技術的に長らく懸念になっていた課題解決のために、某部品メーカーの技術センターを開発チームで訪問。先方の示していた方法を、実演してもらい、リーズナブルな差異の理由を聞いて、解決する可能性が少し見えてきた。
はっきり言うと、このメーカーからは、今日デモしてくれた手順も結果も、大分前に掲示されていたし、それをきちんとフォローしていれば、同じ結論にもっと早く至っていたことだ。
結局のところ、いつものことだけど、技術に真摯に向き合うわず、そんなことはない、なにもかえてない、ちゃんとやってるという暗黙の壁に閉じこもった時間が長かったわけだ。
しかし、こういう経験によりスキルがひとつあがるのだから、今日はこちらの開発チームが良い経験をさせてもらったと思えば、やはり遠出した甲斐がある。
モノ造りできます、組み込みできますがブームだけど、結局のところ自分の手を離れ、お仲間じゃない利用者に実際に製品が使っていただくまで、持っていかないと、ブームの中にいるだけになってしまう。
某大手からきていた開発案件は、本当にこの辺りを理解せず、とても簡単に考えてるみたいなので、こちらは少し距離を置くことにしたけど、果たして来年どういう結果がでてるのか見ものだ。