一昨日知り合ったワルシャワ在住で、日本館という日本レストランのオーナーであるF氏が、午前中にワジェンキ公園などを案内してくれた。ワジェンキ公園は、週末のピアノコンサートがあるそうだが、飛行機の時間があるので、朝の空いてる時間に一回り。そのあと市内の由緒ある住宅街などを回って、F氏の自宅に寄った後、お店に戻って昼食。その後、空港まで送っていただいた。
彼は、ぼくより6歳年上で、ワルシャワ在住は27年に及ぶ。彼は、ベルリンの壁の崩壊をテレビで見て、大きく世の中が変わる東欧には大きなチャンスがあるだろうということで、ポーランドに飛び込んで来たそうだ。元々、芸能関係の仕事で、ロシアや東欧のモデルのマネージメントなどをされていて、最初はその仕事からスタートし、その後日本食レストランの経営に転換されたとのことだ。
最初の頃は、毎週ベルリンまで食材仕入れに車で出かけていたそうで、間違いなくポーランドにおける日本人のパイオニアだ。
そんな彼は、こちらで結婚した奥様と飲食業で成功されたわけだが、年齢的なことも考えて、今度は函館に引っ越すそうだ。しかし、この函館も、特に地の利があるわけではないそうで、いろいろと調べて、函館駅前のマンションを購入したとのことで、そのチャンレジャブルな話は、実に清々しい。
日本での再会を誓って空港でお別れしたあと、フランクフルト経由でベルリンへ移動。フライトは順調だたけど、空港からホテルまでの経路で、バスから鉄道への乗り換え駅を乗り過ごしてしまったので、途中で別なバスに乗り換えてホテルに。結果的に、時間は予定と変わらなかった。