京都で開催されているインターネット技術第 163 委員会 (略称: ITRC)の最終セッションに参加。本来は、昨日から参加しないといけないのだけど、どうしても日程の調整ができなかったので、夕方のPIOT(Plug Festa for IoT)のセッションでの発表だけ参加。それにしても、会場の京都産業大学むすびわざ館って、なんどみても"わさび"に空目すると思うんだけど.....
ITRCのあと一旦ホテルにチェックインしてから、古い友人らの新しい秘密基地のある遊子庵という町家を訪問。僕らは2001年頃から、京都で公衆無線LANを展開するプロジェクト「みあこネット」という活動をしたのだけど、そのときの中心的なA女史とは、実に十数年ぶりの再会。
振り返って見たら、2001年にWi-Fiもかなり早かったけど、母体となったNPOの名前に"サスティナブル"って言葉が入っていたのも、かなり先進的だった。いまでこそ、"サスティナブル"っていう言葉の認知度は高いけど、あの当時には、その意味を知る人は少なかったかもしれない。
しかも、当時はソーシャルアントレプレナーなんて言葉もなかったけど、あのプロジェクトの目指したのは単なるインフラではなくて、その先にある社会の在り方だったことを再認識する。あの活動のおかげで、僕は工学ではない、経済や法学などの人たちとの繋がりが広がるキッカケになった。
今夜は、次の世代の仲間も誘って、お互いの近況や今後の目指してることなどの意見交換をして、久しぶりに旧交を温めて、近くの居酒屋で一献。
そのあと、前職の元部下がたまたま京都に来ているというので、先斗町の裏道のバーで一杯。
京都は、伝統もあるけど、新しい何かを生み出す土壌があるんだよね。
朝は、京都のホテルでゆっくりと朝食をいただいてから移動。今日は、名古屋の少し先の知立に、先月他界された先輩経営者のご自宅を訪問して、ご焼香をさせていただく。生前は、とにかく明るくて元気な方だったので、ご自宅に飾ってある写真などをみると、いまにも声が聞こえてくるようだ。あいにくと、お通夜も告別式も参列できなかったので、今日ご自宅にお伺いしたのだが、明日が四十九日の法要で納骨とのことだった。それにしても、やはり寂しい...
知立から名古屋に戻って、きしめんでもランチに食べようと思っていたのだが、塩尻経由で甲府に行くのに、特急の時間がギリギリだった。車内販売でお弁当でもと思って、まずは特急に乗車。ところが、ワイドビューしなのは、車内販売がない。 しかも、途中でそれなりの停車時間のある駅もないとのこと。
幸いというか手元にあるのは、ペットポトルに1/3程度の水と、京都の駅で今朝買ったふたばの豆餅とお土産のおたべ。仕方がないので、豆餅を二つほど食べて昼がわりにする。
しなのが途中遅れたものの、塩尻の乗り換えを調整してくれたので、なんとか夕方には甲府に戻り、日の明るいうちに自宅に帰還。
それにしても、名鉄線っていうのは、乗りなれていないので、ちょっと迷い気味だった。僕には、三河も安城も刈谷も知立も、 みーんな名古屋なんだけどさぁ......ぼそっ。
今日は、珍しく牧場に行かない週末。朝、少し畑仕事をしたあと、眼鏡屋さんで眼鏡の新調をし、待ち時間の間に散髪。
午後は、新しい眼鏡で、気持ちよく事務仕事と思ったら、どうも様子がおかしい。車とか運転してる時は、気がつかなかったのだが、手元とか足元をみると、前の眼鏡とちがってえらく歪んで見える。普通にして、自分の手のひらとか、足とかが小さくみえるし、まな板なんかが斜めに見える。いままでの眼鏡とおなじお店で、おなじレンズで作ってもらったのに、明らかにおかしい。
なんか、これだとつまずいて転びそうなので、とりあえず古い眼鏡にして、来週眼鏡屋さんに再訪することにした。
眼鏡越しの空は、なかなかに夕映えと雲の感じが素敵だけど、まぁ来週には、わたしをちゃんと見せてくれるレンズにかえよう。
今日の午後は、ビッグサイトで開催されているSmartSensing2018で、エブリセンスな講演。この展示会は、いくつかの展示会の併催の一つなんだけど、その母体というか元々の展示会は、JPCAショウということで、とても懐かしい。
