルでと連絡が来て、ノータイな人が多いけど、色彩は圧倒的にダーク。そして、髪の毛の色は、黒と白で、茶色や緑もいないし、女性も限りなく少ない。
さらにいえば、たしかに制度としては大手でも応募できるので問題ないけど、スタートアップとかベンチャーより、多くの大手企業が参加しているのは、なんか日本的だ。当然、審査員の皆様も、それなりのベテラン揃い。そんなわけで、なんかかなり昔からの知り合い数人に、久しぶりに会ったりもした。
もともと、この公募では、IoT Labが、資金支援、メンター支援、規制緩和などの制度支援をするというものなのだが、プレゼンターの多くが求める支援を明確に言わないのも、奥ゆかしき日本のカルチャーかもしれない。僕は、ストレートに"お金下さい"って言っちゃったけどね。あと、7分のプレゼンで事前資料を出してるのに、自己紹介やトラックレコードの説明に時間を費やす人も結構多かったけど、こういうのはプレゼン慣れの問題なのかしらん。
でっ、結果的にEverySenseは、審査員特別賞なる表彰をいただいた。グランプリ、準グランプリx2と審査員特別賞なので、4/16にセレクトいただいたわけだから、素直にありがとうございますだ。
でもね、表彰してもらっといて、こういう事を書くのも気がひけるんだけど、ちょっと気になることがあるので、今後の参考までにやはり書いちゃおう。
それは何かというと、審査方法(審査員の持ち点とか、審査項目とか、集計の仕方とか)が公開されていないばかりでなく、表彰式での講評もない。だから、なんで選ばれたのか、何が良かったのか、何が足りなかったのかがわからない。僕の審査員特別賞なんて、声が大きかったからなのか、発表者の中で最高齢だったからなのか? 休憩時間に、座長のM先生が「おまえのプレゼンって怖いんだよな」って言ってたから、もしかして恫喝に聞こえちゃったのか? 小心者の僕は、お酒の力を借りないと眠れなくなってしまった。(仕方がないので、帰りに一杯したよ。)
イノベーションの源泉の一つは、オープンで公平な機会を与えることだと思うのだが、そういう意味ではIoTでイノベーションを創出しようという取り組みとしては、疑問が残るわけだ。
もちろん、準備や個別の相談などは、日本に限らずどこでもあることだし、積極性というのは、そういうところにも現れるから、これを否定する気はない。また、選民主義ではないけど、ある程度の有能な人達による裁量判断も否定はしない。だから、点数と評決だけで、なんでも決めるのが良いとは言わないけど、それを当たり前のようにクローズにしないで、せめて表面的にというかある程度はオープンな体裁を整えれば、この制度のアウトカムがより良くなるのではないだろうか?
今日は、時間の関係があったのだろうけど、後日でも良いので選考方法、選考結果、審査員の講評なども、ぜひ公開してもらいたいと切に願う。
それと、最後に座長も話してたけど、今日のはあくまでスタートであって、実際にこの結果を踏まえた支援策に対するアクションプランを、早期に知らせて欲しい。
昨年の暮れに、某監査法人のマッチングイベントでも、プレゼン大賞などをいただいたけど、あちらもその後のプランが見えない。まぁ、多分にお家の事情もあるかもしれないけど。あとは、この結果を胸に、ご自由にというのであれば、それはそれでエンプレムの一つとして、自分でお見合いをアレンジして、そのエンプレムを付けていくかどうかくらいのものと、割り切ることもできるけど、そんな制度ではないはずだよね。
いづれにしても、IoT推進の名の下に立ち上がった大きなムーブメントが、一過性にならないために、受賞者としての責任も感じながら、今後の発展につなげたい。
また、恐らくは連日の激務と国会開催中にもかかわらず、これだけのプログラムを運営された、関係官庁、事務方、休日にもかかわらず参加してくれた審査員他、多くの参加者の皆様には、感謝の意を表したい。
追記: そういえば、二次審査に通過した某大手が、3次審査を辞退したのだが、そうであるならば、最初から辞退して他者へのチャンスを与えるべきじゃないだろうか? 「自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」を目的としていた尊敬すべき企業文化の会社が、こういう事を平気でするようになったのは、彼らのイノペーションの閉塞の表れだろうな。
僕のメインの仕事の一つは、電波系なのだが、こちらは規格とか標準化の問題がいろいろと大きな意味を持つ。ところが、これはIoTでも同じで、標準化をどうビジネスにつなげていくかは、日本の企業がなかなか確立できない経営戦略の一つのようだ。
呉越同舟で錦の御旗のもとに、全会一致を前提とするデジュールな標準に参加していた時代は、遥か昔の物語だ。かといって、乱暴に独自路線を突き進むガラパゴス的なオレオレデファクトスタンダートも、ネットワークを前提とした現在では、成長の阻害要因だ。
というわけで、オープンな場で、オリジナルなテクノロジーを、ルールに則って、スタンダートにしていく事が必要なのだが、このあたりはスタンダートを作るという発想で取り込まないと難しい。
また、標準化されたものを使うという意味では、単に外国で普及しているものを、使うというレベルでは、コモディタイズされたものしか使えなくなる。
たまたま、昨日のIoT-Labの会議で、規制緩和としてある電波の解放を訴えた参加者が複数あった。ところが、今日その同じ技術というか規格を、日本で使おうとしている人にあったのだが、彼のとこではちゃんと技術や標準を読み込んで、すでに日本の技適という基準に合わせて使える状況にある事を聞いた。
