来月に開催されてるとある会議のパネルに登壇するのだが、そのパネリストによる打ち合わせが主催者の事務所で行われた。
講演やらパネルやらには、年になんどか登壇するとけれど、調整卓とのつなぎこみまで含めて、当日以外のリハーサルでガッツリ確認するのは、あまり経験がない。
しかし、主催者と会議の概要、規模からすると、納得のいく体制と準備だなと感心させられた。
なんでもそうだけど、事前に脳内シミュレーションして、準備をすることは、つくづく大事だと思うのだが、国際会議とかでもあまり練習してないなという発表にはよくお目にかかる。あの、パワポに書いてあることを、淡々と読み上げられるとパターンは、聴衆としては結構辛いものがある。
最近は、事業紹介をするのに、パワポとプリントアウトを用意するのだが、その相手によっては、あえてこれらを使わないことも最近は多い。これらを使わずに、口頭だったりホワイトポードだったりで、説明するほうが伝わる相手もいるからだ。とくに、相手がある程度の業界やら技術やらで通じあえるレベルの場合には、圧倒的にアドリブベースの方が早い。
そういえば、今日のこのリハーサルの前に訪問した、某ISP老舗の会長さんには、口頭ベースで説明をしたのだが、それなりに核心をついた質問をされたので、伝わるべきことは伝わった。
もっとも、アドリブといっても、脳内リハーサルは必要なことは変わらない。