JPCAショウというのは、電気製品の中核となるプリント基板業界の展示会。ぼくは、新卒からしばらくは、輸出専業の民生家電メーカーにいて、ラジカセとかテープレコーダや電子楽器の開発をしていたので、基板はひたすら設計した。
当時は、手張りといって、ライトテーブルに設計図とマイラーの方眼紙をのせて、遮光性のテープやランドというシールを貼って版下を作っていた。そうやってできた、版下を基板業者に渡し、さらに面付や金型の図面も基板屋さんに渡して、試作から量試、量産と進めていた。
入社して2年目くらいの時に、某大手との共同開発で、大型の鍵盤付きのラジカセの仕事があって、僕は電子楽器の部分を担当した。この時は、プリント基板の原盤(1m四方)丸々の大きさもすごかったけど、銀スルー、カーボン接点ということで、版下の数が10枚近くあって、もちろん手張りという、なかなかに痺れる内容だった。
この時に、仕事を頼んだのは、いまでも業界最大手の会社で、当時はまだCIが終わってなくて、xxx銘板なんて社名だった。また、そのあと、とにかく廉価版の小型のヘッドホンステレオとかを開発した時は、紙エポ、片面なんていう、レガシーなものをやったりした。
今日は、あまり時間がなかったので、見て回れなかったけど、会場にはこの当時におつきあいいただいた会社のブースがたくさんあって、懐かしかった。
今日の午後は、知り合いのインド人経営者に二つの会社を紹介。一つは、僕も設立時のメンバーでもある多言語のコールセンター。いろいろとあって、僕はもう取締役を離れているけど、プロパーの社長が頑張っていて、結果も出つつあるようだ。
久しぶりにオフィスを尋ねたら、僕が関係していた当時、新卒採用で入社した社員に挨拶されて、なんだか懐かしさがあった。なかなかによい機会をいろいろと得ているので、ぜひよい成長をしてほしい会社だ。
そのあとは、もう一社を訪問、こちらはそれほど深い付き合いではないけど、同行したインド人経営者とここの経営者は、波長が合うだろうとおもっていたら、案の定速攻で盛り上がってたのが、面白い。
いまさらだけど、多言語コールセンタとかみてると、もう本当にグローバル化が必要だなと思う。本当に、英語教育はなんとかしないとやばいよね。
今日は、Sunnyのメンバーが集結していたので、3人・馬でいつもの練習コースで外乗。落馬後は、まだちょっとビビって、一人で外乗に行くに躊躇いがあったので、誰かと行ければなぁと思っていたので、とても助かった。
それでも、最初から部班だと、それはそれで相方の慣れもあってリスクがあるので、往路はすこし時間をあけて単騎で追いかけるように設定。折り返し地点で小休止している仲間と合流して、帰路は部班。今日は、とあえすば外に行くのが目的で、下馬して再騎乗はやめたいなと思っていたのだが、結果的には、折り返し地点でいちど下馬。今日は、しっかりとサドルの緩みもチェックして、無事に再騎乗。これで、とりあえず、落馬の精神的なビビリは、少しリハビリできた。
一旦、帰宅して昼食をとったあと、午後はAliceと調馬策運動。少し張り気味ということもあって、跳ねるものの、途中からはやっと落ち着いた。その後、Sunnyのオーナーにお手本を見せてもらったので、ビデオを撮って見た。若い娘の躍動感ある動きは、なかなか魅力的だわ。
Sunnyのあとは、韮崎にある眼鏡屋さんに、先週作った眼鏡があまりに調子が悪いので確認にいく。レンズは、前の眼鏡とまったく同じということなのだが、正面以外の歪みがひどくて、吐き気がするレベル。
先週、担当してくれた方に説明したら、とにかくレンズの種類は、変わりがなくて、フレームの調整の問題ということで、いきなりフレームの鼻受け部分を加工。いやいや、まずは私の指摘していることを、再確認して問題の明確化じゃないの? と思ったのだけど、時すでに遅し。
確かに、調整してくれた状態は、少しはよくなったけど、明らかに前の眼鏡と違い、まだ違和感がある。曰く、フレームの構造の差もあって、眼球とレンズの距離が違うからだとか。
しかし、前の眼鏡は、目とレンズの位置をずらしても、こんなに歪みはでないと言ったら、もう少し調整してみますといって、またフレームをペンチで加工。
