放射線治療終了後、はじめての診察。幸いに、治療中もその後も、大きな副作用はなく、排尿なども確実に改善されている。それでも、直腸などはそれなりに損傷を受けているので、酸化マグネシウムは、しばらく服用したほうが良いということで処方された。
放射線治療は、基本的に照射すべき部位にのみ照射することが理想だけど、体の内部に照射するには周辺の臓器に放射線が当たることは避けられない。それでも、僕が受けたIMRTという強度変調放射線治療は、ビームを動的にコントロールすることで、複雑な形状に照射強度を調整するため、副作用が少ないらしい。
もちろん、体質や対象による違いは大きくあるのだろうが、僕には適していたようだ。