つまり、同じ名称のものを、片方は日本では使えないから規制解放をと言い、他方は日本でも使えるので日本での認証を得るという、面白い現象が起きているようだ。
これの二者の差は、表層的な名称たけで技術を選択し、使える使えないと言っているレベルか、その中身を技術的に知っているかの差だろう。
こういうパターンは、結構周りに多くて、規制緩和を声高に叫んで不満をぶちまけてる人にありがちた。実際に、単に対象となるものの名称と、そのままでは使えないという事象だけを捉えて、日本では世界で使えるxxが規制があって使えないと騒いでるだけだ。
でっ、ちゃんと制度とか技術がわかる人は、表層的なことではなく、中身を含めて、なにが使えないのか、使うにはどうしたら良いかを考える。この結果、限りなくAsIs で使えちゃったもんねなんて事もある。昨日、今日と遭遇した件は、まさにこんな感じだった。
どうも、右から左への人が、メーカーぽいことをやってる場合に、こういう騒ぎだけに陥ってることがあるようだ。
I had a meeting with a company who is manufacturing high tech industry equipment for air force such as radar and measurement system. Always comments from people who are working in different business domain to expand my small world. Today I had a good idea from them even if it is a short meeting. It's really good start to our new project which is granted by NEDO (public institute).
I arrived in San Jose CA in the 2nd morning of today.I wrote many document during this trip from Tokyo to San Jose. This may be the most effective business trip in the past several years.
Anyway it's so warm here in BayArea.Is this caused by the feverish in the Super Bowl?
Unfortunately, even during the business trip the teleconference is chasing me. After the nice dinner with a former colleague, I had to join the web meeting with the EU and Japan.
One of suitable things as I could not drink alcoholic beverage due to the driving.But I was drinking a bottle of beer during the web call because I was just out of the bath.
The small problem is that a video had been operated unexpected. I hope it did not make any negative impact on the achievement of our meeting.
Falks, Plese check the video cam on your PC before join the web conference. :-)
The health care is one of the major trends of IoT business today. Huge number of products are already existing and we can see those in every retail store. However, most of those products only provide particular information set that can be measured by the product. And unfortunately, it is impossible to gather those individual informations by single demand.
If I am a doctor who has to care for the client by unified service, I may need to gather multiple information which will be measured by different type of IoT device. And also some information which is not in the scope of health care shall be required too.