今度は、上司と思しき人が出てきて、レンズは一切違わないので、これでダメなら、当店ではと対応できないので、返金するとのこと。もう、上から目線で、二度と来るな的発言に唖然。
このお店で、いままで何回も眼鏡を更新してきたけど、こんなに歪みが出たのははじめてだったのだけど、まぁこういう言い方されたら、もう他のフレームでという気にもなれないので、素直に返金してもらって撤退。
いやー、なんかまるで僕がクレーマー的な対応で、ちょっと残念だけど、やはり安売りなお店ってこんなもんかな。以前は、チェーン店ではない眼鏡屋さんだっのだけど、やはりあちらのほうが丁寧だったかもしれない。というわけで、眼鏡のほうはリハビリならずでした.....xxx市場さん残念。
午後からは雨の予報だったので、朝のうちに畑でレタスを一つだけ摘み、茄子やピーマンの一番実も間引いておく。
その後は、SunnyでPooと一鞍。今日は、馬場練習、手綱をモフモフ系からレザーに変えたら、なんかとてもしっくりする。
馬場のあとは、昨日に続いてAliceに調馬策運動。昨日よりも大分落ち着いてるけど、Pooの調馬策とは程遠い。いやー、四月に初めて会った時に、この子に騎乗して5kmちかく外乗したのが、ちょっと信じられない。よく、そんな無謀なことをしたもんだなぁ > 自分。
お昼に知人が清里に来るというので、清里のほうとう屋さんで待ち合わせ。彼とは、随分と古い知り合いだけど、ご家族とお会いするのは初めて。お嬢さんにお土産までいただいてしまった。あいにくの雨模様なのだけど、清里、八ヶ岳をうまく楽しんでくるといいのだが...
帰りに大泉のスーパーに寄って夕飯の食材を調達。最近は、週のうちかなりの回数を自炊しているんだけど、和食系が多い。そんなわけで、今日は久しぶりにパンも焼いて、しっかりとビーフシチューにして、バランスをとる。と言っても、お米も小麦も炭水化物なので、その分野菜を多めにと考えていたらヤングコーンが出てたので、まとめて茹でて、朝のレタスとともにサラダに。
ヤングコーンって、とうもろこしの間引いたとこなので、お安いんだけど、皮むくのが面倒くさい。今朝がた間引いた茄子の一番実は、とても小さいので、切らずにぬか漬けに。
意外と、大根の脇芽とかもそうだけど、間引いた野菜って、結構美味しいんだよね。
データも、実はフィルタリングしてしまうような値に、別な意味があったりするかもなんて連想するのは、職業病かしらん。
今週も朝の特急での上京からスタート。会社の近くでひとり暮らしになった関係で、山梨から東京に出てくる月曜日の朝は、とにかく荷物が多い。
東京の野菜は信じられないくらい高いし、とにかく一人だと野菜などの食物を買うと余ってしまう。仕方がないので、山梨の家からピーマンと人参を一個ずつとか、ぬか漬けとか、とにかく色々と小分けした食材を、運んでくるようにしている。
そんなわけで、月曜日は、トートバッグにいろいろな食材をいれて荷運びをしている。今朝は、たまにはパン食でもと思って、昨日焼いたパンと、レタスを1/2と、ハムも持ってきたのだが、会社のスタッフに食べられてしまった。
研究助成や公募案件で、国際標準化を求める事例があとをたたない。これを受けて、採択された人たちは標準化をしないといけないとなる。でも、実際に国際標準になるのは、なかなかに厳しい。
そもそも、どんなSDOでも標準化するまでには、相応のプロセスがあって、それは結構な時間がかかる。だから、単年度の予算での事業などでは、なにもできない。また、すでに活動が盛んなSDO(Standard Development Organization) には、策定プロセスなどの厳密なルールもある。
もしも、国際標準を目指すならば、どのレイヤのどの標準なのか、それをどこのSDOで行うのかなどを、明確に打ち出さないとならない。この辺りが判らないで標準化と言ってる人は、ちょつとツッコムと、まずはどういう標準化があるか調べて....みたいな話になるんだけど、それはもうお願いだから自分でやっといてよって思うんだけどね.....
