午前中は、データ流通関係な打ち合わせが一件。大手のそれなりのポジションの人は、大局的な視点でものをみてるので安心感があると感じる。
午後は、古い付き合いの業界の再編的な話。なんだかこういう萬相談的な仕事って、一つ片付くと別なのが出て来る。誰か、僕の相談にも乗ってくれないかしらん...
夕方は、もうひとつネットワークセキュリティな仕事のキャッチアップ。昨年、クライアントの社内ネットワークについて、セキュリティ的な堅牢さを重視した再構築を依頼された。そこで、セキュリティのエクスパートをトップに要件整理をし、その元で前職の会社にSIと機器納入をしてもらった。昨年の後半には、どうにか導入・稼動となり、今後の継続的な運用での監視体制なども始まった。
今日は、この件でスタッフからのキャッチアップで、完成図書なども確認しながら説明を受けた。元同僚らが作成した納品図書の完成度も高く、とても安心できる。前職の会社の強みはここだなぁと改めて感じるものがあった。
まぁ、どんな会社でも万能ではないから苦手な領域はあるけど、それを補ってあまる強みがあるのは良いことだ。たまたま、このブロジェクトでは、当初別な大手SIを頭に考えていたのだけど、あまりに現場力のない提案ばかりで、結局のところ箱物ゴリ押し的だったので、外れてもらった。
もともと、足回りは前職の会社に入ってもらっていたのだが、彼らは現場の声を聞く力があって、クライアントの身の丈にあった適切な提案もできたということだ。
担当してくれたSEは、組織的に僕が前職にいた時の部下だったけど、実際に仕事を一緒にしたことはなくて、飲み席で一緒にいることが多い。もっとも、これは彼に限らず、元部下ほとんどそうだけど....
でも、こういう若手中堅が、良い仕事をしてくれた成果を見るのは、なんだかとても嬉しい。自分がなにかを教えたわけではないけど、そんな連中がいるということだけでも、そこに関わったことの良さは感じるものだ。
やっぱり、ネットワークは現場の力だよね。