データ流通について、いろいろなところから聞かれるのは、データ売買の市場規模はどのくらいかという質問だ。これは、メディアだけでなく、仲間内からもよく聞かれるくらい、まだ暗中模索なわけだ。
でも、データ流通推進協議会という、クロスインダストリーな団体が出来たおかけで、様々な角度や立場からの意見が聞けることで、少しずつフォーカスがあって来た感はある。
昨日のデータ流通推進協議会の懇親会では、参加者の多くで2030年で10 兆円規模とかいう数字に合意したような話があったけど...飲んでいたのでちょっと自分の記憶が怪しい。
残念ながらサッカーワールドカップのようにVARがないので、確認できないので、少しGoogle先生に聞いてみたら、業界別 業界規模ランキングなんてサイトがあった。ここには、データ流通業界なんていうのは書かれていないのだけど、10兆円規模の業界というのがどういうのかは判る。
10兆円代の業界としては、製薬、住宅、運送、携帯電話なんてのがあった。データは、既存の業界のように明確に分離できなくて、あらゆる産業がデータを使うので、各業界から少しずつ投資されるとしたらどうなるかという考えもあるかもしれない。
というわけで、データ流通は、10兆円産業を目指すかね....