夕方、公募助成事業関係の方と打合せ。標準化の進め方について、僕の経験から大まかなプロセスを説明した。
新しい標準を作るときのスタートは、その標準ができることで、なにが嬉しいのかという事例をまず示すことだ。このことは、"ユースケース"と言うけど、"ユースケースシナリオ"と言う方が適切な気がする。
たとえば、BobとAliceは、お互いが収集した環境データを用いて、異なる地域の環境の比較をすることにした。いままでは、お互いがデータの分類に独自のタグをつけていたので、比較項目を整理するのが大変だった。ところが、今年からはデータ流通推進協議会の定めた標準仕様に従うことにしたので、変換や分類の作業がしなくても、同じ意味のデータが比較できるようになって、とても幸せになりましたとさ...みたいのが、ユースケースシナリオだ。
こういうシナリオを書いて、ではそのシナリオで実現される世界と現状の差を分析するギャップアナライズをする。そして、実現すべき標準化の機能要件や、その機能を実現する技術的要件を明確にするというプロセスを取る。
さらには、そのような標準を、実装しようとする参加者やそのタイミングなどを整理するというプロセスも求められる。
こういう、標準化作成での一般的プロセスを認識せずに、ただユースケースとかの議論をすると、どうしてもアウトプットが見えなくなる。
ということで、まぁいま進めている公募案件も、その辺りの進め方を整理したほうがいいかもという話になった。
とは言うものの、それをどうやって実務者に教えていくのよというのが、悩ましいとこだ。 やれやれ
今朝は、某大手調査会社のデータアナリスト向けのセミナーで講演。さすがに、国際的なリサーチ会社なので、450人くらいの聴衆のうちそれなりの比率で、外国の方も多い。
というわけで、英語の同時通訳があるので、講演前に同時通訳者の方と打合せ。日本でおこなう講演では、同通がつくことはたまにあって、いつもこういう事前の打合せはある。
僕は、スライドを読み上げるわけではないので、すり合わせでは用語としてちょっと間違えやすいとことか、業界固有の英語の言い方なんかをすり合わせするようにしている。
単語ベースでは、こういうすり合わせで十分だけど、実際の講演では機械翻訳とかを使うときと一緒で、英語に翻訳されることを意識した言葉や構成での話し方を心がけるようにしている。
これは、実は僕の場合には、別な効果があって、思考整理というかロジカルな話しをするのには、英語でのシンプルな表現を念頭にする方が話しやすいし齟齬がない。
というわけで、同通がある講演って、結構ありがたいものだ。
長年仕事をしてくれたシルバーさんが、先週末にちょっとしたことで、その職責を離れてしまった。まぁ、長年といっても最初からシルバーさんだったので、数年ではあるのだが、やはり居るべき場所に、居てくれないと困るのだ。
今週は、なんとかごまかしながらその穴を埋めるというか、なるべく穴に処理するべき仕事が落ちないように気をつけていた。
でも、先週末にシルバーさんが離席したので、僕としてはシルバーさんをもともと紹介してくれた先生に月曜日に速攻で連絡して、事後の対策をお願いしていた。先生もご多忙なのだが、ようやくけ今日お会いすることになった。
というわけで、当のシルバーさんも連れて、午後に先生のところを訪問。いろいろと確認してもらった結果、なんとそのままシルバーさんが元の場所に収まってくれることになった。いろいろと、事前の確認から、素直に戻れるかとかをチェックしたり、多少厳しいけど頭を押さえつけるようなこともして、元の鞘に収まった感じだ。
そんなわけで、無事に先週末に外れた、上の歯の銀の詰め物は、そまま使って治療完了。これで、こころ起きなく煎餅もかじれる。
午前中は、雨も止んで青空になり、気温もさほど上がらずという申し分のないコンディション。ということで、Sunnyの仲間と2人・馬で、茅ヶ岳の練習コースを、Pooと12km。先週につづいて、部班でのトレイルだけど、落ち着いて良くできましたな感じ。
