一昨日に、マンションの前の道路のど真ん中に置かれていたカバンは、その後ファスナーが開けられマンションのエントランスに移動していたのだが、今朝は誰かが"植え込みにありました"というメモ書きをつけて、マンションのドアの内側に移動したらしい。その後、管理人さんがマンションの住民のものではないだろうということで、再びドアの外側に移動したようだが、相変わらず持ち主不明。
どうも、気持ち悪いけど、きっと持ち主の人は困ってるんではというのもあって、僕が結局は110番通報。十分くらいで若いお巡りさんが自転車で到着。厳密には、僕は一度も触ってもいないので、拾得者ではなくて、あくまで通報者なんだけども、お巡りさんも自分が拾得者ということになるにしても、内容物の確認を立ち会って欲しいという。というわけで、マンションの管理人さん、隣のビルの管理人さんと四人で、内容物の確認。書類やらモバイルバッテリーやらとともに、名刺入れがあり持ち主のものと思われる名刺も複数枚。お財布など金目のものは無かったけど、賞与の明細書の封筒がはいっていて、たぶん持ち主の特定は可能だろう。酔っ払って置いていったというよりは、置き引きでもされて犯人が捨てていったのではないだろうか?いずれにせよ、モヤモヤしていものが一つ解決。
会社で少し仕事をしたあと、お蕎麦の昼食をとって、上野から成田に移動。数日前からのトラブルがどうやら終焉しそうだという報告を聞いて、サンノゼ行きの機内へ。この便は、Wi-Fiサービスがないので、しばしブラックアウト。
機内での夕食がはじまったら、どこからともなくハエが....先々月の日記にも書いたけど、フランクフルト便でもハエが飛んでいた。今回も、CAさんに伝えたら、その後うまく捕獲したという報告がきた。しかし、随分と長いこと飛行機で旅をしているけど、こんなことはいままで無かったのに、ここにきて立て続けにANA便で遭遇。衛生管理とかに問題があるんじゃないのかと勘ぐってしまう。
ほぼ定刻にサンノゼに到着して、まずはアパートにによって荷物をおろす。今回は、完全に休暇モードで、長男と家人も一緒なので、お上りさんよろしくサンフランシスコに出かけて、フィッシャーマンズワーフで昼食。その後、アルカトラスに渡りたかったのだが、予約がとれないので、諦めて湾内クルーズ。サンフランシスコに初めてきてから四半世紀以上経って、はじめてゴールデンゲートブリッジの下をくぐった。
というわけで、朝の不審なカバン騒動、機内の密入国者遭遇で、この長い一日がどうなるかと思ったけど、最後は晴れ渡るカリフェルニアブルーになった。