複数のパートナーと組んでプロジェクトをする場合、そこそこの会社だと、技術屋の上にProject ManagerとかSystem Integratorと称する輩がついてくることが多い。もちろん、規模のある仕事では、ある意味指揮官的な機能として、こういう人が重要なのだが、それほどでもない規模でも、こういう人のコストが大きいお見積もりなんていうのを、よくいただく。
担当の技術屋さんが一般的なコミュニケーションが苦手だったり、複数の技術部門を擦り合わせする必要がある場合には、まぁこれは重要だ。そして、こういう機能を提供する人は、担当者以上に技術的な素養が必要となる。
ところが、どうも何を勘違いしているのか、営業的な人というか、実歳に技術の本質をわからない人が、平気でPMでございとしゃしゃり出てくる会社もある。まぁ、お立場上そういう人をつけてみたいなのは、判るんだけど、正直言って、一丁噛みなだけというのが多い。
こういう一丁噛みが、時には仕事を増やしたり、混乱させたりするので、本当に困るというのもよくある。いま、進めてるプロジェクトでも、なんでその人が関係するのか、その人は何をしてくれるのかという素朴な質問に明確に答えらなれないパターンもある。
そんなわけで、来週はこういう贅肉をそぎ落とす作業が増えてしまった。