今朝はデータ流通推進協議会の実会合、今日は多くの議案が可決され、協会のロゴも結定した。火曜日の朝にインタビューを受けたNHKさんは、今日の会合も取材したいということで、会合の会場にカメラが入ったので、なにげにいつもよりおしとやかに議事進行をしたつもり...
午後は、某省の幹部をIEEE-SAのPeresdentが表敬訪問するのに同席したあと、品川での調査研究会に参加。そのあと、取引先に移動して取材を受けたあと、夕方に霞ヶ関のさっきとは違う省庁で打ち合わせ。
途中は、電話での打ち合わせなどもあって、今日は朝から晩まで、スケジュールに余裕がないから、移動はタクシーにしてメールで済むことはタクシーの中で処理していたら、最後に霞ヶ関から会社に戻るとこだけひどい渋滞。しかたないから、赤坂見附でおりて地下鉄にのったら、どうにか予定にまにあった。
今日、二つの官庁で異なるテーマで幹部の方と話しをしたのだけど、やはりいま日本で必要なのは、システム的なグランドデザインやアーキテクチャを創造する力だとつくづく思った。
このレイヤーのスペシャリストを育てるには、結局のところ特定の学術領域に留まってはダメなんだろうなと思う。欧米ではダブルディグリーな人が多いけど、日本は少ない。システム論文的なものが評価されない工学系の学会というのも、ひとつのボトルネックでもある。
異分野、異業種、異領域の汽水域的なところで活躍できる人材は、総じてソーシャライズパワーがあるのだが、そう言う人を大事にしない徒弟制度的な世界だけに偏ってしまうとこが、学術領域の辛さかもしれない。
もっとも、器用貧乏的な中途半場が多くなるのも困るけどね....
そういえば、僕が卒業した高校は、もとが商工徒弟講習所だったwww