当初の予定を1日繰り上げて、昼の便でコロンビアの首都であるボゴタに移動。ここは、標高が2600m近くある高地なので、カルタヘナとは違って肌寒いくらい。
日程の変更は、ちょっとチケットの種別の関係で不安があったのだが、今日ボゴタ空港のチケットオフィスの話によると、こちらのリクエストで通りそう。
空港横のホテルに投宿したあと、夜はダウンタウンに移動して、当地に赴任している関係者の方々と食事。まったく、想定していなかったのだが、ANDICOM2018のために来ていたファンドの二人の方は、ともにここ数年の間にいろいろと打ち合わせした人だった。
今日の午後から、膀胱炎の痛みがかなり緩和されて、本当に楽になって来た。この1週間、本当に自分の体の中の声を聴きながらケアをしている感が強いのだが、やっとトンネルの先が見えて来た。
IMRTによる放射線治療の2日目は、初日とまったく同じ時間に排尿し、飲水し、病院に到着し、着替えて照射室に入ったのだが、みるみるうちに尿意が膨らんで行く。そして、CTの結果、膀胱が計画よりも大きすぎる状態にあることが判明。
そこで、医師から少しだけ排尿することが出来るかとの質問。自信はなかったけど、なんとなく出来そうな気がしたので、やって見たら出来た。この結果、再度CTで確認したら、ちょうど良い状態となったとのことで、無事に一度目の照射を終了。
ところが、今度は二度目の照射がなかなか始まらない。その間にもどんどん膀胱が膨らんで、激しい尿意と戦うことになってしまった。しばらくして、ようやく二度目の照射が行われ、照射終了した時には、もう限界でトイレに駆け込むことに。
先生の説明によると、二度目の照射の時の確認で、前立腺が動いてしまい、なかなかロックオン出来なかったとのこと。どうも、寝てしまうと筋肉が弛緩して動いてしまうらしい。
そして、3日目も再び尿が溜まりすぎということで、部分的排尿ということになった。幸いに僕の場合前立腺の摘出をしていないので、こういうことがしやすいようだけど、外科的処置で摘出とかしている人は、こうはいかないらしい。
それにしても、毎朝同じ時間に起きて、同じ朝食を摂って、同じような水分摂取をして、同じ時間に排尿して、同じ時間に同じ種類の水を飲んでいるのに、気温などの関係で同じ結果にはならないのが、人の体の不思議なことだ。
結局、このあと何回かの試行錯誤がはじまることになった。でも、僕は自分でバルブコントロールができることがわかって、これってやはりIoTでなんかできる?
IMRTの開始にあたりPSAの検査をしたところ、ついに0.77と1を下回ったことで、少し精神的に楽になった。