今日の午後は、データ流通推進協議会 発起人会の第三回会合。発起人会と言いながら、参加企業が増えて、オブザーバーや同行者も含めると三十人を優に超えている。
この前も書いたけど、物事を決めていく必要があるので、意思決定を明確にするために、Roberts Rule of Orderに基づいて議事進行をしてるのだが、3回目になると、すんなりとMoverもSecondも出てくれる。
とはいえ、残念ながらCall Questionの後に議論はない。ちょうど、いま国会では、閉会中審議について与野党の質問者数の調整云々が報道されているけど、賛成意見、反対意見を公平に受けることが、議論としては意味がある。
先週、ベルリンで参加していたIEEE802.11のクロージングでは、可視光通信に関する新しいStudy Groupの組成動議が審議された。この時にも、WG チェアは、 動議上程(Call Question)の後に、フロアーでの発言者を、賛否両意見のバランスが取れるように配慮していた。僕らには、もう当たり前のことではあるが、このあたりは、なぜそうするのかも含めて、欧米でも十分な社会認知がある訳ではない。
そんななか、ちょっと気になってネットを調べていたら、ちょうど最近の記事に、How Much Does the Average Person Understand 'Roberts Rule of Order'? というのがヒットした。これは、なかなかに簡潔に本質を示していたので、ここにリンクを貼って置く。