乗馬をはじめた動機で大きいのは、いつか林道とかを馬に乗って走りたいという事だった。まぁ、いわゆる馬場馬術とかじゃなくて、野駆けをしたいというやつだ。
というわけで、なんだかんだ、この3年でで国内外を問わず、いろいろな自然公園やビーチでのライディングは楽しんできた。ところが、未だに未経験なのは、単騎での外乗だった。
エンデュランス競技の場合には、同じクラブ同士で部斑を組んでというのもあるけど、基本的には単騎だ。馬と二人だけで山の中に入るというのは、いろいろな事に備える必要もあるし、他の馬とのすれ違いや追い越しなどのシチュエーションに、単独で臨機応変に対応する必要が有るわけだ。
そんなわけで、単騎での外乗は、憧れであるとともに、避けては通れない過程でもあって、いつかは単騎でと思っていたのだが、ついに今日はその練習をした。
最初に、馬場で少し練習をしたあと、昨日と同じコースに単騎でスタート。昨日は、かなり張り気味だった相方だけど、今日は落ち着いていて、最初の常歩からリズムと意識が合ってるのを感じれた。
途中から全体的に速歩にして、林道に入り、昨日よりも少し長めの折り返し地点まで、納得のいく走りをしてくれた。林道の中で単騎だと、いろんな意味で馬とのコミュニケーションを強く感じれることがわかった。
折り返し地点で、少し休憩させていたら、時間差で出発したSunnyのオーナーさんが追いついてきて合流。帰路は、時間差ではなくて部斑となったのだが、やはり後ろに馬がつくと、単騎とは挙動がはっきりと違った。昨日も、そうだったけど、やはり後ろから蹄の音が響いてくると、それなりにドライブがかかるので、ライダーが常に周りの音にも気をつけていることも重要だ。
それにしても、ある種憧れの単騎行をやってみて、相方との距離が少し縮まった感じがするのは、思い込みだろうか?