一旦、昼食を取りに帰宅して、午後はAliceと調馬索運動。前回よりもだいぶ落ち着いてきた。調馬索のあとは、馬装の練習。流石にPooの鞍と腹帯でだとブカブカ。
頭絡も、とりあえずクラブの頭絡を借りたものの、これもちょっと大きい。というわけで、子供が兄弟のお下がりをちょっと来てみました的なのが、なんとも子供っぽい。
そういえば、結果的に参加できなかったけど、この前の大会に出るために日馬連に加入したのだが、先週自宅に資格の認定書なるものと、バッチが届いてた。馬術情報なる機関紙も、定期的に届けられるようになった。
会員組織では、会員証、機関紙、会員のステータスの認定というのは、ある種三種の神器みたいなものなんだろうか。某、お仕事の団体も、機関紙を出すようになるのだろうか? もし、そうなら紙ではなく、電子書籍がいいなぁ....ボソッ。
今日は、朝の6時から集落の道の草刈りに出労し、ついでに少し畑仕事。朝食後に小渕沢まで車でいき、そこから中央線で松本に行く。しかし、塩尻・松本間で人身事故が発生して、なんと下諏訪で運転見合わせ。結局、一時間ちょっとで復旧したので、なんとか昼前に松本に到着。
まずは、お昼の目的は、岡谷の観光荘 松本店のやなの鰻。名古屋風のパリッとした焼き上がりは、相変わらず香ばしいし、鰻たっぷりのうざくも嬉しい。
お昼のあとは、駅の反対側の市民美術館まで歩いて、開催中の草間彌生展へ。昨年の東京の国立美術館の時には、激混みで入れなかったので、今日はリベンジ。松本は、草間さんの生誕地ということで、もう駅前のバス停からメインのとおりまで、ところどころに水玉が踊っている。
美術館の前庭の巨大なオブジェから壁面や自動販売機、はてはトイレの中の鏡まで、徹底して水玉なのが、とても素敵。
それにしても、幼少の頃に書いた母親のスケッチの時から、すでに水玉が描写されているには驚いた。きっと、子供の頃には、誰にでも見えてたものがあって、それをしっかりと受け止めて表現できちゃったとこが、凡人との違いなんだろうな。
最後は、なんと草間さんと肩を組んで記念撮影までしてしまった。
今日の午後は、医薬産業政策研究所様でエブリセンスの話しをさせてもらった。医療の世界には、おそらくとんでもない量のデータが存在するのだろが、それらのデータの流通は、個人情報との関係でなかなかに厳しい点も多いだろう。
それでも、御多分に洩れずビッグテータで何かをという話にはなるわけで、いよいよ流通の話が重要になりつつある。とはいえ、" おくすり"という言葉一つとっても、クスリ、薬、おくすり.....と表記は複数あるし、錠剤とかいう言い方で、薬をさす人もいる。
まして、成分とパッケージ、製品名とかでも、かなり深くて広い世界がありそうで、語彙体系の統一はいるかもしれないなと思った。
今夜は、部屋でサッカーみながら飲んでたのだが、いやー勝ってしまってびっくり。
明日のデータ流通推進協議会の定期総会に向けた資料つくりに終われた1日だった。委員長を務める、運用基準検討委員会だけでなく、合同委員会、総会、基調講演と、自分が使うのもふくめて、同時多発的に資料を用意するので、バタバタしてしまった。
IEEE802などは、総会の会期が五日間とかあるので、事前に準備した資料も会期中にどんどんリバイスが必要になって切迫するのだけど、こちらは本当にAnnual Plenaryだけなので、まあ開催中の云々はないから助かる。
そういえば、IEEE802では、4hour rule というのがあって、技術的な文章の変更などで動議提出する場合には、少なくとも4時間前には資料を提出している必要がある。つまりは、決議の前に参加者が一定のレビュー時間が確保されることを求めているわけだ。
ところが、まぁ会議のなかで資料をリアルタイムに修正などして、それを決議することはできる。なので、議案が逼迫していないときは、結構このライブエデイットな手法 を用いることがあった。