For example, environment information of life space such as temperature, humidity, illumination, UV and CO2 may be informative to understand the condition of the client. Moreover walk distance and the drive distance will complement the health care data. The legacy health care method will be improved by IoT indeed if there is the way to collect unified information.
Today I had a meeting with a company who has a unique product of health care, and we decided to go forward as a partner.
I decided to start a project with US staff, and the first kickoff meeting was held in this afternoon. The meeting is honestly productive and I cannot stop to expect the awesome goal.
I visited Stnaford University today. The campus surely has solemn beauty.
In the morning, I met one visiting researcher who is a Japanese success guy of SNS business. I introduced SmartRider project that is an ongoing project of equestrian support. I heard that he have the experience of the trainee of jockey. Then I was expected to get some of appropriate comments from jockey's point of view. This is correct and he knew about the world of horse race businesses.
After discussion about SmarRider, we got off the track of the business. What we are interested in is horseback trail in USA. I recommended my favor place such as "BayAreaRidgeRiders" and " BlackMastangRanch". I hope to have some trail ride with him soon.
In the afternoon, I met another researcher of APARC. He showed me the door of the memorial room which was used by Prof Masahiko Aoki. I remember that he made a couple of great comments for my Wi-Fi ISP (MIS) project by economist point of view.
You probably wondered about that I have some friend of economist. But it always needs an economic change if new business is really innovative. And that will be interested things for economic academia.
Actually most of my past business had a common field with MIC (Ministry of Internal Affairs and Communications) because its main domain is wireless and communication. But the Wi-Fi ISP called MIS (Mobile Internet Service) had a possible impact to change the legacy telecommunication economy, then METI had interested in that project too at that time.
Now, EverySense is interested in by both of MIC and METI.
Therefore I believe the innovative potential of EverySense.
I have been waiting for the chance to ride on horse last a couple of weeks. Finally I got a trail ride on today at BayAreaRidgeRiders that is my favorite service in BayArea.
My partner of today was Bela which I always ride recently.The group was only me and Magda who are the owner of BayAreaRidgeRiders.
We had a 3 hours trails of 19km at Wunderlich park. The weather condition is really great, and Bela works very smooth and I enjoyed exiting trot and canter session.
This is really good half day off for me, but it is also my good experience field work to collect sensor data too.
今日の午後は、某省の審議会の専門医委員会にて、国際標準化戦略に関するプレゼンをさせていただいた。今日は、2時間の会議で、6つのプレゼン、合計100ページを超える資料が配布された。
時間の都合から、駆け足のプレゼンと圧倒的に配分の少ないディスカッションという構成は、この類の会議の典型ではあるのだろう。つまり、政務官を筆頭にずらりとご列席の高級官僚の皆様、比較的ご高齢の有識者の皆様は、この膨大な情報をわずか2時間で咀嚼することを求められるのだ。それでも、最後の少ない質疑時間で、それなりに伝えたいことを表明できたし、革新的な質疑もいただけたのだから、皮肉ではなく、凄い人達の会議ではある。
でっ、まぁ標準化の人材育成については、そもそも論で国民的特性や習慣の差に根ざした教育論になるのは、毎度のことだ。そして、これまたお決まりの質問で、ではそういう教育が必要な事は判ったけど、そういう人材を育てるにはどうしたら良いかとなる。
今日は、一応控えたけど、簡単な話、それはこういう有識者やらが、実践して見せる事なんだよなぁと僕は思うわけだ。たとえば、国際標準化では、議事運営ルールなどを学習して、ディベートやロジカルシンキングが必要ですとよ言って、上から目線で教育したところで、その恩恵を肌身に感じていない人からの鞭撻では、人は育たないだろう。
日本のハイコンテクストな文化や、阿吽の呼吸のような文化は、それはそれで大事だし、強みだけど、国際社会で戦うには、欧米の合理的な対応も必要だ。
だから、一番上の審議会とかではなく、その下の作業班とかでも良いから、密室での委員選定、議長に一任な会議ではなくて、ガチンコな委員は公選、意思決定は評決というようなスタイルを、実践してみることも重要ではないだろうか?
やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
だよね。
とある会議の資料を、某シンクタンクの事務局が用意してくれたのだが、やっつけ仕事であることが明白過ぎて悲しい。結局のところ、会議の成果が仕事の目的ではなく、会議の開催だけが目的という感じが否めない。
過去の会議の資料の整理というか、コピペなことは自明で、その中に書かれている略語の意味を問われても、即答できなかったりする。立場上、元請けはシンクタンクなので、あまり口出しするのはどうかと思ったのだが、さすがに要求元との温度差も激しいので、とりあえず大まかな修正のアウトラインを提供したみた。
ところが、やはり差し出ましいことは差し出ましいと思われたのか、自己主張なのか、こちらの案に加筆修正をしてきたものは、文意も構成もぐだくだで、何がなんだか訳ワカ状態になっていた。仕方がないので、さらに折衷案を出したのだが、結局のところ文章の読解力の差なのか、ズレたまま時間切れとなってしまった。
うーん、どうしたらいいのよと思っていたら、要求元からかなり手厳しいご指摘のメールが飛んできて、びっくらポンだわ。昨日の審議会でも発言したけど、ロジしかしない自称シンクタンクによるゼネコン的対応が、さまざまな官庁の仕事に暗い影を落としてるのは、決して少なくないのではないだろうかと、つくづく思い知らされた。
ダイナミックレンジの広い値を、グラフで可視化することになったのだが、リニアだと見ずらくてしょうがない。そこで、担当しているソフトウェアエンジニアに、対数表示にしてといったら、サクッと変更してくれた。
ところが、なんとy=log(x)としただけで、軸はリニアのままというものが出来てきた。いやいやいや、もう悲しすぎるぞこれ。
でも、もしかしたら文系出身のプログラマーの皆様は、対数グラフなんて使ったことはないのかもしれない。だから、なぜ対数にするのかということ自体を理解していないようだ。そうだとすると、「対数にしてね 」>「 はいしました」という流れで、この結果は正しいことなのかもしれない。
だとしたら、あまりに悲しいと思うのは、年寄りの愚痴なのだろうか?
今日は、早めに会社を出て久しぶりに山梨の家に戻る。せっかくなので、本当に久しぶりに明野のSunnyに。なんだかんだ、一月以上のお久しぶりで相方とご対面。
比較的、暖かい日差しもあって、どうもあまり動く気はないように見えたのだが、調馬策もそれなりしっかりと駆け足してくれた。馬場の方も、かなり落ち着いて、それなりに一通りの運動で終了。
夕方、たかね湯に入って、久しぶりに納得のいくかたちで、力が抜けた。
今日と明日は、恒例の味噌の仕込みの二回目。しかし、今日はあいにくと雨模様。それでも、気温はさほど低くなく、風もないので、思ったより体感的はに楽。
例によって、朝から外で大釜で大豆の煮込みをスタート。今年は1回目の時も雪が残っていたし、雨の心配もあったので、作業場所にトタンで雨囲いを仮設している。
そんなわけで、雨の中蒔きでひたすらコトコトと大豆を煮込むのだが、夕方前には概ね予定の柔らかさになった。途中で、雨は雪に変わったのだけど、気温が高いせいか夕方にはまた雨に戻ってしまった。
味噌は、なんで寒仕込みなのかというと、急激な発酵を抑えて、じっくりと熟成させるには、気温の低い時期に仕込むのが良いかららしい。他の発酵食品も基本的に寒仕込みが多いのは、同じ理由なのだろうな。しかし、今年は今日の二回目が例年よりちょっと遅目ではあるが、十分にまだ寒仕込みと言える時期ではある。
昨日の激しい雨は、深夜には止んでくれた。ところが、今日は明け方から強風がすごい。味噌作りをしている作業場所の雨囲いのトタンが風を受けて、ものすごい音を立てていて、早朝から目が覚めてしまった。
