京都で開催されているインターネット技術第 163 委員会 (略称: ITRC)の最終セッションに参加。本来は、昨日から参加しないといけないのだけど、どうしても日程の調整ができなかったので、夕方のPIOT(Plug Festa for IoT)のセッションでの発表だけ参加。それにしても、会場の京都産業大学むすびわざ館って、なんどみても"わさび"に空目すると思うんだけど.....
ITRCのあと一旦ホテルにチェックインしてから、古い友人らの新しい秘密基地のある遊子庵という町家を訪問。僕らは2001年頃から、京都で公衆無線LANを展開するプロジェクト「みあこネット」という活動をしたのだけど、そのときの中心的なA女史とは、実に十数年ぶりの再会。
振り返って見たら、2001年にWi-Fiもかなり早かったけど、母体となったNPOの名前に"サスティナブル"って言葉が入っていたのも、かなり先進的だった。いまでこそ、"サスティナブル"っていう言葉の認知度は高いけど、あの当時には、その意味を知る人は少なかったかもしれない。
しかも、当時はソーシャルアントレプレナーなんて言葉もなかったけど、あのプロジェクトの目指したのは単なるインフラではなくて、その先にある社会の在り方だったことを再認識する。あの活動のおかげで、僕は工学ではない、経済や法学などの人たちとの繋がりが広がるキッカケになった。
今夜は、次の世代の仲間も誘って、お互いの近況や今後の目指してることなどの意見交換をして、久しぶりに旧交を温めて、近くの居酒屋で一献。
そのあと、前職の元部下がたまたま京都に来ているというので、先斗町の裏道のバーで一杯。
京都は、伝統もあるけど、新しい何かを生み出す土壌があるんだよね。