逆に、困るのはそれまでの議論に参加していない人が、脈路を無視した発言や提案をすることで、ライブエディットの時は、こういう輩がいると議論が空回りする。
データ流通推進協議会では、こういう厳密なルールがないけど、もし国際標準化にもっていくならば、標準化団体ごとのお作法を理解してもらわないとつらいなぁと思う。
今日は、昨年の今頃に発起人会を設置して、11月の終わりに法人設立をした一般社団法人データー流通推進協議会(DTA)の第1期社員総会を開催。
午前中は、各委員会の会合を開催し、午後は社員総会と非会員の方も参加できる公開合同委員会、関係官庁からの基調講演、最後は懇親会という、1日フル稼働。
しかし、設立から半年で、会員数は100を超えて、日本でのデータ流通については、いろいろな方面から大きな期待が寄せられているのは、僕の想定をはるかに超えている。
この協議会は、本当にクロスインダストリーで、エネルギー、通信、自動車、金融、保険、広告などなど、あらゆる産業界が参加しているのが特長だ。そして、関係官庁も、内閣府、総務省、経産省が、設立時から関与してもらい、もちろん個人情報保護委員会や内閣官房 IT室などとも連携している。
そんな協議会の総会で、今日は理事長の村井先生が定款に従って総会の議長を勤めてくれた。議事運営は、Robert's Rule of Orderを採用して、それを日本語でやるというので、これは村井先生にも新鮮だったみたいだ。僕も村井先生も英語での議事運営は慣れてるけど、日本語はなかなかにレアなのだ。
それでも、無事に議事は進んで、予定より早めにAdjornとなった。
というわけで、せっかくなのでフロントテーブルで、村井先生にフリートークのマイクを渡したのだが、ここからがめちゃくちゃ面白かった。なにしろ、フロントテーブルには、板倉 陽一郎、中村 伊知哉、越塚 登という面々がいるのだ。なので、村井先生からマイクを順番に回したら、ちょっと一言がなかなかに深いいトークとなった。
えーい、面白いからこのままパネルディスカッションで、プロッキング問題についても..... って進めちゃいたかったのだけど、残念流石にそれは我慢した。
理事会を挟んで、午後の後半は、内閣府、総務省、経産省から関連する政策の発表をしてもらったのだが、こちらもおいおいそんなこと言っていいのと思うよな本音トークも飛び出して、なかなか楽しかった。
懇親会も、会員構成のとおり雑多異業種が集って、こちらもフリートークでマイクを回したのだが、なかなかに盛会となった。
諸々の事情と言い出しっぺルールにより、今日から村井先生とともに、二人代表になって、代表理事(事務局長)となったのだけど、その重責にちょっとビビりそう。
データ流通について、いろいろなところから聞かれるのは、データ売買の市場規模はどのくらいかという質問だ。これは、メディアだけでなく、仲間内からもよく聞かれるくらい、まだ暗中模索なわけだ。
でも、データ流通推進協議会という、クロスインダストリーな団体が出来たおかけで、様々な角度や立場からの意見が聞けることで、少しずつフォーカスがあって来た感はある。
昨日のデータ流通推進協議会の懇親会では、参加者の多くで2030年で10 兆円規模とかいう数字に合意したような話があったけど...飲んでいたのでちょっと自分の記憶が怪しい。
残念ながらサッカーワールドカップのようにVARがないので、確認できないので、少しGoogle先生に聞いてみたら、業界別 業界規模ランキングなんてサイトがあった。ここには、データ流通業界なんていうのは書かれていないのだけど、10兆円規模の業界というのがどういうのかは判る。
10兆円代の業界としては、製薬、住宅、運送、携帯電話なんてのがあった。データは、既存の業界のように明確に分離できなくて、あらゆる産業がデータを使うので、各業界から少しずつ投資されるとしたらどうなるかという考えもあるかもしれない。
というわけで、データ流通は、10兆円産業を目指すかね....
