今日からベルリンでIEEE802のPlenaryのレギュラーミーティングがスタート。初日のオープニングプレナリーでは、既に終了したTGaiの最後のミーティングの議事録を、ワーキンググループとして承認する動議があって、当然のごとく動議提案者になる。
しかし、これって実は、他の過去のタスクグループも同様だったりする。通常議事録は、その会議の次の会議の冒頭に承認されるのだが、最後のタスクグループ会合の議事録って、タスクグループが解散しちゃうので実は未承認のまま埋もれていたりするわけだ。
というわけで、今回はそのことに気がついて、最近終了したTGai,TGahの議事録をワーキンググループで承認することにしたのだが、これは今回に限ることではないので、今後は運用規定の改定が必要だろう。ということで、一応コメントとして、今後の運用規定の改定を提案しておいた。
さて、今回は明日のWNGで新しい提案をするのだが、その共著者であるドイツととアメリカのパートナーらと、最終の資料のすり合わせを夕方から実施。
二人とも長年一緒にTask Groupの運営をしてきたオフィサーなので、いろんな意味で提案の機微を知り尽くしている。そんなわけで、僕の用意したドラフトを見ながら、三人でリアルタイムに資料の修正を進め、それなりに納得のいく形にまとまった。
今回のテーマは、多分に技術だけではなくて、ポリティカルな部分も含むので、なかなかに文言の選び方も難しい。なかなか、面白いのはドイツ人とアメリカ人は、同じような表現でも選ぶ単語が微妙に違う。まぁ、僕は僕で別な単語を頭に浮かべていたりするのだから、三者三様なわけではある。それでも、話してるなかでうまいことみんなが腹に落ちる文言が見つかるものだ。
さてさて、明日の提案は、どうなることか...