明日のデータ流通推進協議会の定期総会に向けた資料つくりに終われた1日だった。委員長を務める、運用基準検討委員会だけでなく、合同委員会、総会、基調講演と、自分が使うのもふくめて、同時多発的に資料を用意するので、バタバタしてしまった。
IEEE802などは、総会の会期が五日間とかあるので、事前に準備した資料も会期中にどんどんリバイスが必要になって切迫するのだけど、こちらは本当にAnnual Plenaryだけなので、まあ開催中の云々はないから助かる。
そういえば、IEEE802では、4hour rule というのがあって、技術的な文章の変更などで動議提出する場合には、少なくとも4時間前には資料を提出している必要がある。つまりは、決議の前に参加者が一定のレビュー時間が確保されることを求めているわけだ。
ところが、まぁ会議のなかで資料をリアルタイムに修正などして、それを決議することはできる。なので、議案が逼迫していないときは、結構このライブエデイットな手法 を用いることがあった。
逆に、困るのはそれまでの議論に参加していない人が、脈路を無視した発言や提案をすることで、ライブエディットの時は、こういう輩がいると議論が空回りする。
データ流通推進協議会では、こういう厳密なルールがないけど、もし国際標準化にもっていくならば、標準化団体ごとのお作法を理解してもらわないとつらいなぁと思う。