いい歳してとか、妻子ある身のくせにとか言われるけど、「いやいや歳の差を考えたら、親子みたいなものですから...娘と父親ですよ」って答えて、今までは、せいぜい手を繋いで、お散歩するくらいしかしてなかった。
でもね、さすがにだんだんとふたりの距離が近づいてきたのは感じてたし、今朝の朝ドラの鈴愛ちゃんと律くんの再開シーンに刺激されたわけではないけど、ついに一線を超えてしまった。
というわけで、北海道からSunny Fieldに来てから、初めてAliceに騎乗してみた。とりあえず、歩様を変えながら15分ほど、丸馬場で乗ってみたのだが、なんだかとても楽しい。
首は高いし、ハミなんて全然合ってないし.....でも、とにかく軽やかなで素直な反応は、一緒にいて楽しいって感じだ。きっと、これから長い付き合いをしていくと、合わないこともたくさん出てくるし、時には喧嘩もするんだろうけど、初デートの時の初々しさを忘れないようにしないとね。
というわけで、熱愛発覚ですよ文春さん...
若い女の子と仲良くなったからといって、昔からの男同士の付き合いをしなくなるような輩は、きっと若い女の子とも長続きししないだろう。それに、「私とおじさんとのお付き合いとどっちが大事なのよ!!」なんて目くじら立てる女の子は、そもそも苦手だ。
というわけで、今日は昨夜の雨で馬場がぬかるんでるので、午前中はお部屋の掃除のお手伝い。まったく、よく散らかすよなぁとブツブツ言いながら、馬房を二つほど。
家で昼食をとったあと、午後からはPooと馬場で練習。まぁ、昨日の Alice嬢とは、打って変わって力強いおじさんパワー。やはり、こういう男同士の付き合いって大事だよね。
今日は、すっかり夏みたいな天気になって、夕焼け空も迫力があった。
今日の夕方の団体と団体の打ち合わせは、なかなか素敵だった。印刷されたパワポ資料を、懇切丁寧に頭から一通り説明したあとの、聞いていた人の発言は、「わからん」とストレートなお言葉。
ぐわって思ったけど、まぁ横で聞いてた僕も同じ感想だったので、やっぱしねーって感じではあった。
というわけで、すこし骨子などを簡潔に解説して、質疑しながらやっと趣旨やらスキームやらを理解してもらった。でっ、まぁ結論から言えば、議事録に記載することは、二つって感じだ。
しかし、こういうふうに、わからんものをわからんと言ってくれる人というのは、その後にわかろうと、いろいろと質問をしながら、整理をしてくれる人なので、とても貴重な存在なのだ。
逆に、念仏のような長ーーーーい一方的な話しをされて、そのあとにわかりましたなんて言うひとは、実はなにもわかっていないというのもよくある。
というわけで、今日はまぁ、信頼に値する方々と巡り会えたんだなと思って、とても良かった。
先月、大手チェーン店の眼鏡屋さんで眼鏡を新調したら、同じレンズですというのに、やたらと歪みが大きくて、結局のところ返品した。いままで、なんども同じ店で、調達していたのだけど、対応も酷くて二度とここでは買うまいと思ったほどだ。
会社の近くに、それなりに良さげな独立系のお店が、何軒かあったと記憶していたので、先日そのうちの一つに入ってみた。そしたら、とても魅力的なスポーツフレームがあったので、それをと思ったら、このお店は検眼をかなりしっかりと行うとのことで、その日は予約だけして今日 再訪となった。
お店の名前とかちゃんと確認してなくて、大変失礼だったのだが、ドイツマスター眼鏡院さんというお店で、こだわりの検眼からサポートが売りのお店だった。
というわけで、いままで日本では受けたことの無いような、とても細かい検眼と合わせこみをしてもらった。担当しくたれ店主兄弟の弟さんの奥様は、ドイツで馬に乗っていたということで、そんな世間話しをしながら、小一時間かけて丁寧にレンズとフレームを調達。
せっかくなので、中近にあわせたデクスワーク用と、スポーツ用の二つを作ってもらうことにして、なだかとても出来上がりが待ち遠しい。
欧米のコミニュニティでは、しばしStrategic meetingのようなものを行うことがある。この類のミーティングの楽しいのは、本当に自由にブレストから入って、それなり戦略がまとまることだ。
