六本木の地下鉄の駅に、某メーカーのタブレットPCの広告パネルが沢山 ある。エスカレータ横と通路横に、複数種類の大型ポスター広告が、連続して置かれているのだが、これがなかなかに興味深い。
というのは、4種類くらいあるポスターのうち、そのメーカーのタブレットPCの写真があって、明らかにPCの広告と判るのは一枚だけなのだ。他は、それぞれジュエリー、時計、バッグを全面に出したもので、肝心のPCの話しは、コピーの中に社名が入ってるだけだ。パッと見には、それぞれの服飾品の広告に見える。
不思議なのは、ではコラボレーション広告なのかと思うと、ジュエリー、時計、バッグのそれぞれについては、ロゴなどの表示もなく、プレーンなテキストでそれらのブランド名が書かれているだけ。そして、端には明確にに広告主:xxxx とPCメーカーの社名が入っている。
いわば、広告のなかの1素材として、これらの服飾品があるというのが、たぶんスキーム構成なのだろう。しかし、それにしてはあまりにこれらが主体な構図なのだ。(というか、これらしか露出していない)
こういうのは、出稿元と服飾品メーカーとの協業なのか、もしそうだとしたらどういう位置づけなのかとか、ものすごく興味深い。ある種、ゆるやかな連携なのかもしれないけど、これをしかけた広告代理店というかプランナーって、もしかしたら凄い人なの?