早朝からなぜか傷がものすごく痛みだした。仕方がないので明け方、痛み止めを飲んで一旦休む。朝食の後も相変わらず痛いので様子を見ながら過ごしていた。看護士さん曰く、気圧が低い時は皆さん痛むんですよとのこと。確かに、骨折した人とかで、曇りの日とか雨の日に痛みを感じると言うのはよく聞くけど、まさか自分がこんなに敏感に感じるとは思っていなかった。
ある意味で、とても高性能な気圧センサーが体に内蔵された感じだ。それでも、お昼過ぎにはなんとか痛みが和らいだ。主治医の先生と話をして、予定通り明日の朝には退院できることになった。退院した後しばらくはリハビリに通うことになる。
まだ本当に狭い範囲だけども、痛みが出るため腕が完全に自分で自由に動かせるわけではない。それでも怪我をしてない方の右腕で支えれば、それなりに可動域は確保できているので助かる。
今日も、いくつかのウェブ会議があって、夕方はリハビリをやり、退院の調整、そんな1日の夕方に、ビックニュースが飛び込んできた。アメリカのクラリベイト・アナリティクスで、AIホスピタルのプログラムディレクターである中村先生が引用栄誉賞に選ばれたと言うニュースだ。
中村先生とは、一昨年から、AIホスピタルのプロジェクトで、サブプログラムディレクターとしてご一緒させていただいている。
僕は、学術系の著名な先生方との付き合いは多く、医学系の先生ともお付き合いはあるが、中村先生のリーダーシップが本当に素晴らしいと、いつも横にいて感心する。
とにもかくにも、中村先生の研究は、いつも患者のためと言う揺るぎない信念があり、何事にも正論でズバッと正面から取り組んでいて、そこには何の疑いもなく、理想を追求する姿が見れる。
本当にちょっとしたことから、同じプロジェクトに参加させていただき、いろんなことを横で見て学んでいるので、そんな身近な先生がこういう素晴らしい賞に選ばれたということは、素直に嬉しいものだ。