不思議なもので、Root,Inc.の時から、僕の働く環境には、会社の規模に関わらずそこそこの比率で、外国人の仲間がいる。
EverySense Japanも、まだ数名しかスタッフはいないのだが、中国人とドイツ人のエンジニアが働いてくれている。彼らは、シリコンバレーで知り合って、アパートの一部屋を貸してくれているインド人の人が社長を務める会社の社員だ。二人とも、それぞれの母国語以外に、日本語と英語が堪能だ。
今夜は、彼らのボスであるインド人の社長と会食だったのだが、中国人のスタッフも誘って、三人で和食。二人とも日本食が好きなので、気が楽だ。
二次会は、インド人の社長とScotch&cigar。彼とはシリコンバレーのアパートをシェアしているけど結構入れ違いなので、ゆっくりと話をするのは久しぶりだ。
それにしても、普通に仕事の話しや家族の話しをしてると、国籍の差は、二の次になる。これは、まぁ民間の普通の仕事なら当たり前のことだ。いま、政治の世界では国籍な話題が騒がれてるけど、あれとは訳が違う。
一方で、あのケースがどうかは知らないけど、当然ながら国籍が要件とするべき仕事は存在するのも当たり前だろう。この前も、アメリカのベンチャーでロケット開発をしている企業に転職したアメリカ人の知り合いが、国際会議の会場で、一生懸命リクルーティングしていたけど、国籍要件はかなり厳格だった。
まぁ、完全に帰化というか国籍を変更してしまえば、その国の法律のもとに、差異はなくなるわけで、そういう選択肢を持てることは、平和でグローバルな世の中なんだろう。