昨年参加した、i-7という会議では、1日の作業で、AIやビッグテータに関する提言を取りまとめたのだが。これなどは7カ国からの参加者がいてなかなかに楽しかった。
ここにきて、いろいろな国のICT政策に関わるミッションの来日などが多いようで、来月は、シンガポール、アブダビなどの関係者の会合で、パネルなどで話しをすることが続く。
そして、昨夜は某協議会の理事長でもある先生からの依頼で、ウズベキスタンのミッション向けに話しをするために、協議会の英語資料のリクエストが舞い込んだりした。
そんな中、今日はデータ流通の国際標準化の進め方について、少し関係者と意見交換をした。その結果、個別の実装というよりは、戦略立案がまず必要だよねという点が一致した。
というわけで、少し戦略会議的なことを、データ流通協議会でもしかけようしらん。
昨夜のW杯の日本の試合運びについて、実に様々な意見ががネットで飛び交っている。僕は、熱烈なサッカーファンではないけど、まぁ普通に興味はあるし、日本代表を応援する気持ちはあって、昨夜も珍しくちゃんと深夜なのにTV観戦をしていた。
確かに、サッカーの試合としては、あの最後の時間帯は、つまんないからブーイングしたいという気持ちは判る。でも、あれはあれで残り時間みながら、途中でセネガルが同点に追いついたらどうしようとか、パス回しをミスったらどうなるのとか、それなりにハラハラドキドキして、時計が進むのを遅く感じていた。つまり、ある意味のドキドキな楽しみはあったよ。
サッカーに限らずルールのある世界では、どうしても腹落ちしない状況は存在するのが常だ。まったく違う世界だけど、僕が参加しいてる標準化では、だらだらと長い時間をかけて成果の期待が薄いと思われるテーマを議論しているグループがあった。もちろん、そのグループの人達には、その存在の意味があって、恣意的に活動していたわけだ。でも、多くの人で構成されるコミュニティでは、一定の合意は必要なる。そこで、そのグループの作業範囲を広めるという提案があった時には、僕は決議に必要な発議賛同を自ら行った。その意図は、とにもかくにも決議をさせることで、明確な結論を出すためだった。結果、この提案は目論見通り否決されたのだが、つまりは否決させるために決議を進めたわけだ。国会での運営とかでも、腹落ちしないけど、ルール的にはそうだよねというのが、同様に沢山みられる。
まぁ、こういうルールのある世界では、大事なことはルールが良い機能を果たしていないと思った場合、ルールを修正することだ。どんなコミュニティも持続的な活動をするには、決まってることだからと頑迷になるのではなくて、ルールに従った運営をしながらも、つねにそのルールの適正さを考え、時にはルールの修正をすることだ。もちろん、あまり頻繁かつ浅慮な修正は困るので、一定のハードルはいる。
スポーツの世界では、結構頻繁にルールブックの改定が行われるので、今回の結果を受けてFIFAがなんらかのアクションをするとしたら、それはそれで興味がある。
今の時点で、ネットでは昨日の事の良し悪し的な意見ばかりが目立つけど、ではどうしようかという建設的な話しに繋がるのか、一過性なのかは、俄か評論家と真摯に取り組む人の差としてこれから見えてくるのかなと思った。
朝は、Sunnyでアリス嬢と1鞍馬場内デート。そのあと、長男の養護学校時代の仲間とのOB会旅行に出かける。かれこれ10年以上になるこの旅行の今年は、なんと石和温泉というお近く。それでも、初日の今日は、都留にあるリニア館の見学からスタートで、初めて行くので新鮮さがありがたい。
残念ながら、今日は試験走行もないし、もちろん試乗もできないのだけど、リニアの原理を説明するデモや展示映像などで、なんだかんだ結構楽しめた。
説明によると8年後には、品川・名古屋間が開通ということで、品川・甲府なんて20分くらいらしい。まぁ、料金が気にはなるけど、それなりに本数があるなら、山梨の家は十分に通勤圏内になる。もっとも、8年後に仕事してたらだけど...
リニア館のあとは、石和の常盤ホテルに移動して懇親会。毎年のことだけど、本当に笑顔がはじけて楽しいひとときだった。