しかし、風はすごいものの、気温はさほど低くなく、昨日寒仕込みがどうのこうのと日記に書いたけど、なんとなく寒仕込み感がない。
とりあえず、釜の火をおこした後、ちょっと横の山に行ったら、案の定蕗の薹が良い感じでちらほらと出ていたので、今年の初物を摘んできた。
味噌作りは、なんと今日もベストスタッフで、前回よりさらに作業時間が短くなって、最短記録を更新。今日も三樽の仕込みを無事に完了。
蔵の中は、せっかくなので温度、湿度を、EveryStampに監視してもらうことにした。
蕗の薹は、天ぷらにするのも面倒だったので、夜はにからすみと蕗の薹のバスタにしていただいた。天ぷら以外であまり食べた記憶がないのだが、パスタにも独特の苦味が効いて、なかなか良かった。
某電力系事業者で意見交換。電力小売のオープン化に向けて、様々なところが賑やかになってきた。だけど、相変わらずBルートとかCルートな話なんだけど、本当に家電機器はHEMSにつながる日が来るのか疑問でしょうがない。
まぁ、正確な消費(消費した)電力を事後に収集するのであれば、確かにいまの方法なんだろうが、それじゃビーク電力のオーバーを防げないじゃん。つまり、予測的にそろそろ電気使い出すぞとか、これから冷房いれまくるだろうとかさ、そういうのって、結果をみて判断するんじゃなくて、それまでの消費行動みて予測するんじゃないの。
例えば、いくら外気温が暑くても、家主が帰宅するのに3時間以上も離れた場所にいるなら、一生懸命にビールをギンギンに冷やす必要はないわけだよね。だからといって、デマンドで外出先からいまから帰るからビール冷やしてねってのも、めんどくさい。
だったら、こっちの位置情報と外気温と、いつもの行動パターンから、それそれ帰ってくるぞ、かなりの確率でビール飲むから、冷やしといてやるかってなるのが嬉しいわけだ。そんで、冷やしてる間は、ちょっと他に電気食いそな家電は、止めるとかして、ピークを抑えるくらいになると、嬉しいんじゃないだろうか?
こういうことをするのには、基本的にAIMとかHEMSに繋がってる何かだけでは、どうにもならんのだから、A,B,Cとかじゃなくて、もっと上のレイヤーでの情報流通経路が必要だよねとつくづく思った。
今日は、某研究機構から受けている委託研究の年度会計に関する書類監査があった。基本的には、書類を提出して、監査担当の方が精査して、最後にこちらの担当に講評をしてフィードバックとなる。
毎度のことではあるが、毎年来る担当によって、あれがいるとかいらないとかは、まちまちだし、その言質を決して書面では出してくれない。こちらも、まぁそんなもんだろうとも思っているので、必要以上に突っ込まないけど、困ったもんだ。
さて、今年は、ちょっと面白いことがあった。それは、なんと僕のこのブログをチェックして、標準化会期中の活動とすり合わせをしたそうだ。僕のブログを知ってたのも凄いし、英語の部分をサクッと読まれていたらしいので、ちょっとゾクって来ちゃう感じだ、
まぁ、ブログに嘘を書いているわけじゃないので、特に問題はないけど、これってブログの証票価値をある意味考えるきっかけにはなる。問題は、ブログなんていうのは、何を書くかは書くほうの自由で、業務日誌とかではないので、そこに書いてあることをもって、全てと判断されると困るかもしれない。
はっきり言って、この日記もそうだけど業務の深い所は、NDAやら職務上の問題もあって、仕事の事を沢山書くわけじゃい。というか、むしろ、遊んでる事がメインだ。だから、このブログが全てとなると、お前仕事してねーだろうってなっても不思議ではない。
基本的に、僕はここに嘘は書いていないけど、ネットのブログなんて、いくらでも嘘はかけるし、もっと言ったらこのブログの記載者が僕である事の認証もない。そんなものを、監査の証票の一つとしちゃう感覚というのは、はたして会計監査のプロとして問題ないのかしら。
