たくさんの会員さんのいる団体の事務局などをしていると、ちょっとしたコミュニケーション不足というか、認識の違いなどで、きちんと小言を申さないといけないことが多々ある。
共有材である資料の開示とか、諸々の企画の進め方などなど、正直言って細かくてしちめんど臭い奴だと思われるだろうことを言う役目というのは、こちらもかなり疲弊する。
だいたい多くの事案では、何からの不都合のある行為をしている人が、明らかに悪意を持ってそれをしているわけではないことが十分にわかっているのに、小言を言わなくてはならないのが辛い。
たまたま、昨日、今日とそんな事案が発生し、それを嗜めるメールを書かなくてはいけなかったのだが、これがまた難しい。ダメなものはダメと言いながら、ではどうしたらいいのかを示したり、気持ちはわかるんだけどねぇ的なことも書かなきゃならない。
こんな時、ふと思い出すのは竹中直人さんの「笑いながら怒る人」だ。あれを文章で表すって、本当に疲れるわ。