午前中に世界中で大型プラントや社会インフラのコンサルタントから施工・運用を手がける大手企業と打ち合わせ。
いきなり感心したのは、入構手続きをするとパスと一緒に、災害時の避難経路や注意事項などが書かれたパンフレットを渡されたことだ。この会社では、いままでに海外のプロジェクトにおいて、不慮の事故などにより殉職された職員の方もいらっしゃるので、こういう危機管理意識が高いのだろう。
アメリカなどでは、企業に就職して、はじめての施設などに着任すると、Evacuation programのレクチャーがあるのは普通だ。しかし、こういう来場者にガイドブックを配布して、注意喚起するというのは、僕にははじめてのことだった。
まぁ、どこでもこれがいるか微妙だけど、一つの会社の姿勢が垣間見えるものだった。