まぁ、世の中にはそういう事もあるのだとわかったので、以下に少しこのブログの閲覧上の注意を記しておこう。
このブログは、個人的な私見であり、ここに記載されている事が真実であるという保証はしていません。
このブログに記載されている事を、なんからの証左として利用される場合には、その結果が事実と異なったり、それにより他の業務などに疑義を生じる結果となったとしても、一切は利用者の責に帰すものであるとご理解ください。
それにしても、今日は委託研究のために朝から晩まで、12時間も研究仕事してしまった。.......と書いてみる。
今日は、朝からミーティング続きの一日だった。某委託研究については、リーダーの先生と個別に打ち合わせをして、こちらの担当部分について解説をさせてもらった。なんでもそうだけど、立場と分野が異なると、話の前提となる部分が異なるので、どうしても字面だけでは伝えきれない部分がある。そんなわけで、今日のミーティングは、とても得るものが大きかった。
夕方からは、某WGの会合で、今日は一時間半で予定どおりの議事が終了。終了後懇親会があったのだが、あいにくと今日は21:30からさらに標準化関係のテレカンのため、アルコール控え目。
テレカンのために事務所に戻ったら、先日の某省の委員会の議事録が来ていた。この議事録の面白いのは、基本的に録音した音声を書き起こしているので、かなりの量になっていることだ。この辺りは、議会議事録と同じようだ。
よくビジネスミーティングの議事録などでは、発言をダラダラ書くのではなく、要旨、決定事項などを、簡潔、明瞭に書くことを求められるのだが、これとは随分と違う。どちらかというと、これは速記録に近いもので、これはこれで第三者には、臨場感があって良いのかもしれない。
今日も、某委託研究のために長時間の業務時間が費やされたと書いておこう。
今日の午後は、甲府で講演だった。ありがたいことに謝金なるをいただけたのだが、この受領に際してマイナンパーが必要ということで、初めて実生活で使うことになった。
しかし、ただ番号を伝えるのではなくて、「個人番号届出書」「番号確認書類」「身元確認書類」の三つの証票が必要ということで、これを持参することになった。もっとも、届出書は先方から提供される様式なので、その場で記入しても構わない。残りの二つは、自宅に送られてきた通知書と、免許証などになるわけで、これはマイナンバーカードを作れば、一つで済むことになる。だから、講演とかが多い人は、マイナンバーカードを作っておくのは、確かに意味があるかもしれない。
では、これによって何が変わるのかというと、税務申告が簡単になるということを期待するのだが、果たして本当にそうなるのかは、いまのところ見えてない。
アメリカでは、ソーシャルセキュリティナンバーは、いろいろな場面で求められるので、基本的にはカードを携行している人が多い。日本も、そういう意味では、こういう利用シーンが増えれば、カードを作る人が増えるということかもしれない。
本当は、甲府で仕事が終わったら、そのまま週末まで山梨に居たかったのだが、夕方から日欧共同研究の電話会議があったりで、そのまま東京に戻ってテレカン。ようやく、担当しているデリバラブルに合意を得た。しかし、本当にこの委託研究は、違う意味で勉強になる。
この後に及んでシャープが偶発債務のリストを鴻海に提出したとかで、世の中ではいろいろなコメントが飛び交っている。まぁ、偶発債務なので、早い話が、引き当て積んでないことが適当なのかどうかなんだろう。それと、いままで買収提案をしてきた産革も鴻海も、それなりのデューデリをした上での提案をしてきたはずなので、何してたのよ?って感じもする。
いづれにしても、シャープと僕は1983年以来のお付き合いで、いまも職務上のお付き合いをさせていただいてるので、その行方はとても気になる。周りで、いろいろと評論される方が多いし、立場上細かい事を書くわけにはいかないけど、間近いなく目のつけ処がずれてしまった感は否めない。
