とあるコンソーシアムの方から、スマホなどのアプリの収益モデルの難しさを聞いた。スマートフォンの普及とSDKなどの開発サポートの充実で、小洒落たアプリの開発が、飛躍的に身近になって、開発者の層が広がった。
しかし、若い人が、ユニークなアイデアで、アプリ開発しても、その収益モデルが、なかなかに成り立たないらしい。 所謂、有料アプリとして、アプリそのものを有料ダンロードしてもらうというのは、ある意味では王道なのだが、今はそれができるものはとても限られているそうだ。確かに、僕も有料アプリは、全くといって良いくらいインストールしていない。
では、無償アプリはどうやってビジネスするのかというと、ゲームのようなアプリ内課金か、ダウンロード数を稼いで、コミュニティをつくり、そこへの広告媒介というパターンだそうだ。
このあたりは、僕はあまりに詳しくなかったのだが、言われて見ればなんとなく判らなくもない。悪貨は良貨を駆逐するというわけじゃないが、ソフトウェァの開発コストが下がって、しかもディストリュビューションプラットホームもあるとなると、他者の良いものに真似した模倣品を無償で提供する輩がいて、そっちのほうが知名度が上だったり広告連動が強かったりすると、かなり厳しい世界になるのかもしれない。
なんか、かつてのiModeと勝手サイト勃興期の話しを思い出すな。