今朝は、全日本エンデュランス馬術大会の80km競技に参加するクラブオーナーの朝5:00のスタートを見送ったあと、いよいよ時分の競技。馬装をしたあと、すこしだけ馬場で運動をさせて、朝6:00に40kmのトレーニングライドをスタート。今回の40kmのエントリーは、僕を入れて二人しかいない。というわけで、スタートでの駆け引きみたいなのもなくて、もう一人の方がサクッと出発したので、こちらはそのあとをひたすらつい行く感じで第一レグをスタート。中間地点の給水ポイントまでは、そのままで同じペースで到着。
給水後に、先にスタートしていた全日本の参加者らもいたので、後半はそれらは選手を目標に単騎で走り出してみた。途中で、80km/60kmの参加者が後ろから来たので、そこからの彼らについていくことにして、無事に第一レグをほぼ予定時刻に終了。心拍も問題なく落ち着いて、獣医検査もOKだった。
第二レグは、もう一人の40kmの人は、落鉄のトラブルがあったらしく、だいぶ離れてしまったので、単騎でスタート。しかし、前も後ろもまったく他の競技者・馬がいないためか、相方の速歩があまり続かない。だからといって、止まってしまうことはなく、しっかりとした力強い常歩では進んでくれる。どのみち、他の全日本の競技者・馬とかが迫ってくれば、変わるだろうからと、しばらくはゆっくりとしたペースで、無理なことはせずに進めた。
案の定、途中で120kの競技者・馬らが追い越してくれたので、そこからは、再び速歩ペースで進める。給水ポイントからはまたしばらく単騎になったけど、特に問題なく良いペースで進めた。途中で、120kの競技者・馬の人に追いついて、しばらく並走したあと、今度は前にでて下りの経路を進む。途中の舗装路で常歩に落としてゆっくりとペース調整をして、再び彼らが追い越していったので、舗装路が終わったくらいからまたペースアップ。ゴール前で、しばらく常歩で休ませながら、無事にゴール。
心拍も、サクッと下がってくれて、最終の獣医検査。歩様検査は、馬よりもライダーのほうが疲れ気味だった感じだけど、無事にパスして、総走行時間4:10:47,平均時速10.5km/hでの完走となった。
それにしても、今日は朝は涼しかったものの、好天でグングンと気温が上がったこともあり、全日本のほうはとてつもなく過酷な結果となった。120kmは、7人・馬のうち、完走は1人・馬のみ。しかも、カットオフタイムの6分前というギリギリ。しかし、朝の4:00に出発して、夜の18:00過ぎに120kmを11:5:52で完走したライダーと馬は、惜しみない拍手で迎えられた。
その他の、80kmも60kmも、完走はわずかに4/12ずつという、途中失権続出の過酷な競技会だった。また、途中での落鉄、落馬・放馬も数件あったようで、大きな怪我や事故がなかったのが幸いだった感じだ。結果的に、最終の競技者の検査やドービングなどが終わったのは、閉会式がはじまったあとの夜の9時過ぎだった。
そんななか、40kmを無事に完走できたのは、相方の頑張りもあるけど、クルーの皆さんの適切なサポートによるチーム力によるとこが大きい。つくづく、エンデュラスンって、個人競技じゃないよねと感じる1日だった。
第一レグは、うまくアプリで記録がとれたので、コースのトレースを貼っておこう。