かつては、毎年のように、幅広いポートフォーリオの中で、どこかの部門がヒット商品を出すという会社だっただけに、いま直面している状況はとても悲しい。いたずらに頑張ってほしいとかの無責任な事を発するつもりはないけど、寂しい気持ちから脱したいと自己本位で願うくらいはいいだろう。
今日は、都内で散々仕事に走りまわったあと、山梨に帰る特急に乗れば、一段落と思ってたら、標準化に関する個別のテレカンが23時から入ってしまった。帰宅する車中だったので、ブルートゥースのハンズフリーで話しながら家に向かい、到着後もしばらくは駐車場に停めた車の中で参加して、日付が変わってからやっと玄関をくぐった。
PS:今日も委託研究に沢山時間を費やしましたとさ。
先週から久しぶりに馬場での練習を再開したので、今日も午前中に一鞍。準備運動的に、輪乗りで常歩、速歩、駆歩を両手前で行ったあとに、馬場全体での経路の練習にと思うのだが、最近は、いまひとつ準備運動で壁にぶつかっている。それは、何かというと速歩や駆歩のあとに、しっかりと常歩にもどることが出来ないということだ。簡単に言えば、常歩が出来ないっていうこと。
そんな中、今日は途中で一旦オーナーに変わってもらい、そのあと再開した時に、一つ大きな変化があった。思うに、最近は準備運動の時に、動いて当たり前になっていて、相方とのコミュ二ケーションへの注意力というか緊張感がなかったのかもしれない。明らかに、今日の修正後は、馬の首も下がっていたし、耳も反応も違った。
来月で、馬に乗り始めて満三年になるので、いろんな意味でもう一度基本に返って馬と向き合う必要があると感じた騎乗だった。
先週に続いて、庭に生えている蕗の薹を少し摘んで、この前FaceBookで知人がお勧めしてくれた蕗味噌にしてみた。ちょっとだけ鷹の爪も入れて、ビリ辛にしたけど、蕗の程よい苦味も生きていて、夕飯のご飯にバッチリだった。
毎年、自宅に胡桃の木がある知り合いが、鬼胡桃を沢山くれる。いつもは、味噌作りの大豆を煮る時に、火の番をしながら殻を割ったりするのだが、今年は最低限の人数で回していた上に、天候も今ひとつの中の作業というこもあって、そのまま放置していた。
ところが、胡桃パンのリクエストをする人がいたので、昨日の午後に殻を割って、今日の午前中に久しぶりにパンを焼いた。さすがに、このためだけに石窯に火を入れる気はしないので、普通にオーブンで焼いた。
しかし、ボール一杯の鬼胡桃も、殻を割って中身を取り出すと、120gくらいにしかならないのが、ちょっと悲しい。そんなわけで、少し手元にあったドライフルーツやナッツも足して、カンバーニュ生地を小ぶりに分けて焼いてみた。鬼胡桃は、食感も香りもいいんだけど、もう少し実をを簡単に取り出せる方法はないものかな。
午後は、Sunnyで一鞍、昨日の課題は、少しだけ前進したかも。
今日は、4年に一度のボーナス日なわけで、年度末間近のこの一日は、とても貴重だ。
そんなわけで、朝から打ち合わせオンパレードなうえに、研究プロジェクト関係のドキュメントの最終的な仕上げやら、新しいプロジェクトの整理やらで、すっかりご飯も食べ損ねて、遅い時間になってしまった。
ひと段落つけて、外にでたらかなりの寒さ。そんなわけで、おなかは空くは、寒いはなので、某所でパスタで腹ごしらえして、ホットラムで温まった。
そういえば、今日は二つの官庁関係者と打ち合わせがあったのだが、両方ともいろいろな意味で発見があった。なんか、僕は官僚の人と打ち合わせすることが多いのだけど、最初から住む世界の違う人達なので、いつも新しい発見があって楽しくてしょうがない。これは、嫌味とかではなくて、本当に純粋に勉強になるという意味だ。
今日の二つのミーティングが、具体的なアクションとなることを期待して、ボーナスデイを振り返って就寝。