久しぶりにRoot,Inc 時代の、元部下達と一献。彼らは、ほぼ同世代で、当時二十代後半で、営業サイドの仕事をしてくれていた面々。月日が経って、今はちょうど当時の僕と同じくらいの年齢だ。当時のRoot,Inc.は、この世代が中心に飛び回って、それをモノつくりの経験が豊富な、いまの僕と同じくらいの年代の諸先輩が製造や設計、管理面で支えていた。
今日集まった4人のうち、二人は中堅企業の管理職になり、二人は独立して見ずらかの会社を経営している。日頃、SNSでつながっているし、年に一度くらいは、個別に顔をあわせるのだが、一緒に集まって一杯やるのは久しぶりだ。
それにしても、久しぶりにあった彼らは、皆それぞれの道で成長していて、頼もしい限りだし、そういう近況をいまでも報告しに来てくれるのが実に嬉しい。
ついつい、近々の話しから昔話へと話題が行くのだが、改めて彼らから当時の話しを聞くと、「えっ? 僕はそんな事言ってたか?」みたいなのがたくさんある。本人は、とうに忘れてるし、そもそも当時の僕の言葉が、そんなに彼らに印象深く刻まれている事を知るのは、今更ながらいろんな意味で責任を感じてしまう。それにしても、いくつかの話しは、もしそれが本当だとしたら、今ならさしずめブラック企業じゃんというよなエビソードだったりするけど、まぁ時効だね。
そして、僕との関係は勿論だけど、彼ら同士がRoot,Incという会社で、ある時期一緒に仕事をして、その後も互いに尊敬し合い、刺激しあう良い関係となっているのを見ると、そういう関係のきっかけを作ったという意味でも、少しだけ善き事をしたかなと思う。
Root,inc.は、このメンバーだけでなく、技術者も含めて、沢山の若者がいまも横でつながり、それぞれの業界で活躍しているのが、僕にとっては大きな宝だ。
そんなわけで、ホワイトデーの今夜は、男だらけで昔のブラックな企業風土な話題で盛り上がってしまった。