今日の午後は、甲府で講演だった。ありがたいことに謝金なるをいただけたのだが、この受領に際してマイナンパーが必要ということで、初めて実生活で使うことになった。
しかし、ただ番号を伝えるのではなくて、「個人番号届出書」「番号確認書類」「身元確認書類」の三つの証票が必要ということで、これを持参することになった。もっとも、届出書は先方から提供される様式なので、その場で記入しても構わない。残りの二つは、自宅に送られてきた通知書と、免許証などになるわけで、これはマイナンバーカードを作れば、一つで済むことになる。だから、講演とかが多い人は、マイナンバーカードを作っておくのは、確かに意味があるかもしれない。
では、これによって何が変わるのかというと、税務申告が簡単になるということを期待するのだが、果たして本当にそうなるのかは、いまのところ見えてない。
アメリカでは、ソーシャルセキュリティナンバーは、いろいろな場面で求められるので、基本的にはカードを携行している人が多い。日本も、そういう意味では、こういう利用シーンが増えれば、カードを作る人が増えるということかもしれない。
本当は、甲府で仕事が終わったら、そのまま週末まで山梨に居たかったのだが、夕方から日欧共同研究の電話会議があったりで、そのまま東京に戻ってテレカン。ようやく、担当しているデリバラブルに合意を得た。しかし、本当にこの委託研究は、違う意味で勉強になる。